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インターン生が語る自分の価値が生きる場所って?

eftaxではどんな人がどんな風に働いてる?それが具体例で分かるコンテンツとして、eftaxが運営するコミュニティ「SOLEIL DATA DOJO」Webサイトではインタビュー記事を掲載しています。Wantedlyストーリーでもその一部をお届け。今回事業会社の受託案件にも取り組んでいるインターンシップ生・磯野に話を聞きました。


eftaxインタビュー インターンシップ生・磯野 凌輔


インターンシップ参加の経緯

大学の友人の紹介がキッカケです。彼の天文サークルの先輩がeftaxでインターンをしており、話を聞いてみないかと誘われたんです。当初は僕自身世界が狭く、意識もそれほど高くありませんでした。自分の成長の為に経験を積もうという気概も特段無く……。友人3人連れ立って「とりあえずお話を聞きに行くか」といった軽い気持ちで大阪オフィスに伺いました。

すると、凄くレベルの高そうな人がよく分からない単語を喋っていて、僕が本当にこんなところに参加していいのかと恐れおののいた記憶があります。代表の中井とインターンシップの先輩に内容をご説明いただいたのですが、分からない用語も多く当時の自分とのレベルの差を感じたのです。

しかしお話を伺う中で、大学で勉強中だったプログラミングでお金が稼げるんだという視点を得たことは参加への大きな意欲になりました。多くの仕事では、時間をお金に換えます。対してeftaxの仕事は、自分のスキルや価値をお金に換えることができるんです。

内容には惹かれたものの果たして自分でもできるのか、話を聞き終えた時点では迷いがありました。一緒に話を聞いた友人とも帰り道や大学で色々話しましたね。
そこで不安を理由にして、インターンシップの紹介をお断りする選択肢もありました。でも、「飛び込んでみないと分からないかな。」「足を引っ張ってしまうかもしれない不安もあるけれど、レベルの高い方ばかりなのできっと僕たちの能力を引き上げてくれる。」と思えたんです。「せっかくの機会だし、とりあえず飛び込んでみよう。」と心を固め、結局3人揃って参加をしました。


eftaxってこんな会社

不安がありながらも実際に始めてみると、僕のレベルに合わせてお仕事を振ってくださり、ためらわずに質問できる環境で、知らぬ間にかなり成長したように感じます。

頭ごなしに喋るのではなく僕の意見を尊重して、その考えが正しいかどうかも真剣に考えてくださるんです。対等に議論してもらえる安心感があるので、できないことも素直に言えます。自分の考えが蔑ろにされず、すぐに反映して確かめられる。そう思える雰囲気の中で、議論を深めることができました。

僕のスキル向上に応じて昇給していくシステムも、モチベーションアップにつながりました。成果物を提出した際の時給や企業案件に取り組んでからの報酬額など見える形でも評価をいただき、自分の努力やスキルが認められているんだと達成感を得られたんです。お金というよりは「自分のやっていることってこんなに価値があるんだな」という発見に喜びを感じました。まだまだ研究が主軸なので先の話ですが、自分が就活して入るならこういう企業がいいなと思っているくらい働きやすいですね。


働きやすさの理由って?

まずは先ほどもお話ししたeftaxにいる「人」が素晴らしいということ。あとは、「リモート」で働ける点も大きいですね。時間給といっても、自己申告なんです。もちろんタスクに期限はあるんですが、働く時間は固定されていないので自分のペースで進めることができます。新幹線の中や大学の空きコマ等のちょっとした隙間時間にやることもあります。いつでもできるのはかなり大きいです。


仕事のステップ

最初に取り組んだのは、一冊の本を読んで教材を作るというPythonの勉強を兼ねた仕事でした。機械学習の理論と同時にPythonを勉強できる『ゼロから作るDeep Learning──Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装』という本です。

大学でC言語を学んでいたこともあり、教材作りを通してある程度Pythonを書けるようになりました。インターンシップで習得したPythonは、今では大学の研究にも使っています。でき上がった教材を提出した際に「思ったより良いものが届いてびっくりしています」と言葉にして評価いただき嬉しかったですね。

その後はすぐに企業案件に。社内でプロジェクトの参加者を募っていて、自ら立候補しました。僕は機会を与えられた仕事は、とりあえず取ろうと考えていたんです。実はその時大学の実験で結構忙しかったのですが、忙しいことを言い訳にしていたら一生できないなと。そのプロジェクトは今も継続して取り組んでいます。それ以外にも、ちょこちょこ他の企業案件も経験しました。中には、メンターがついてはくださるもののインターンシップ生の同期たちがメインとなって行ったプロジェクトもあり、「自分でどうにかする」というメンタルを鍛えられた気がします。


現在取り組むプロジェクト

とある装置のシミュレーションデータを分析して異常の原因を推定するタスクです。守秘義務の関係もあり詳しくはお話しできないのですが、かれこれ一年以上取り組んでいます。

プログラミングだけでなく、クライアントと打ち合わせをし、コンサルティングもしますし、要件定義やアプリケーション化を見据えたデータの受け渡しも担当の範囲です。

このタスクへのアプローチの一つとして使っているのが、「動的時間伸縮法/DTW(Dynamic Time Warping)」という手法です。DTWは大学の授業にも出てきたので、自分の勉強がこういった形で活かされるんだなと実感することもできました。


難しさとブレイクスルーのポイント

解決の糸口を見つけるまでが一番難しさを感じます。手探りで先が見えないのでもどかしいです。eftaxのメンバーと話したり、実際にデータを触ってグラフにしてみたりする中で、クリアになることが多いですね。問題がはっきりしたら自分の考えが図的につながっていくので楽しいです。

楽しさとやり甲斐

考えたりプログラミングしたりするのは苦じゃないですね。頭を捻って面白い発想が生まれたら達成感があります。このアプローチでいけるんじゃないかなという糸口が見えたら、後はコードを考えて実装するだけ。書くときは無心で、考える時間が一番楽しいです。


eftaxで身についてきていること

企業案件では、自分が作った成果物を自らクライアントに報告しなければなりません。従ってプログラミングの技術はもちろんですが、何よりも人に自分の考えを述べ議論するというスキルがまだまだ未熟ながらも身に付きました。

大学の学部での勉強をしていると、専門知識やプログラミング能力にしか焦点が当たりません。しかし実務ではそれらと同等もしくはそれ以上に人に、自分の意見を述べ議論する能力は重要だということに気が付きました。どれだけ自分が知識とスキルがあっても、その凄さをわかってもらえないと価値は有っても意味が無いんだなと。どう見せるかに意識を向けたことで、大学の研究にも良い影響が出ています。インターンシップの効果を最も実感する場が、実は学業なんです。「実験レポートの見せ方が上手くなったな」「いい発表できてるよな」と自分自身で思えています。


学業との両立

大阪大学の基礎工学部システム科学科というところで、システム制御や情報理論、信号処理などの勉強をしてきました。学部で勉強したことの応用先としては、ロボットや人工知能などがよく挙げられます。現在は、画像処理を専門に勉強・研究しています。

インターンシップでは大学の研究との両立だけでなく、大学院入学試験の際にも業務量を柔軟に調整してくださりました。インターンシップを通してスケジュール管理が身に付き、半年前から伝えておく等の調整ができていたこともあると思います。ありがたいことに大学院へ進学してからも引き続きeftaxでインターンシップをさせていただくことになっています。


eftaxでインターンするメリット

何と言っても、大学での勉強や普通のアルバイトではできない経験による成長が叶うことです。普通の人が社会人になってから経験するようなことや、もしかしたら社会人になってもなかなか経験できないようなことを学生のうちから経験できます。エンジニアとして大企業に入ると分析だけが仕事になってしまうことも多い中、eftaxのインターンシップでは案件の全工程を体験しました。コンサルから、分析、レビュー、デモンストレーションに至るまで全てです。

仕事を通して自分の勉強が社会にどう役立っているのかも分かるので、学業にもより身が入ります。

また、就活の際にも他の多くの学生とは異なる視点を持てるのではないかと感じます。例えば、自分の価値を生かせるのか?という見方です。最初からは活躍できず自分の価値が埋れてしまうと、大きな組織の尻尾になってしまいそうで。一緒に働くインターンシップの先輩が就活するのを目の当たりにしたことやeftaxで働きやすい環境を実体験することで初めて得ることができた視点です。


eftaxでのコミュニケーション

基本的にはチャットやビデオ通話などのツールを使っており、働きやすさの理由に人の素晴らしさを挙げるくらいにコミュニケーションに不便さはありません。

eftaxに関するエピソードとして忘れられないこととして、元々苦手だったビールが大好きになってしまった出来事があります。企業案件の報告会でクライアント先へ赴くことになった時の話です。普段はリモート勤務かつ報告会の多くはオンラインだったので、それが僕にとって初の出張で非常に緊張していた記憶があります。報告会ではeftaxの社員さんとインターンシップの先輩に全て任せっきりで僕はパソコンを開いて座っているだけでしたが、緊張からひどく疲れてしまいました。報告会終了後に名古屋のひつまぶしをご馳走いただけることになったのですが、席につくやいなや先輩は何も聞かずに「生中3つで」と注文してしまったんです。「ビール苦手なんだけどな」と僕は少し困りました。しかし、一口飲んでみると脳に電流が走るような感覚がして!それ以降ビールが大好きになってしまいました。疲れた時に飲むビールが特にめっちゃくちゃ美味しいです(笑)


話しを聞きに行くか迷われている方へのメッセージ

働きやすいので、成長できる環境です。自分に自信がなくてもやる気さえあれば真摯に見てくれますし、気が付いたらできるようになっている。そうして今の僕があります。

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