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意外と知られていない!語学学校の学生マネージャー留学

こんにちは!

SEKAISHAの笠巻です。

今回はインターンの横山さんに「語学学校の学生マネージャー」についてお話いただきました。

海外の語学学校で学生マネージャーをすると費用を抑えられるだけでなく、さまざまな経験を積むことだできるようです!


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こんにちは!SEKAISHAインターンの横山です!

1年休学、1年就活浪人の大学在籍6年目の学部5年生です!

今年遂に大学を卒業します!

大学生活6年、長かったような短かったような、、、

今回の記事では大学生活を振り返る中で1番濃かった経験「フィリピンでのインターン」について紹介させていただければと思います。

フィリピンに安く留学できる手段の1つとして語学学校で働きながら留学する「学生マネージャー(アシスタント)」としての留学があります。

語学学校で働くことで、1日数コマの授業料、朝昼晩の食費、寮費が免除されるというものです。

フィリピンにある語学学校ではこの学生マネージャー(アシスタント)を採用している学校が沢山あります。

私はこの学生マネージャー(アシスタント)として約1年間働いていました。

学生マネージャー(アシスタント)仕事内容

私が学生マネージャーとして雇われることになった語学学校はフィリピンの北部にあるBaguioという山奥にある観光人経営の語学学校です。

当初、学校のオフィスには韓国人の職員が2人、フィリピン人職員2人、韓国人生徒30名程でした。

学生マネージャーは語学学校内でさまざまな仕事に従事し、経験を積むことができます。

①出席確認

7:00-17:00にかけて9コマの授業があります。

学生マネージャーは1時間に1回授業が始まると同時に生徒が授業を受けているかどうか確認します。

②テスト作成

私の学校では、毎日19:00に単語テストと文法テストが行われていました。

そのために学生マネージャーはテストの準備をしなければなりません。

③毎日行われる小テストの採点

19:30にテストが終了したら、学生マネージャーはテストの採点を行います。

生徒数は多いときで70名、テストの採点には2時間、3時間ほどかかることもありました。

④生徒のピックアップ業務(週1回、2週に1回)

休日にも学校に新しく入ってくる生徒を空港まで迎えに行かなければなりません。

私の働いていた学校は空港からバスで6時間。

空港で学校名の書かれたプラカードを持って、新しく入ってくる生徒を探します。

頼りは生徒の名前の書かれたリストだけ。

それだけを頼りにマニラ空港を走り回るのです。

⑥新入生へのオリエンテーション

新入生が学校に入ってくると、オリエンテーションがあります。

学校のルール、授業の決め方、テストや評価制度についてなど生徒たちに説明します。

⑦生徒対応

これが一番大変です。

1時間に1回は何かがあります。

部屋の水が出なくなってしまった、けがをしてしまった、教科書をなくしてしまった、体調が悪い、などそういった生徒たちへの対応も学生マネージャーが行います。

⑧留学代理店への学校紹介

学校と生徒の仲介人となってくれるのが、留学代理店です。

語学学校に生徒を送ってくれます。

そういった人たちが学校に視察に来た際は、学校紹介を行います。

私の働いていた学校には日本人がいなかったことから、日本の留学代理店が来た際には学校紹介をしていました。

⑨イベントの企画、運営

月に1回行われる学校のイベントでは学校の講師陣と協力し、アクティビティを考えます。

クイズやゲームを考えたり、ケータリングを注文したりなどの準備も学生マネージャーが行います。

朝は7時に起床し、仕事が終わるのは22:00.

仕事を始めて3カ月目までは、朝7:00AMに起床し3:00AMに寝るような生活をしていました。

学生マネージャーをしていて大変だったこと

①学校と生徒、学校と講師、生徒と講師の挟み撃ちに合う

学生マネージャーとして働いていて、1番大変だったことは人間関係でした。

学生マネージャーは学校の職員です。

時には、講師、生徒に対し厳しく接する必要があります。

しかし、講師や生徒と毎日接するうちに仲良くなります。

そういった中で、自分が一体誰のために働いているのかが分からなくなることがあります。

②休みという休みがない

仕事内容にも書いたように、平日休日、昼夜問わず生徒から連絡が入ります。

休みの日に外出していても、学校に呼び戻されることもありましたし、夜中に起こされることもあります。

学生マネージャーをやって良かったこと

①生徒の頃よりも多くの講師、生徒と関わることができる

私は語学学校で生徒として留学していたこともありますが、生徒の時に比べて関わる人は自然と増えます。学生マネージャーになると話したことのない生徒はいなかったです。出席確認を毎日行ったり、生徒対応を行う中で学校の生徒、講師全員と関わります。

沢山の人と知り合うことができ、英語を話さなければならない状況に置かれるので、自然と繋がりが増え、スピーキング、リスニング能力の向上にも繋がりました。

②生徒としてでは経験できないことを経験できる

1つ目に英語を実践的に使うことができることができます。学校の修理を行うために業者を電話で呼んだり、生徒をVISAの申請や病院に連れていったり、学校で起こるトラブルなどに対応しなければならないことでただ英語を学ぶだけでなく、使う機会に恵まれました。

2つ目は、学校の職員という立場を利用して、アクティビティやイベントの企画、運営や学校授業の改善を行うことができます。生徒たちと一緒に新しいクラスを創ったり、外部からトレーナーを呼んでエクササイズのイベントを行ったりすることもできました。

まとめ

コストを抑えて留学できるという面で「学生マネージャー(アシスタント)としての留学」はお勧めですが、語学力向上や色々な経験を積むことができるといった面でも学生マネージャーとしての留学はお勧めです。

働かなければならない期間はだいたい「6ヵ月以上~」のため、大学生は学校を休学する必要があるかもしれませんが、私にとっては休学する価値ある経験になったと感じています。

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