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〜セラピストとしてのやり甲斐〜

入職して早くも3ヶ月目突入。

現在は、クリニック業務、フイットネス業務、訪問リハビリをやっています。
僕は仕事をやる中で一番大切だと思うのは「やり甲斐」を感じる事だと思っています。

入職してすぐに訪問リハビリを担当させていただいた80代女性。初対面の際にはほとんど四つ這いで移動するような方でした。もともと外出もよくされていた方です。
初めの頃は腰部の疼痛が強く運動もあまりできていませんでした。

リハビリを開始して1ヶ月がたった頃、杖を使ってなんとか歩行できるところまで回復してきました。
歩けるようになってきたのでもちろん自分の中では嬉しかったです。
しかし、そこで疑問に思ったのが、今自分でやっている事はPTとして当たり前なことだなと言う事です。
そう感じてからリハビリの介入の仕方を考え直しました。
今までは痛みにばかりフォーカスしていました。もちろんそれが間違っている訳ではないと思います。
でも、正直「やり甲斐」と言うものは感じていませんでした。

そこで考えたのがICF分類にもある「参加」です。痛みが取れたらそれでいいのか、痛みが取れたあとは?もっと本人にも目標があった方が一緒に頑張れるのではないかと思い、リハビリでもちろん治療もしますが「会話」と言うものにフォーカスして介入していくことを心がけました。

介入方法を変えてからその方の昔の話など様々な話を聞くことができて、また昔のように外に出たいと言う言葉を本人の口から聞くことができました。それ以降再び外出できることを目標にリハビリをしていくと今まで以上にその方が生き生きとリハビリに取り組んでくれています。

リハビリ介入してから2ヶ月目にはフリーハンドで歩くレベルまで回復しました。
その際に「先生のおかげです。この調子で私も外出できるように頑張るわ。」と言ってもらえた時に、心の底から「嬉しい」と思いました。

その言葉を聞いてから訪問リハビリに対してのモチベーションが一気に上がりました。

患者様から言われる「ありがとう」の言葉や、「来てくれるだけでも元気がでる」「顔を見れてよかった」と言う言葉を聞くことが出来る事で心の底から「やり甲斐」を感じられます。

待ってくれている患者様がいるだけで頑張れるし、やり甲斐を感じさせていただく分、相手には生きがいを提供していきたいと思います。

まだまだ木塾なPTですが様々な経験をして成長していきたいです。

医療法人社団晴英会では一緒に働く仲間を募集しています
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