1
/
5

世界中のビジネスと技術をつなぐ、ハブになる。

主にコンシューマ領域で、通信事業以外の将来の収益源となる新規ビジネスや出資案件の検討、事業推進を行うチームを率いる金子のインタビューをご紹介します!

<SoftBank “Change the World” Story #2>

金子雄喜 プロダクト&マーケティング統括 新規事業開発室 事業開発統括部 事業開発部 部長

前職は人材紹介会社に勤めていました。法人営業を担当後、事業企画部に異動して主に財務面の管理を任されていました。そして、2008年に、成長企業の経営企画に携わりたいとジョインしたのがソフトバンクです。そこから約9年に渡って、モバイル事業の経営企画部に在籍していましたが、新たな事業の柱をつくることに興味を持ち、新規事業開発室に移ってきました。

私がマネジメントを担当している事業開発部は、モバイル通信や固定通信とは別のB to Cの新サービスをつくる部署で、2017年6月に新設されました。①VR/AR領域 ②事業推進領域 ③オープンイノベーション領域 の3つのグループで構成されています。

「①VR/AR領域」では、法人向けサービスが先に立ち上がりました。たとえば、JR東日本には、車両の点検・整備作業で起こりうる事故を、VRで疑似体験できるプログラムを提供しています。ここで生み出した技術や、ビジネス上の成果をコンシューマ向けに展開することを視野に入れ、新たなサービスを生み出しています。

「②事業推進領域」では、調査から企画提案、開発、リリース、サポートまでを行っています。その中の一つの例としてヘルスケア関連のビジネスも行っており、生活習慣アンケートや遺伝子検査の結果を元に健康を管理する「パーソナルカラダサポート」というスマホアプリを運営しています。このサービスに留まらず、ヘルスケアとテクノロジーを融合させた新しいサービスを開発し、外部企業との連携を検討しています。

そして、「③オープンイノベーション」ですが、ソフトバンクという企業が持つポテンシャルを最大限に発揮できる領域だと考えています。掲げているミッションは、国内外の企業との協業を通じて、イノベーションを起こすこと。自分たちで協業先を探すのに加え、世界中からエントリーを募る「SoftBank Innovation Program」を通じて、新たなパートナーを発掘しています。日本以外にもアジア、アメリカ、欧州などから多数のエントリーをいただいています。また先日、ラスベガスで開催されたCES(世界最大のコンシューマエレクトロニクスの展示会)を訪れたのですが、そこでも多くの企業とコミュニケーションをとってきました。通信だけではなく、ITに関わるほぼ全ての領域をカバーしているソフトバンクは、世界中のあらゆる企業とコラボレーションできる可能性を秘めています。「社外と社内のハブになること」が、新規事業開発室の大きな役割なのです。世界中の技術やサービスにここまで多くアクセスできるのは、少なくとも日本国内において他にない環境だと思います。

いま、事業開発部のメンバーは約20名です。①VR/AR領域 ②事業推進領域 ③オープンイノベーション それぞれのグループに7〜8名が在籍しています。メンバーの前職は、営業、エンジニア、経営企画など、多岐にわたっているのが特徴。事業のシーズを見つけてくるのが得意な人もいれば、オーナーシップを持って事業の成長に心血を注いでいる人もいる。それぞれのメンバーの強みを活かすことが、イノベーションを起こす前提だと私は考えています。その上で、とにかく多くのトライを重ねていくことが大切です。「サービスを出さない限り、成功も失敗も生まれない」。そうメンバーには伝えています。世に出すことにはこだわっていきたい。成功することによって、ユーザーに新しい喜びを提供できるし、失敗することによっても、メンバー自身が学び強くなっていく。答えの無い新規事業に携わる面白さは、ここにあると思います。

私自身の想いとしては、トライの数を増やしていくために、より多くの人に事業開発部にジョインしていただき、もっともっと攻めていきたい。事業の立ち上げ経験はなくても構いません。自らミッションを掲げてやり切った経験や、社内外で色々なプレイヤーを巻きこんだ経験があれば、ここで活躍いただける可能性は十分にあると思います。技術も人材もビジネススキームも、そして海外の企業からの信頼も、今のソフトバンクにはあるでしょう。ただし、これらのアセットを、独自の文脈でつなぎ合わせてサービスをつくれる人が、まだまだ足りません。新たにジョインするスタッフの可能性と、ソフトバンクの可能性。この2つが交わった先に、きっと新しい未来があるはずです。

ソフトバンク株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
5 いいね!
5 いいね!
今週のランキング