SKYDISCの海外展開ってどんなことしてるの?〔役員インタビュー〕


少子高齢化による労働力人口の減少と生産性向上が求められる日本の社会課題を、
IoT×AIで解決することを目指し、スマートファクトリー化推進に貢献しているSKYDISCですが、
解決しているのは日本の社会課題のみではありません。
現在、積極的に海外展開をしており、
主に東南アジアでのスマートファクトリー化も推進しております。
本日はそんな海外展開の中でも特に注力しているタイでの事業活動についてご紹介します。
実際に現地へ足を運んでいる代表の橋本と海外戦略室長の末永にインタビューを行いましたので、
彼らの生の声をもとに記事を執筆しました。


▼一歩踏み出すことが大きなチャンスへと繋がった


まず気になるのはいつからタイとの関わりを持つようになったのかということ。
それを伺ってみると、1歩踏み出すことが想像を超える展開となったことがわかりました。

橋本「1年前です。ある大手メーカー様がタイでIoT・AIの事業展開をしたいとおっしゃっており、
そこからタイでのビジネスが始まりました。そうして案件を進めていると、タイの大使館や行政の方の目にその様子が止まったようで、お声がかかり、今年の2月に福岡でソムキット副首相とお会いし、単独会談をしました。一歩踏み出してみると、こんなに大きなチャンスを得ることができるのだと驚くとともに、その大切さに気づくことができました。」


こちらが2月に橋本がソムキット副首相とお会いしたときの写真です。


会談では、弊社のIoT/AI技術がタイの新戦略"Thailand4.0"に不可欠であることや、タイの重点産業のIoT/AI化に関する啓蒙活動の重要性など、タイと弊社とのパートナーシップについて話し合われました。
この日の詳しい様子については、こちらをご覧ください。

▼ベンチャーの活気を強く感じた


さて、橋本と末永のお二人は直近の5/30にタイを訪問していましたが、そのときはどのような目的があったのでしょうか。

橋本「タイ進出にあたって、どういう形態が良いかを探しており、その中でも今回は大学との共同研究の可能性を探りに行きました。ここでの共同研究とは、大学と現地企業と我々という3社間での共同研究を指します。」
末永「その日はタイのスタートアップインキュベーション施設の見学もしました。20階建ての建物にベンチャー企業だけでなく、タイを代表する大企業も入っている施設です。そこでは、日本よりも数段上のベンチャーの活気を強く感じました。」


5/30の訪問時にお会いした大学の助教授との一枚


タイ政府は"中所得国の罠"を脱するためスタートアップの促進策を講じており、そのためにイノベーションを促進し、生産性を高めるなど、経済の高付加価値化を進める必要があると認識しているそうなのです。そうすることで、タイをASEANのスタートアップハブにすることを目標に掲げています。
2人が感じた強い活気はそういった理由からなのではないでしょうか。


▼日本とは発想が違うものの、同じソリューションが求められている


タイではベンチャーの活気が日本よりもすごいということですが、そんなタイと日本ではビジネスにおいてはどんなところに違いがあるのでしょうか。

末永「AIに対する認識や必要度合が違います。東南アジアは賃金が安いため、人的リソースでなんとかしようとする傾向が未だにあり、そこの発想が根本的に違います。ですが、そういった環境下でのソリューションの提案が求められています。」


海外戦略室長の末永義彦
堪能な英語と中国語、そして営業トークを武器に積極的に海外出張へ行く傍ら、2児の父としても奮闘中。


なぜそのような発想があるタイへ弊社のソリューションが必要なのでしょうか。

橋本「モノづくりをしている製造業において、品質の高さ、納期の速さに生産現場の意識が向いているからです。昔は安くて悪いモノで良かったのですが、今は安くて高品質なモノが求められるようになっています。また、賃金が安いとはいえ、タイはASEAN地域の中では人件費が高いため、コストを削減したい想いも芽生えてきています。それに、人頼りだとどうしてもヒューマンエラーも出てしまいますから、それを防ぐこともしていきたいです。」


人件費に関して、
厚生労働省の調査結果では、2008円東京の最低賃金が日給換算で6128円に対して、10年後の2017年が7664円と約1.25倍に上昇しています。
一方で、PERSONALCONSULTANTの調査結果によると、2008年バンコクの最低賃金は194バーツに対して10年後の2017年は310バーツ、約1.59倍に上昇しているのです。
また、タイの出生率は年々低下の一路をたどっています
こうした調査結果からも、タイの製造業に弊社のソリューションを提供することの重要性を感じます。



▼2つの使命感


代表の橋本司
日々、社員と共に海外展開の戦略を練り、それを手にして海外での案件獲得に励む。


では、タイでビジネスをするにあたり、お二人はどんな使命感を持っているのでしょうか。

橋本「わたしたちが持っている使命感は2つあります。1つ目は、日本でAIビジネスをやっている経験から、"タイのAI人材の底上げをする"という使命感です。大学と共同研究をしているのもそういった目的があるからです。大学と連携して、AI人材の教育をしていきたいです。2つ目は、『品質を向上させたい、生産性を高めたい』という"お客様の気持ちに寄り添って、二人三脚でAIビジネスを行っているのはSKYDISCだけだ"という使命感です。そういうビジネスって楽しいですよね。」


日本で"AI/IoTといえばSKYDISC"というイメージを持っていただけるお客様も増えてきた中で、同時並行的に、タイにおいても着実に、かつ短期間でビジネスを進めることで、そのイメージを根付かせられるのではないでしょうか。



▼これまでの資産を再利用し、人的ネットワークを構築する


そうやってビジネスを進めている中で、やはり難しいこともあるとのこと。
それは一体なんなのでしょうか。

橋本「人的ネットワークを構築できていないことです。」

miduki「人的ネットワークといえば、福岡のスタートアップ界隈では、横のつながりが非常に強いですよね。そういうつながりのことなのでしょうか?」

橋本「福岡の人的ネットワークとは違います。福岡では、ビジネス色もあるが、どちらかというと情報共有をしたい気持ちが先にあります。つまり、コミュニティ文化・情報共有文化が強いんですよね。タイで我々が欲するネットワークはビジネスに関することです。」

miduki「なるほど。一口に人的ネットワークといっても、ネットワークの種類に大きな違いがあるのですね。では、そんな課題をどう乗り越えようとしているのでしょうか?」

橋本「昔から、タイへ進出している日系企業は数多くあるため、そこで築かれてきた資産を再利用しています。そういった資産は、人的ネットワークを持っていないベンチャー企業がタイへ進出するきっかけにもなっています。」


そうなんです。
ジェトロの調査結果によると、昨年9月の時点で、
約5500社もの日系企業がタイへ進出していることが明らかになっています。
タイには日系企業が多いからこそ、ビジネスを進めやすいという利点もあるようです。


▼意思決定の速さがSKYDISCとの相性を良くしている


ところで、タイでビジネスを行った結果、日本にはどんなことを還元する予定なのでしょうか。

橋本「AIビジネスでのフェーズは"1.種まき 2.検証 3.導入"の3段階あるのですが、種まきと導入は日本でもタイでも良いんです。ただ、検証はタイで行いたいと考えています。検証は早いサイクルで回したいと思っており、その点タイではビジネスを前に進めるには判断を速くするという思想を色濃く持っているため、スピード感が我々ベンチャー企業と非常に相性が良いからです。そうしてタイで検証したものをタイでそのまま導入するのももちろんですが、日本に逆輸入できると良いなと思っています。」


スピード感に関しては、先述のスタートアップインキュベーション施設に訪問したその日に、
「入居申し込みをしませんか?」という案内メールが来たそうです。
"その場その時で決定"という思想があるようですね。


▼多国籍なSKYDISCメンバー


海外展開に必要な人材は社内に揃っているのでしょうか。

末永「揃っています。現在、社員全体で見ると35人中5人(7人に1人!)が外国人で、国籍も中国、フランス、スリランカと多様な人材が揃っており、海外案件にも柔軟に対応することができます。私は英語と中国語を話しますし、ビジネス開発部の小寺はタイ語を話せますので、日本のメンバーも語学は堪能です。」

中国、フランス、スリランカからジョインしたメンバーは皆エンジニアですが、
エンジニアもお客様の元へ同行するSKYDISCですから、
今後海外で本格的に技術に関する話をする際にはキーパーソンとなりそうです。


▼相手のことをよく知り、信頼関係を築いていく


それでは、語学力以外の点で、海外展開を成功させる人材とはどのような人材なのでしょうか。



末永「これは日本人同士のコミュニケーションにおいてもそうなのですが、相手のことをよく知ることができる人ではないでしょうか。特に国が違うと、持っている前提やフィルターが異なることや自分の常識が相手の常識とは限らないことって多いですよね。ですから、相手の言っていることを正しく知る姿勢を持つことが大事だと思っています。」
橋本「私はユーモアのある人だと考えています。会話の入り口として、お互いに話せるきっかけが必要ですよね。末永のように会話の中にユーモアを織り交ぜて話せる人は、信頼関係も上手く築けているなと思います。」


海外でビジネスをする際には、スキルよりもこのようなマインドセットが重要となるようです。


▼海外展開にジョインしてくれるメンバー大募集!


それでは、最後にWantedlyをご覧の皆さんへメッセージをお願いします。

橋本「本格的に海外展開を始動させてから間もないため、まだまだ積極的に入れるポジションがあります。興味のある方はSKYDISCへのジョインをお待ちしています。あなたの手で東南アジアを活性化させていきましょう!




以上、タイでの事業活動の様子をインターン生のmidukiがお届けしました!

株式会社スカイディスク's job postings
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