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先輩社員紹介 アートディレクター編

【先輩社員紹介】アートディレクター編

今回は【アートディレクター】の上野さんにさまざまな質問をしながら、仕事の魅力ややりがいなどについて追っていきます。
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Q.あなたの仕事内容と役割は?

A.今の世の中はインターネットで手軽に情報は集められる反面、大切なところが欠けているものが多くあります。その中でも作り手の想い、質感といったリアルな情報は実際に見て触って、時には味わってみないと分かりません。うわべだけの情報ではなく、体験することで知らなかった良さを発見したり、アピールポイントを提案できます。そこで得られた情報を伝えることができればグッと厚みが増して質も上がりますよね。情報が足りない時、どうしても良いアイデアがでない時などは外へ出ます。気分転換にもなり、狭かった視野が一気に広がって気付けなかったことにたどり着くことも多くあります。時々、商品に使用するイラストや水彩画などを描くことがあります。そのとき、ラフスケッチの段階でもリアルな情報が活かされたなと思うことがありましたね。なので「伝えること」に尽きると思います。


Q.職場の雰囲気と好きなところは?

A.なかなか良いデザインができない時は、先輩にアドバイスを求めることがあります。それまで自分に無かった発想や、違った視点での意見にハッとさせられることがあります。お互いに良いものを創ろうという高いモチベーションが、自然と協力しようという行動につながっているんでしょうね。


Q.仕事の中でのエピソードはありますか?

A.ある商品のPRツール制作プレゼンのときのお話しです。当初写真を掲載する部分に、説明のためスケッチを描いていました。お客様はそのスケッチを見て「写真もいいが、このほうが伝わるのでは」と気に入ってくださり、ほぼそのままのスケッチが掲載されました。そんな答えが返ってくるとは予想してなかったので驚きましたが、同時に嬉しさとやりがいを感じましたね。今でもその時の感情は、忘れられません。今思えば本当に大事な経験でしたね。「伝えること」を日頃から意識して「見る」「体験する」「感じる」ことはその先にあるより確かな表現につながるとても大事なことです。「ひとへ伝えるためには、まず自分が知る」を普段から自然に実践していますが、大事なことだと実感しましたね。


Q.今後の目標や、夢はなんですか?

A.会社全体をデザインしたいですね。よく耳にするブランディングです。まだまだ力不足な点が多くあり、一人の力では困難です。チャレンジするということも含めてやってみたいです。


Q.お休みは何をして過ごしていますか?

A.仕事をするうちに興味を持った分野や、身につけたい知識などのために読書は欠かせませんね。たくさん読んでいる方には及びませんが、コツコツと。あと、自然とふれあうことも兼ねて友人とキャンプに行きます。道具を揃えることから始まり、場所の決定や作る料理などアウトドアを満喫できますよ。


Q.就活中の皆さんにアドバイスを。

A.就活は大変ですよね。なかなか決まらないと焦りや疲れも出てきます。活動の中で発見することや経験したこのないことなどを、視点を変えて楽しんで挑むという意識に変えると、また違った活動になって次に活かされるかもしれませんね。自身のアイデアや想像したものを具現化し、提案できる能力はいつの時代でも必要とされています。仕事やプライベートでいろいろな発見をし、経験を積んでたくさんの素晴らしい作品を世に送り出しましょう!


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