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リモート全社会議でビジョン共有しました。

こんにちは、シンプルメーカーの市川です。

先日全社会議をオンラインで行いました。
全員リモートワークの当社ですが、年に2回ほど全国から東京に集まって食事会を開催しています。
今年は年始に1回開催しましたが、2回目はコロナウィルスの影響で開催が難しいと思いました。
そこでオンラインで開催することにしました。(食事はしませんが)

ビジョン共有

定期的にnoteやwantedly上で自分の考えを書いているのですが、必ずしも全従業員が読んでくれているとは限りません。

やはり自分の声でビジョンや経営方針を全員に伝える機会を持つのは大切だと思いました。

普段業務の話ばかりになってしまい、なぜこの会社をやっているのか?という大事なことが伝わっていないと思いました。

今はコロナ禍で当社も世の中もみんな大変なときです。

そんな大変なときだからこそ、なぜやるのか?という原点をしっかり伝えることが、今後も事業を継続していく上では大切なことです。

「世界を変える」

と伝えたとき、あまりにも業務とかけ離れているので、もしかしたらびっくりされるのではないだろうかと少し不安でしたが、それでも自分自身はこの視野で経営しているということは知ってほしいと思いました。

今の世界の流れ
・格差が広がる世界(貧困が貧困を生む負の連鎖)
・セルフィッシュな世界(自国ファースト、個の時代)
・差別や偏見のある世界

こういった今の世界の流れを変えたいんだと伝えました上で、我々が目指すべき世界を示しました。

目指す世界
・心が豊かに暮らせる世界
・愛と感謝に溢れた世界
・人々が支え合う世界

では、どうやって実現するのか?

まずは当社の中に理想の世界、在り方を作ります。そして、それを参考にしてくれたり、賛同してくれる企業が増えて、世界に広げていけば、理想の世界を作ることも実現できるのではないかと考えています。

世界中の人々の心が疲弊するなかで、本当に人を幸せにする経営を体現していけば、世界は変えられると信じています。

組織経営で大切にしていることは関係の質

私は会社の従業員、チームメンバーとの関係の質を重視しています。なぜ重視しているのかを知っていただけると私がディスカッションの場を設けたり、ひとりひとりと時間を使ってOne on Oneミーティングをすることの意図を知ってほしいと思いました。

ダニエル・キムの成功の循環

私が実践しているのは、マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱した「成功循環モデル」です。
バットサイクルは、「結果の質」から入ります。なぜこういった結果になったのか?なぜ業績が悪いのか?なぜ今回のプロジェクトが失敗したのか?から入ってしまうと、次に誰の責任?あの人がしっかりしていなかったから悪いのではないか?など責任論になります(関係の質)。
そして、責任を負いたくないという消極的な思考(思考の質)になり、それが消極的な行動や発言に繋がります(行動の質)。誰もが積極的に動かないため、結果はどんどん悪くなります(結果の質に戻る)。

では、グッドサイクルではどうでしょうか?
お互いがお互いを尊重し合います(関係の質)。皆が積極的にチームのために何かしようと考えます(思考の質)。そして、それが積極的な行動に繋がります(行動の質)。その行動が良い結果を生みます(結果の質)。

グループで意見交換

オンライン会議ツールのzoomには、ブレイクアウトルームという個別のグループに分けてオンライン会議を一時的に行える部屋を作ることができます。
今回19名が参加したため、4部屋程度に部屋を分けて、グループで意見交換してもらいました。

何を話していいのか戸惑っている方も多かったようですが、普段話さない人と話す機会になったり、今回はカメラONで参加してもらったため、初めて顔を合わせる方もいました。

従業員の9割が子育てしているため、開催時間を1時間と短い時間でやりました
今後は毎月開催して、私の考えを直接話したり、各自の交流の場にしていきたいと考えています。

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