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「コンテンツ体験と広告体験は同じであるべき」スマニューが目指す三方良しの広告とは?

目指すはユーザー・媒体・広告主 三方良しの広告

ブランド広告責任者をしている、菅原です。

スマートニュースには「コンテンツ体験と広告体験は同じであるべき」という思考が全社的にあります。「SmartNewsのユーザーにとって良い体験をしてもらおう」という意識が統一されてて、何に対してでも、みんなで話して決めます。結論は一つしかでないとしても、そこに行き着くまでに、他の部署も含めて納得感を持って進めたいという意識があります。

弊社では、どの部署もSlackで全てのやりとりを開示しています。そうすると、そこにどんどんツッコミが来る。広告についても、入稿の時点でもツッコミが入ったりします。アルバイトとか、他部署だとか関係なく意見が飛び込んでくるんです。

適切でない広告を出してお金を頂戴することで、ユーザーが離れてしまうと、全員にとって良くない状況になってしまいます。SmartNews全体が良くなるバランスをとって、広告審査基準や露出場所を細かく決定しています。

おかげさまでSmartNewsも業界内で話題となっていて、新規出稿も多いです。そして、ここからが正念場。これから一つ一つのクライアントと長く付き合えるようなアプリにしていきたいと考えています。インターネット広告は、掛け捨てでの出稿になりがちです。これからはTVのように継続して付き合っていただける媒体に育てていきたいと思います。

これからのネット広告は「ネイティブ」がキーワードになる

未来のネット広告は「ネイティブ」がキーワードになってきます。この枠は広告だ、と固定になると、自然と視線や意識から外れてしまう。SmartNewsでは、コンテンツと広告が共存出来る枠の開発をどんどん進めていく予定です。広告自体も、よりパーソナライズ化していきたいです。機械学習のスペシャリストもチームにいるので、「読んだ記事によって、そのユーザーが何を必要としているのか」を分析して出す技術もどんどん進化させていきます。もちろん、エンジニアの技術に頼る部分が大きいので、営業担当者も開発サイドと話す時間を積極的にとっています。

スマートニュースに入社して9ヶ月経って感じていること

1プロダクト1チームの会社で働くのが初めてでした。通常の会社は、手広くいろんなサービスを作っていますよね。SmartNewsという一つのアプリについて、いろんな領域のプロフェッショナルが集まっているのが凄いと思います。おかげでみんな、一緒の方向を向きやすいし、向いている。各チームの進捗を、ランチの時に社長から共有するシーンもあります。

普通の会社だと、事業部ごとの目標になり、共通の目標は売り上げ利益になりがちです。僕らは、「SmartNewsをよくするには」というところに集中できるのが強み。60人という小さい会社に見えるけど、一つのプロダクトチーム・事業部だと考えると巨大組織です。だからこそ、余裕があるし、他の部署の人にも関心を持てる。採用についても、みんなが責任感を持っています。約7割が社員紹介経由での入社です。そんな訳で、私もここで採用のお話をさせてください。

営業担当者の評価基準とは?

今の所、営業チームには個人ノルマはありません。自分がやった仕事、ではなく、努力も「チームの仕事」として捉えられる人と働きたいです。Slackの回転率の速さとか会話量とか、誰かが拾ってくれる速度はどの会社よりも早いと思います。やりとりの透明化だけでなく、全てがドキュメント文化で、Qiitaに積極的にアップするメンバーばかりです。個人で知識を出し惜しみしないで、チームへの貢献意識が高い人が多いですね。

難しい制限がある中で、数字を分解して達成していく力を評価しています。CTRを上げれば売り上げが上がるのか? それとも、CPAを下げれば良いのか? 等、様々な角度から考えることが必要です。目標に到達するためには、単に根性論で数字を積み上げるいう話ではありません。「どういう効果を出すとどういう広告主が喜んでくれて、結果的に出稿を継続いただけるか」「クライアントが、僕らの広告商品のどこを魅力的だと思ってくれて、新規出稿してくれるのか」ということを本気で考えているのが広告チームの良さです。常にクライアントのKPIや満足度を考えて行動が出来ているところが素晴らしいな、と思っています。スマートニュースには、全員に読者目線があるのが強みです。

「広告自体がユーザーにとって重要な情報である」というのが大事です。ためにならない広告には、出したくないと考えています。その考え方があるからか、実際に出稿いただいたクライアントからは「SmartNewsの広告は効果が高い」という評価をいただいています。

読者目線で考えた、良いクリエイティブであればユーザーのためにもなる。村上春樹さんの新作『騎士団長殺し』発売日に展開した全面広告はかなり挑戦的でしたが、実際に売り上げに繋がっています。広告がコンテンツそのものになることを目指しています。

スマートニュースの社内環境について

大企業とは全然違うと思います。営業って、通常は契約書周りなど地味な仕事も多いんですが、形式ばった手続きや、社内稟議でくたびれることがないですね。法務チームや経理も積極的に対応してくれるし、コーポレート部門もプロフェッショナル。相互リスペクトの風土があり、外資系企業みたいな感じです。おかげで、リラックスして働ける環境が整っています。もちろんお客様への礼儀はしっかり持っているけれど、オフィスにいる日も多いので服装もカジュアル。営業も、会社にいる時間ではなくて、結果が全てです。会社にいないからといって「何やってるんだ」とか、そういうのは一切ありません。

私が所属するブランド広告チームは、現在は3人体制ですが、今年度中には10人規模にする予定です。売って終わりではなく、その後のフォローがしっかりと出来る人。きっちりと数字を追えて、やるべきことが自分で見つけられる人にスマートニュースという舞台で挑戦して欲しいと思っています。

スマートニュースでは、広告営業担当者を募集しています

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