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職業指導員として働いていたのにまさか本を出版することになるとは・・・。その実態とは。

今回はさら就労塾で職業指導員として働きながら、
「ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本」
と題して、発達障害の特徴に苦しむ社会人のためのビジネススキルのアイデアを紹介した本を執筆した、對馬さんにインタビューを行いました。


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それでは對馬さん。インタビューよろしくお願いいたします。今回の本はざっくりどんな本なのでしょうか。

どうもこんにちわ。對馬です。
今回の本の特徴は・・。Amazonの内容紹介から抜粋してお答えしますと、

【本書の特長】
・発達障害の特徴に苦しむ社会人のためのビジネススキルのアイデアを紹介する本
・発達障害の特徴をカバーする仕事のアイデア(特にPC関係・Excelの自動化など)が満載で、働きづらさが解消できる
・発達障害あるあるの悩み→その原因→具体的な解決アイデアの手順で解説
・PCスキルやメモ・付箋・手帳の使い方など、解決方法に多くのページを割いている
・施設での実例をベースにするので非常に具体的

という内容になっています。

どうやって執筆したんですか?

通常の職業指導の業務の合間に別業務時間をもらいながら執筆活動を行っていたのですが、それがやっぱりなかなかうまく行かなくて・・・。

いよいよ〆切が近づいてこれはやばい!という状況で施設長の内田さんから
「進捗どうですか?」
とお声がけを頂き、正直に現状の進捗の悪さをお話したところ、【内田大号令】により必要最低限以外の業務担当を外していただき、執筆に専念できる環境を頂きました。

同僚の皆さんは笑顔で業務を引き受けて対応してくださいましたが、実のところ企業の求人も活発になる時期で、事業所の仕事量としては正直大変だったと思います。

内田さんや、当時の横浜スタッフの皆様には足を向けて眠れません!!

ちなみに・・・。内容のネタ集めも含め執筆期間は一年弱ほどでしたが、集中して書いた期間は
2ヶ月ほどだったと思います。

執筆活動の中で悩んだことはありましたか?

発達障害へのサポートは本来一人一人で違うもので、問題解決の具体的なやり方を集めたところで果たして役に立つものになるのか・・・、という悩みは常にありました。

ですが、訓練の中で使っている方法や、当事者の人たちが困難の中から編み出した方法を紹介して、その中の一つでも当たりがあれば無駄ではないだろう、と考え直し原稿を書いていました。
ご協力を依頼した訓練生の方々が、惜しみなくご自分の方法を提供してくださったのは大変ありがたかったです。

對馬さんの知識 というより さらぽれの知識 を書いたとのことですが

ネタ集めの呼びかけに直接回答をくださったスタッフはもちろんのこと、訓練中に見た工夫を勝手に
使わせて頂いたスタッフの皆さんにも心よりお礼申し上げます。

私一人では対策どころか、そこに問題があるという発想すらなかったこともたくさんありました。
本当はもっと取材をしたりして、直接ノウハウを頂く時間を取れればよかったのですが、それは次回の第二弾で盛り込んでいくことにします。

ここだけの話組織からオファーがあった時の正直な気持ちは?

正直に言うと怒られてしまうかもしれないのですが、
「これはまた面倒な話が!」
というのが第一でした(笑)

それでは最後に 執筆後の周りの對馬さんに対する反響、反応はいかがでしたか?

スタッフからの「センセイ」「巨匠」ネタは、鉄板になってます。(笑)

両親に伝えたときは「ふーん」といった反応だったのですが、この前帰省したら何冊も山積みで買っていました。親戚に配るそうです。

やはり周りの反応は気になってしまうもので、エゴサーチみたいなこともしているのですが、良いご感想も頂いているとともに、自分の場合は役に立たない、という方もやっぱりいらっしゃいました。
第二弾はそういう方にもヒットする内容を提供できれば良いなと思っています。


對馬さんありがとうございました。第二弾も期待しています。
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