1
/
5

入社1年目から挑戦を続けるエンジニアの信念は「ユーザーのために」が主語になるサービスづくり

アプリエンジニア 純 JUN
愛知県名古屋市出身。高知大学で農学を学び、ものづくりの技術を身につけたいという思いから大学卒業後、専門学校に進学。2020年フロントエンドエンジニアとしてソルトワークスに新卒入社。入社2年目にサービスの開発責任者に抜擢され、現在はアプリエンジニアとして活躍しています。入社以来、チャレンジの連続を経験している純にこの2年間の振り返りとそこで得たもの、そして今後についてインタビューしました。

諦めきれなかったものづくりの道。なぜ愛知から北海道へ?

経歴のお話をすると異色に思われることが多いのですが、大学時代は技術畑とはまったく関係のない農学部で蒲鉾の研究をしていました。大学3年の就職活動では営業職を中心にみていました。

そこからなぜいまエンジニアをしているのかという疑問が生まれますよね。

それは、就職活動が本格化して、いよいよ社会人への道が現実味を帯びてきたタイミングで自分はなにをしたかったんだっけ?と改めて見つめ直したことにあります。実は大学受験時、農学部ではなくプロダクトデザイン専攻の学部を目指していて、ものづくりがしたかったんだという思いがずっと頭の片隅にありました。

このまま就職して社会人になれば、きっとものづくりの世界へはいくことできないと思い、就職活動を中断して大学卒業後にWEB系の専門学校に進学しました。そのときはまだエンジニアになろうと決めていたわけではなくて、WEBの技術を修得してからいきたい道にいこうと思っていました。

名古屋出身なので、なぜ札幌にきたの?とよく聞かれますが、理由はソルトワークスという会社で働きたかったからです。
都会に出たい、地元にいたいというこだわりはなくて、とにかく働きたい会社にいこうと思っていたので、勤務地に縛りはありませんでした。働きたい会社が沖縄だったらいまごろ沖縄にいたかもしれません(笑)

ソルトワークスの存在は就活サイトで初めて知り、北海道という自然豊かな大地で、ITとデザインの力で自社サービスをつくっている点にギャップを感じ興味を持ちました。そこから選考を通じてソルトスタッフの温かい人柄や、個性に惹かれ入社を決めました。

入社2年目でプロジェクトリーダーに抜擢。苦戦した日々と支えになった存在

ソルトワークスにはWEBデザインを中心に学んでいたことからフロントエンドエンジニアとして新卒入社をしました。入社1年目の研修期間は、新卒のエンジニアメンバーと共同で社内の経費精算アプリをつくりました。このアプリは現在も社内で活用されています。


社内経費精算アプリ「JOBN(ジョブン)」

繁忙期に入る8月くらいまでは研修期間で、そのあとはぱてぃさん指導のもと、年賀状サービスのフロントエンドを担当していました。

あれよあれよとその年の繁忙期が過ぎた1年目の2月ごろに、ポストカード事業のPL(プロジェクトリーダー)をしないかという打診がありました。自分のなかではこれから手を動かして開発をゴリゴリやっていく予定だったので、各部署との折衝能力を問われるPLという立場を引き受けることに不安がありましたが、入社から浅いタイミングでなかなか経験できることではないしやってみよう!と心に決めました。

PLの業務は2年目の4月から本格的にスタートし、商戦期に向けて6月ごろからバタバタと業務に追われていきました。
来たる商戦期を乗り切るため、念入りにつくったガントチャート通りに業務が進んでいくわけもなく…毎日ひたすらBacklogやSlackと睨めっこしていた気がします。

Zoom、Slack、電話、対面などあらゆる手段で各部署と進捗状況の確認やタスクのすり合わせをしていた繁忙期の真っ最中は「やるといったからにはやり遂げる」という一心だったので、苦戦した具体的なエピソードを頭に留めておく余裕もなく「大変だった」という記憶だけが残っていますね。


入社から現在までの道のりをモチベーショングラフを用いて表現してもらいました

当時を思い返すと、先輩方の存在があったから大変な時期を乗り越えることができたと思います。

開発チームのベアさん、マグさんは僕のことを気にかけてくれて、よくミーティングをしてくれました。初めて経験する業務に疲弊していた僕の様子をみかねて「今が一番踏ん張りどきだから、つらいと思うけど頑張ってほしい」と激励されたことを覚えています。新卒時代に手取り足取り教えてくれたぱてぃさんも温かい声をかけ続けてくれて…先輩方の優しさが沁みましたね。

サービス運営の知見に関しては、サービスディレクターのデミさんと飛雄馬さんに随分支えていただきました。販促の動きでわからないことがあったり、スケジュール調整で困ったりしたときに手を差し伸べてくれました。
本当にたくさんの人に助けていただいて、なんとか大役を乗り切ることができました。

PLを経験したあとは、エンジニアとして技術を磨くためにガリガリ手を動かしていきたいと思っていて、3年目に入ってからは念願だったアプリ開発に集中できるようになりました。現在はつむぐを中心に新機能の搭載を担当しています。


良いサービスをつくるためには「ユーザーのためになっているか」を問うこと

入社するまではエンジニアは手を動かす仕事がほとんどだと思っていましたが、ものをつくることにおいて本質的な部分から携われる機会があるのがソルトの良さだと思います。機能追加の要望が入ったときも、社内で何のために必要な機能なのか、手段より先に目的を考える機会があり、必ず「ユーザーのために」が主語になって話が進みます。

世の中にたくさん存在するWEBサービスの世界でユーザーのことを考えずにものをつくっても廃れていくだけなので、本質的な部分から関わることができてうれしい、というよりはユーザー視点を取り入れた開発はエンジニアとして必要不可欠なスキルだと思っています。


アプリエンジニアとしての独り立ちと新しいサービスの確立を目指す

アプリ開発の実務担当としての経験はまだ充分ではないので、たくさんコードを書いてサービスをつくり、信頼して業務を任せてもらえるよう技術力を上げていきたいです。
サービスや組織の成長という側面では、ここ数年、年賀状事業で順調に成長を遂げています。ただ、その成長も永遠にというわけにはいかないので、年賀状やはがきから離れた新しいサービスを確立して先々安心できるような体制をつくりたいです。

得られる価値は「なぜ」を追求し、本質を捉えたサービス開発ができること

ソルトで得られる価値は「なぜ」を探求し、目的や本質的な価値を考えたうえで開発ができることです。現場に降りてきた作業を淡々とこなすのではなく、一つひとつの業務においてその目的や本質を追求する気概がある人と一緒に働きたいです。
ソルトのサービスは構想段階からエンジニアも関わっていくので、手を動かす(開発)までにステップがあるのも自社サービスならではの動きであり、ソルトで働く面白味のひとつだと思います。

株式会社ソルトワークスでは一緒に働く仲間を募集しています
同じタグの記事
今週のランキング