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ブラインドタッチもできなかった僕がヤフーと空で成長できた理由 株式会社空 田仲紘典

こんにちは!yukaです。株式会社空のメンバー紹介vol.2をお届けします!

空では社員をニックネームで呼び合います。
ひろたんこと田仲紘典は空の取締役兼、エンジニアで開発サイド全般を統率しています。

田仲 紘典ニックネーム:ひろたん立命館大学院卒業。2012年ヤフー株式会社に入社、広告部署の運用や保守など、インフラエンジニアとして活躍しながら2015年4月~2016年3月ヤフーアカデミアに在籍。2016年6月株式会社空の取締役兼、エンジニアとして入社。

※ヤフーアカデミアは「次世代リーダーの創出・育成」を目的とするヤフーの企業内大学として、2014年4月に設立されました。

ーー今日はよろしくお願いします!ひろたんはエンジニアですが、プログラミングを始めたきっかけは?ーー

19歳の時に浪人していたのですが、先に大学のサークルに入っていて、そのサークルでWEBサイトを作った事がきっかけですね。本格的に始めたのは大学で、主にJavaを学びました。

ーープログラミングの面白さって何ですか?ーー

自分の思い通り描いたものが作れることが面白いところですね。
自分のためではなく誰かと繋がれるものを作れるという点や、ITを駆使することでやれなかったことをみんながやれるようになる点が素晴らしいと思います。

ーー立命館大学、大学院を卒業していますが何を学んでいたんですか?ーー

大学・大学院の研究室ではネットワーク・セキュリティを専攻して、IDSの開発を行っていました。

IDSとは侵入検知システムのことで、研究室が保有しているネットワーク外からアクセスがあって、悪意のある攻撃を受けているかどうかを検知するシステムです。検知した悪意の攻撃をファイアウォールで自動遮断するようにしていました。

ーーなぜ専攻にネットワーク・セキュリティを選択したんですか?ーー

みんながやらないことをやりたいなと思って。

割とアプリケーションを選択する人が多いのですが、僕は目に見えない部分を視覚化したり、外から目に見えない攻撃を防ぐことがすごいと思いまして、気持ちや感覚を優先してセキュリティを選びました。

ーーそうだったんですね。大学院を卒業後、ヤフー株式会社に入社したきっかけは何だったんですか?ーー

大学院の研究室でFreeBSDのOSを利用していたのですが、たまたまヤフーもFreeBSDを利用していると聞いて、もともとネットワーク関連の研究をしていたこともあり、大規模ネットワークのパケットを読み解きたい、セキュリティ周りもやってみたいという思いがきっかけとなりました。

ーーヤフーではどういった業務をやっていたんですか?ーー

メインの業務は毎年変わっていました。新卒1年目で検索結果広告や画像広告などを取り扱う広告部署の運用に配属されました。そこでデータベースのセッション数などを算出するKPIツールをイチから作成していました。

2年目には、新設のチームに配属され、広告部署でエンジニアが扱うツールの保守や、OJTの一貫として後輩エンジニアの教育担当もしていました。

3年目には、運用チームに戻り、このときの業務はツールを作成するのではなく、システムのアラート(異常)が起こったとき、一時的な処置対応を行うものでした。ただ、ここでは数百数千台というサーバを運用していて、かなりの対応数がありました。CICDと言ってエンジニアがシステムのアップデートを行う時にテスト・リリースと行う業務があるのですが、ここで品質改善や納期の短縮ができるように改善をしていました。

CICDを自主的に行なっていたことがきっかけで、新卒4年目にCICDを中心に担当するチームに異動し、ヤフーを退職するまで所属していました。


ーー様々なことを経験していますが、業務の中で一番大変だったことは何ですか?ーー

正直、僕は入社時ブラインドタッチすらできなかったんです。

ーーえ!ひろたんが!?ーー

はい。新卒1年目の研修時に特定のエンジニアメンバーで構成されるチームがありまして、このメンバーがすごいコードを書いているのを見て、遊んでいる場合じゃないと感じて、とにかくメンバーに追いつきたいという一心で勉強、成長、勉強、成長を繰り返しました。

この時期が一番辛かったですね笑。

学ぶ中で見えてきた「自分にとって本当に大切なこと」

ーーそうだったんですね、たくさん勉強された中で一番学びになったことは何ですか?ーー

2015年4月から2016年3月まで、ヤフーアカデミアという次世代リーダーを育成するプログラムを受けていましたが、ここでの学びは今も活きています。ヤフーアカデミアは「リーダーシップとは何か」を学べる場所です。

僕はリーダーシップって先天的に生まれ持つものだと思っていたんですが、学んだ結果気付いたのは、たしかに先天的なリーダーもいるけど、実際はほとんどの人が後天的になるということ。リーダーシップのある人には基盤のようなものがあって、リーダーとしての必要な項目を押さえているんですよね。

学ぶ中で改めて自分の人生観や考え方を整理することできて、自分にとって何が大切なのかが見えてきたんです。

ーーひろたんの大切なものって何ですか?ーー

それは、「人の手助けをしたい」ということ。

例えばあるチームが組まれたときに、どのスキルや役割が足りないかをいち早く見抜けるのは自分で、自分がその役割を補填すれば良いチームになるということに気付いたんですね。

リーダーといっても人のサポートをするリーダーもいるので、そういう役割が向いているのかもしれないと思いました。自分で最前線に立ちつつも、周りをサポートできるようになりたいです。

ーーヤフーで様々な学びがあったんですね。代表のまっつんもヤフー出身ですが、当時から知り合いだったんですか?ーー

入社2年目の時に後輩のOJTを行うプロジェクトで一緒に企画をしたことがきっかけで会いました。プロジェクトを通してご飯に行くなど、色々なことを話すようになりましたね。

ーその後、空に入社されますが、きっかけはまっつんですか?ーー

しばらくしてから、まっつんはヤフーを退社し株式会社空を立ち上げたんですが、まつつんからこういったものを作れないかという技術的な相談がきて、それで2人で考えているうちに「じゃあ作ってみよう」という話になりました。もともと僕は自分で物事を動かしていきたいと思っているタイプだったので、どんどん面白くなって笑

最初はヤフーで働きながら空でプロダクトを作るという感じで考えていたのですが、まっつんとは共感できる部分が多く、思い描くことが同じだったので、「よし!まっつんと一緒にやっていこう」と思いヤフーを退社し、空に入社しました。

ーー何をするかも大切ですが、誰とするかも本当に大切ですよね。そうして最初に考えたプロダクトが、今のMagicPriceになるんですか?ーー

最初、まっつんと二人で考えた発想は、航空券の逆オークションに近しい発想でした。

航空券を買うときには、売る側が金額を掲示して、掲示した金額で買う側が購入するという形がふつうです。これを反対にし、航空チケットを買う側は買いたい金額を掲示して、売る側は買う側を落札していくようにしていくと、買う側と売る側の双方が納得の行くちょうどいい金額で売買が成立するのではないかと思っていました。

そんなアイディアをベースにまっつんが調査やヒアリングを行ううちに、「買う側と売る側が納得の行く金額」というキーワードで、ホテルや旅館のプライシングをするべきなんじゃないかという話に進み、現在のMagicPriceを作るきっかけになりました。


ーーそういう経緯があったんですね、今のMagicPriceについて教えてください。ーー

例えば、旅行する人は宿泊施設を予約するときに金額を見比べて予約をしますよね。その裏側で宿泊施設の方は、客室の料金を様々な要素をもとに考えています。その料金決めをサポートするために提供しているのがMagicPriceです。

実際に宿泊施設の方は「今日はイベントが周辺で多いから〜」「周りのホテルが現在いくらだから〜」など日々たくさんの要素を人の頭で考えているんです。そこをMagicPriceが教えてくれます。

またMagicPriceが料金決めの要素を教えてくれるため、宿泊施設の担当者が新しい人に入れ替わった時に引き継ぎコストを軽減することができます。

もう一つが、旅行予約サイト上の販売料金を更新できる機能です。販売料金の更新を宿泊施設に代わってMagicPriceが行い、コストがかかっていた業務を軽減することができます。

MagicPriceは、そうして販売料金の提案と予約サイトの料金更新の2つを行うことができるサービスです。

ーーどのように料金を決める要素を算出しているのですか?ーー

提案する販売料金を求めるには、意思決定の基になるデータを取り入れ、機械学習の技術で分析を行います。

当たり前かもしれませんが、一つのデータからではなく複数データの掛け合わせで機械学習を行い、新たな研究要素も加えられる環境ではあります。このあたりの業務はデータサイエンティストの馬場を中心に担当してもらっています。

提案料金を算出したあと、フロントエンドに出力するまでは、Ruby(Ruby on Rails)を主に利用しています。主なデータのやり取りはオブジェクトストレージ(S3)とデータベース(MySQL)で行っています。サーバ構成などシンプルではありますが、ヤフー在籍時に学んだことを活かして開発しています。

ーーその中でどういった業務を担当していますか?ーー

MagicPriceのバックエンドの開発がメインで、場合によってはフロントエンドも開発します。

また、案件整理や各開発の仕様を決めたりと、先ほど述べた、MagicPriceの機械学習以外は、ほぼ全部やっていますね笑

ゴールに向かうだけではなく、自らゴールを作り行動することが楽しい

ーー多岐にわたる業務を担当してるんですね、空へ入社して1年たちますが、振り返ってみてどうですか?ーー

ヤフーにいた頃に比べて目線が変わりましたね。

以前は上司から降りてくるゴールに向かって行動することが多かったのですが、今はゴールを作りながら行動できるので楽しいし成長する実感があります。また経営サイドもエンジニアサイドもできるので、より成長を感じることができます。

また空のメンバーは、よく話してくれるので意思疎通がとりやすく、開発イメージが擦り合わせしやすいんです。

職種を問わず、自ら進んで仕事をして、自ら進んで勉強をするのがナチュラルにできているところが働きやすいと思います。

ーーみんな自然と勉強していますよね!最近ではどういう勉強をしているんですか?ーー

今はRubyの勉強ですね、より詳しくやりたいと思って資格をとろうと思っています。

興味があるレベルで本を読むのではなく、目的ありきで勉強しますね。情熱を燃やせる目的があれば継続できるし、楽しみながら勉強できると思います。


プライシングで世界中をHappyに

ーー最後にこれから空で実現したいことや挑戦したいことはありますか?ーー

代表のまっつんとよく話しますが、空として実現したいことは、

「世界中のプライシングを売る側・買う側がWinWinになれるよう実現していく」ことです。

また、僕は人の成長に寄与したいと思っていますので、働く環境をよくしたいと思っています。

かのビル・ゲイツが成功と成長のために勉強の時間を取っているという「5時間ルール」にも近しいものがありますが、人は成長のために勉強の時間をとることで、より難しい仕事がこなせるようになります。

業務時間を短くし、さらに成長するための勉強や、家族と過ごす時間など、メンバーそれぞれに合った環境作りを目指していきたいです。

また、週1回StrengthShareという社内勉強会も行っています。略してストシェア笑。ストシェアは各メンバーの強みや学んだことをシェアするための時間で、内容は機械学習や旅行業界のことなど多岐に渡ります。

常に新しいことにチェレンジしていくためにも学びは必要です。

そのとき最初は、全部理解しなくてもいいと思っています。「10」を学ぼうとして「2」しか残らないかもしれないけど、そのとき特に興味をもった分野で「2」を「4」へ、「4」を「6」へと増やしていき、これを繰り返すことが大切なんです。

ーー自然と学ぶ姿勢がある空は、本当に自分自身を成長させてくれますよね。これからも新しいことを楽しんでチャレンジするために学び続けていきたいと思います。ひろたんありがとうございました!!--


お読みいただいてありがとうございました!

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