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なにをやっているのか

精神・心の病を乗り越えて、自分らしい生活を取り戻すために。 私たち株式会社創想は、就労移行支援/就労継続支援B型「kokoro」と共同生活援助「HIDAMARI」の運営を通じて、主に精神に障害があると診断された方や、知的な障害があると診断されている方に対しての支援を行っています。

なぜやるのか

「精神障害」「発達障害」「うつ病」は本当に存在するのでしょうか。 睡眠薬や抗精神病薬、抗うつ薬は本当の意味での解決策なのでしょうか。 私たちの考える本当の解決とは、その人自身が、不安や様々な想いを持ちながらも自分で(たまには周囲の力も借りながら)目の前の困難を乗り越えていくこと。あるいは、乗り越えられないという現実を受け入れ生活していくことです。しかし、家庭や職場、地域など周辺の不寛容などの要因で、その人が自分で問題を解決することができなかったり、現実を受け入れられないことも起こります。 その結果として、個人がありのままの状態で生きていくのが難しくなってしまい、そこで病院に行けば精神障害と診断され、薬が処方されます。 私たちはそのような困難に出会い立ち止まってしまった人たちと共に、もう一度歩き出すための支援をします。 減薬や断薬を希望する方には、主治医の内海聡Dr.(東京DDクリニック)を紹介し、その方針に従った支援を行います。そして、減断薬をする・しないに関係なく、その人の目標と、目標に至るまでの課題と向き合うことを共に行います。 その場しのぎの対応ではなく、根本的な解決のために再び困難と向き合うこと。 自分の弱さや愚かさに直面して自分の生き方を考え直すこと。 容易なことではありませんが、しかし、それを乗り越えなければその人が自分の人生を作り上げること・取り戻すことはできないのです。 これらの取り組みは簡単ではありません。 その人に取り組みのためのエネルギーがなくてはならない。 それを蓄えるベースとなるのが「安心して生活できる環境」であり、私たちはその選択肢の一つとしてグループホームのサービスを運営・提供しています。

どうやっているのか

<共同生活援助 HIDAMARI> 牛久市内に4つのグループホーム(男性1棟、女性3棟)を運営しています。 グループホームでは基本的な日常生活を送る中で、各人の目標に合わせた課題に取り組んでいます。 ・一人暮らしがしたいので、ゴミ出しや調理などを覚える ・規則正しい生活が送れるようになりたい ・毎日職場に通えるようになりたい ・自分のペースで仕事に取り組みながら落ち着いた生活がしたい 等 本人の希望をいかにして実現していくか。 日中活動先(同法人内の就労継続支援B型kokoroや他の就労系施設)と連携を取りながら、日常を見守り、必要に応じた助言などを行っていきます。 時にはじっくりと利用者さんの考えを聞きます。 聞くだけで気が済むこともあれば、一緒に解決方法を考えていかなければならない問題もあります。様々な考えや意見がある中で、本人がそれをどう受け止め、考え、行動していくのか。具体的な方法、道筋を一緒に考えることが重要です。 社員には、元々当事者であった人もいる、家族に障害を持つと診断された人がいる、元々福祉に関係のない仕事をしていた人もいる。様々な境遇の人間が、それぞれの経験を元に、利用者さんと関わっていく。画一的な対応ではなく、対応者の個性が発揮される点は、今の規模の組織ならではと言えるでしょう。