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【社員インタビュー】経営と現場をつなぐ架け橋! 開発部統括が目指す技術集団としての今後について語る。

人物紹介

開発部 統括 青海 航介さん

経理事務としてキャリアをスタート。PCを使って仕事をしていく中でインターネット業界に興味を持ち、Webデザインやプログラミングを独学する。その後、Web制作会社にWebデザイナー兼エンジニアとして転身。Flashやサーバサイド開発を中心に担当。2010年に株式会社ソニックムーブに入社し、エンジニアとして従事。入社後はtoCサービスやゲーム開発におけるバックエンドやインフラを主軸にWebフロントエンド、アプリまで幅広く開発業務を担当。現在は開発業務だけでなく、プロジェクトマネージャーとして案件全体の統括など幅広い業務を担う。2023年10月より開発部 統括に就任。現在はプレイングマネージャーとしてクライアント案件に携わりながら、ソニックムーブとしての技術力の総監督として、経営戦略と技術面のすり合わせなど、経営と現場を繋ぐ立場を担う。

高品質のプロダクトを届けたい。そのためには、現場の声に耳を傾けつつ、自分も”いちエンジニア”として最前線にいる実感値を忘れないことが大切。

開発部統括として今、どんな仕事に携わっているのでしょうか。

一言でいうと、技術面でソニックムーブの発展を支えるような役目ですかね。具体的にはソニックムーブの技術面におけるカルチャー醸成や経営陣と共に技術をどうしていくか?のハンドリングなど、経営サイドと開発サイドのインターフェース的なポジションを担当しています。

経営と開発は、良し悪しの判断基準が違うことが多いと思うんですよね。たとえば極端な話、会社(経営側)で良いとされるもの(売上/成果)と、エンジニアとして世の中的に良いとされるもの(ものづくりスキル/持続可能性)、それぞれの領域で重要視しているポイントに違いがあります。

基本的に会社の利益と開発速度は相関関係にあることが多く、弊社も例外ではありません。

ですが、速度を優先しすぎると、プロダクトやサービスの質が担保できず、お客様の満足度が下がってしまったり、技術的負債の返済を先送りしてしまうなど、短期的な利益優先が長期的なリスクに繋がってしまう可能性があります。

そのようなことがないよう、技術と利益、両方の視点からバランスをとっていくのが私の仕事だと考えています。

経営と現場の橋渡し役として尽力されているかと思いますが、その際に工夫していることはありますか。

とにかく言語化し、経営サイドと現場サイドの目線合わせですかね。各々の役割を全うしつつ、同じ方向に向かって行くためには共通認識をつくることだと思っています。

現在は私も経営会議に参加しており直接経営陣と話す機会もあるので、特に私は開発者の視点に重きを置いて、発言するようにしています。

そのほか、いちエンジニアである以上、開発者の視点を常に忘れたくないと思っているので、経営や組織開発に偏るのではなく、現在も案件に入るようにしています。

プロジェクトでは最近、PM兼テックリードのポジションでソニックムーブの技術担保を担っています。一緒に案件に入っている社員もいて、案件内での相談を受けたり、最近のトレンドについて情報交換したりしています。

自分の方針として、世の中でデファクトスタンダードになっているものを常に押さえていきたいので、そのためには「現場で手を動かすこと」が重要だと思っています。

経営と技術の両面からソニックムーブの「組織」を支える。

エンジニアとしてキャリアを築いていく中で大切にしていたことはありますか?

どんな立場になったとしても、手は動かしていかないとだめだよねというのが根底にありました。現在の役割的には、必ずしも現場にいることが正しいかと言われるとそうではないと思うのですが、技術系のマネジメントをしていく際に「現場でどういうことが起きているか」「課題が何か」などの実態を正しく把握することが大事だと思うんですよね。

技術の方針を決める立場+現場メンバーを評価する立場である以上、正しくインプットして補っていくことが重要だと思っています。なので今後もある程度手を動かしていきたいです。

青海さんから見るソニックムーブの開発部の強みは何だと思いますか?

現場主体の観点を意思決定に汲み込んでいけるので技術導入のスピードが早いのが強みだと思います。

案件単位に目を向けると、現場メンバーが自分たちで技術選定やツールの採用をやっていたりします。そしてキャリアの方向性も自分で決めていける環境なので、積みたい経験にマッチした案件にアサインできるようにすると言ったように、一個人の意思が反映されやすい環境にあり、ある意味自由度が高いと言えますね。

いま、やりがいを感じることは何ですか?

「現場エンジニアメンバーと協力し技術導入ができたとき」ですかね。立場的にソニックムーブの技術選定に責任を持っているのですが、自分が勝手に決めるのではなく、メンバーからのボトムアップをベースにしています。

その際にこちらからの意見を押し付けるのではなく、技術を用いる上で予想されるリスクやコスト的な観点などを伝えながら一緒に選定を進めるようにしています。

その結果として、新たな技術が会社に定着し、みんなのスキルアップや効率アップなどに効果を発揮していると感じられたときにはやりがいあるなと感じますかね。

事業スケール拡大に向け、体制・技術・教育という面でそれに耐えられる組織に。

これからのソニックムーブの取り組みについて教えてください。

体制・技術・教育という面で事業の拡大に耐えられる組織にしていくのが、ミッションですね。

直近で取り組んでいくことについてですが、テーマとしては「組織力の可視化」だと思っています。具体的には大きく分けて2つあり、一つは開発できるキャパシティの増大。もう一つは、ソニックムーブとしての品質の定義です。

現在弊社では受託開発事業をメインに展開していますので、そこをスケールさせていくためにはどうするべきか、施策を考えるフェーズにいます。

人数的なスケールと技術力や品質の向上は両立が難しいテーマですが、開発人数をただ増やしていくのではなく、まずは開発の品質を上げていくことに目を向け、技術教育を担保していくことが課題解決の糸口になっていると思います。

品質って何?というところが難しいのですが、人によって、良い開発とは何か?が違えば、最終的にできたプロダクトがどうあればいいのか?という価値観も違います。

ソニックムーブでの「品質の定義」を世の中的に品質のモデルとして知られているようなものに当てはめて社内の品質・基準を整理していきたいと思います。

今弊社で力を入れているのはUX・CXの分野であり、経営方針としてはユーザーにとって理想的かつ実装上実現可能なものづくりを提供することです。また組織の利益だけでなく、開発部のメンバーのキャリアと組織のメリットが一致する方向を目指していけるような環境構築も自分の課題だと思うので、現場と経営間の目線合わせも急務と言ったところです。

最後に読者へメッセージをお願いします!

ソニックムーブに入社して10年以上になりますが、ここまで続けてこれたのは社員の人柄やものづくり環境の良さ、働きやすさがあるからだと思っています。

働いている人の特徴として、いわゆるエンジニアやクリエイターっぽい人が多くて、サラリーマンっぽい人は少ないです。これは良い面・悪い面あると思いますが、温和な人が多くギスギスした感じがありません。

また、エンジニア的にみたときに、ものづくりにおける様々な分野でスペシャリストがいるので、自分の専門知識以外の学習環境もあり、ものをつくる環境としてはうってつけの環境です。

マインド面でいうと、嫌なことがあるたびに一喜一憂しててもしかたないと思うメンバーが多いので、壁にぶつかった時に「どうやって改善していこう」「どうやればつくるものの精度が上がるか」と前向きにエンジニアリングに取り組んでいける方は弊社で活躍していけるのではないかと思います。

新しい技術を取り入れつつ「より良いものを作っていきたい!」そう考えられている方であれば、ソニックムーブで働くことをおすすめします。弊社では社員全員が「もっと便利に、もっと楽しくをつくる」というミッションを掲げ邁進していますので、少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ面談にてお話しさせてください。

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