最近、採用活動をしていて少し寂しいことが続いています。
内定を出させていただいた方からの辞退。しかも数回連続。 給与条件も、仕事内容も、選考スピードも悪くない。オファーシートも想いを込めて作成している。それでも、最後の一線で「承諾」がいただけない。
理由を聞いてみると、圧倒的に多いのが「ワークライフバランスへの不安」です。
「第一子が生まれて、生活リズムを見直したい」という動機で転職活動を始めた方ほど、最後の一歩でこう思われるようです。
- 「給与はいいけど、コンサルは仕事の難易度が高くて大変そう」
- 「やっぱり事業会社の方が平和かもしれない……」
実際、「事業会社なら楽」というのは幻想です。 私たちがお手伝いしているクライアント企業(事業会社)でも、長時間労働やメンタル不調で休職者がバタバタ出ているケースは少なくありません。
一方で、今のコンサル業界(少なくとも当社)は、皆さんが想像しているよりずっと「マトモ」です。
当社が「ホワイト」を自称する根拠
私たちは、当然と言えば当然ですが、法令順守です。
- 徹底したモニタリング: 毎週、人事と組織長が残業時間とリソース状況をチェック。仕事の割り振りや労働時間制限を議論しています。
- PCログとの突合: 「サービス残業」はNG。ログと勤怠がズレていれば、勤怠を差し戻して正しくつけるよう指導します。
- 子育てへの理解: 組織長以上の大半が子育て世代。子供の急な発熱でリモートに切り替えるのも、入学式や運動会で有給を取るのも「当たり前」の光景です(有給消化率は100%、これも当たり前ですが。。)。
と、ここまで書いても、 「そうは言っても、本当は家庭を顧みず働いてるんでしょ?」 と思われる気がしてなりません。
不安払しょくのために、内定辞退に危機感を覚えた人事に「子育てエピソードトークを書いてください」と言われたので、私自身の子育てコミットの話をさせていただきます。
息子と向き合う、私の「教育マネジメント」
息子は現在、幼稚園の年長です。先日、小学校受験を終えたばかりです。 田舎なので倍率こそ都市部ほどではありませんが、やることは同じ。学習、しつけ、そして親の教育方針。これらに向き合っています。
1. 朝の1~1.5時間は「つきっきり」の学習タイム
毎朝、仕事の前に1時間〜1時間半、息子と並んで算数、国語、英語をこなします。 横で見てないとすぐにサボります。
年中までに九九をマスターさせ、インターナショナルスクールに通っていることもあり、英語の本もスラスラ読みます。正直、朝が早くて親のほうが眠い日もありますが、ここは譲れないルーティンです。
勉強タイム
2. スポーツへのフルコミット
疲れたほうが夜ぐっすり眠る、という邪心もあるんですが、とりあえず詰め込んでいます。
- 習い事: 水泳(25m完泳した)、ゴルフ(100ヤード超えた)、アイスホッケー、ピアノ(上手じゃない)。
- 週末: 夏はゴルフ、冬は毎週スキー。上級コースもコブもいける。
- 平日夕方: 隙間時間があれば、庭で一緒にサッカーの特訓です。あとはマリオカート(運動じゃない)。
雪国らしいスポーツ
3. 「人格形成」へのこだわり
毎朝5分間、「正座」で向き合う時間を作っています。 昨日あったこと、今日やること、今考えていること。短時間ですが、言葉遣いも含めてしっかり対話しています。このへんは昭和ですね。
特に意識しているのは「リーダーシップの育成」。 幼稚園のメニューで日々実施している「プロジェクト」で、息子は「PM(プロジェクトマネージャー)」として園児たちをマネジメントしている(!)らしいです。土木工事で川を作ったり、ツリーハウスを作ったりなど。マネジメント方針は以下とのこと。
「全体デザインを考えたら、あとはメンバーを信じて任せる。わからないところだけ教える」
出典:息子
素敵すぎる。お前ほんとに6歳か。
人格を慕われて?ほかのプロジェクトからの移籍メンバーもいるようです。
4. 行事も衣装作りも「全力投球」
学芸会(ブックデイ)も手を抜きません。 むしろ周りの親御さんも意識が高いので、手を抜けません。私はコスプレイヤー御用達の「コスボード匠」と鉄棒とフェルトを駆使し、息子のリクエストであるマイクラの衣装を完コピ(タイトル画像を参照)。
週末には、息子と二人きりの「男二人旅」に出ることもあります。 私はホテル業や飲食業も営んでいるので、家でも率先して朝食や弁当を作ります。業者なので、とにかく手際が良いのが自慢です。やれることは全部やるスタンスです。
今朝つくった弁当。今日は手抜きで「釜揚げうどん弁当」とフルーツです
コンサルタントだから忙しいは言い訳
私が子育てに時間を割くのは「そうすると決めて、生活を組み立てているから」。仕事が暇なわけではありません。やるべきことは山ほどあります。 でも、「仕事か、家庭か」の二者択一ではなく、「どちらも大事だから、両立させる仕組みを作る」。これが当社の組織長全員に共通するスタンスです。
「コンサルだから家族との時間を諦める」は前提がズレていると思います。いつの時代だよ、AI使えよ、と言いたくなります。
むしろ、効率的に成果を出し、私生活も全力で楽しみたい。それを当たり前とするスタンスの方と一緒に働けるのを楽しみにしています。
▼株式会社SORAMICHI
SORAMICHIは、CX(カスタマーエクスペリエンス)領域に強みを持つ、独立系のマーケティングコンサルティングファームです。戦略立案から実行支援、システムインプリメンテーションまで一気通貫で支援し、事業成長に直結する成果を重視します。