田舎者が上京してきて、そろそろ東京に慣れてきたかなと思う瞬間
こんにちは!
SEKAISHAマーケティング担当の笠巻です!
私事ですが、早いもので上京してきてからもうすぐ2年になります。
ぼくは生まれも育ちも島根県でまだまだ田舎臭さが抜けませんが、日々を過ごしているとたまーに、「自分もそろそろ東京に慣れてきたかな?」と思うときがあります。
今回はそんな瞬間をまとめてみました。
路線・駅名を言われたらだいたいどの辺りかわかる
上京してすぐのころは、路線や駅名を言われても全然ピンと来ませんでした。
「下北沢?名前は聞いたことあるけど、どこそれ?」って感じです。
それが今では、「あー下北ね。渋谷からは井の頭線、新宿なら小田急線で行けるよね。練馬区、杉並区あたりからなら、一度吉祥寺に出て井の頭線渋谷方面に乗って行った方が楽かもね。」とそれっぽく話すことができます。
地方や田舎ではそもそも電車に乗る文化がないので、路線とか駅名とかを覚える習慣がありません。それを覚えられただけでちょっと嬉しくなります。
観光名所に行ってもびびらなくなる
上京してすぐのころは、テレビで見たことのあるものを見るとびびっていました。
「すごい!東京タワー初めて見た!」ってキョロキョロしてるのはいつもぼくだけで、それを見て恥ずかしい気持ちになることが多かったです。
でもだんだんと、「ぼくにとっては初めてのことだけど、ずっと住んでる人にとってはこれが当たり前」というこれまた当たり前なことに気がついて、それからは全くびびらなくなりました。
すごいと思っているのは、ぼくの心の中でそう思っているだけだからです。
地方や田舎に住んでいたら、基本的に東京はテレビとかでしか見ることができません。だからなんとなく遠くて手が届きにくい存在のように思っていました。
人の夢を応援できる余裕が出てきた
上京してすぐのころは自分のことで精一杯で、コンクリートジャングルの見慣れない街で、右も左もわからずもがいていました。
同じようにもがいてた人も多いはずなのに、あのときのぼくは全然気づけていませんでした。でも今は、頑張っている人をちゃんと見つけられます。
改札を通りながら方言を残した口調で電話する営業マン
自分の地元の良いところを一生懸命伝えるユーチューバー
カフェにこもり、自分の作品に向き合う作家さん
東京は夢を見られる場所、たしかに夢を持っている人が多くて、自分にも何かできるような、そんな勇気をもらえるようになりました。
地方でくすぶっていたからこそ出てきた思い
路線や駅名を覚えるくらいの小さな成功体験が自信になったり、手が届かないと思っていた存在が手に届くようになっていたり、人の夢を素敵だなと思えたり、こういう変化って小さいけれど大事なことなんじゃないかな?って最近思います。
このさき上京してくる子ども・若者の夢が叶うといいなと思うと同時に、ぼくにできることであれば応援・協力して、一緒に面白いことができたらいいな!と思います。
以上、東京で働く田舎者からでした。
※ちなみにぼくは埼玉県在住です。