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【インタビュー】スペースマーケット創業の思い スペースマーケットCEO・重松大輔

こんにちは。スペースマーケットの平井です。

気づけばもう2月も後半、2018年も、あっという間に時間が過ぎていきますね。

今回は、スペースマーケットCEO、重松さんへのインタビュー。

テーマはずばり、「CEO・重松大輔が語る、スペースマーケットの創業から今日までを振り返って。そして今年度の目標とは」

重松さんは、スペースマーケット創業にどんな思いをかけていたのか?過去4期、どんな思いで会社を経営してきたのか?そして今年度はどのような成長を考えているのか?

スペースマーケットへの思いを洗いざらい語っていただきましょう!


ー創業の思いー 

「個人に力を与え、ライフスタイルを変え、社会課題を解決するビジネスがしたかった」

ー早速ですが、なぜスペースマーケットを起業しようと思ったのですか?

ー起業することを決めてからビジネスアイディアを出して行ったんだけど、それこそ100個くらい候補出したかな・・・。そんな時に、「空きスペースの活用」っていうのが、自分の中にふっとおりてきたんだよね。

当時僕が勤めていた会社にはセミナールームがあったんだけど、けっこう空いてる時もあって、もったいないなって思ってた。で、他の会社に貸し出したら、結構喜ばれて、すごく色々な人に色々な使われ方をするようになったんだ。ああ、こうすれば、貸し手も借り手も、双方嬉しいし、無駄な空き時間もなくなるし、いいことづくめなんじゃないかなって思った。そしてこれは、日本を元気にするヒントになるんじゃないかと思ったんだ

例えば、大きく叫ばれている、地方の人口減少と、それによる空き家問題。特に地方のことは日本にとって大きな問題となっていくけど、空き家だってうまく活用すれば、地方にお金を産む貴重な資源になる。それに利用者にも今までとは違った体験を提供することができる。

まあそんな身近なこともあって腹落ちしたよね。空きスペースの活用というのは、日本のこれからの社会課題を解決し、日本社会を元気にする、面白いビジネスになると思ったんだ。

ーなるほど、社会を元気にする、ということですが、スペースマーケットは社会においてどういった存在でありたいと考えますか?

個人に力を与えたい。それを応援できるビジネスでありたい。

僕の学生時代はちょうどインターネット時代の始まりだったんだけど、インターネットに出会った時の衝撃はすさまじいものだったよ。時代は大きく変わったと思った。有名大学や大企業に所属していなくても、どこに住んでいようとどんな生まれだろうと、中身さえあれば、自らの力でチャンスを掴んでいける。個人の発信で様々なチャンスを掴める時代がきたと思った。

そしてそんな個人を応援するサービスを作りたいと思ったんだ。個人に力を与えられるようなサービスができれば、どんどん個々のチャレンジが増え、チャンスが掴める人が増える。そういったチャレンジが広がっていくサービスにしたい。そういった広がりが、元気な個人を増やし、地方も元気にする。問題解決の連鎖が起こっていくからね。




ー創業から今日までを振り返ってー

「絶対成功する。なぜなら世の中をよりよくするものだから、という確信」

ーそんなスペースマーケットも、2014年の創業から、5期目に入りましたね。今までで印象に残っていることはありますか?

ーたくさんあるけど・・・創業から半年くらいは、本当に全然売り上げが立たなかったんだよね。今思うと怖いほどの数値だったよ。(笑)

ー月の成約件数が一桁とか、そんな時代もありましたね。(笑)

ーあったね。(笑) でも、不思議な感覚だけど、後ろを振り返るようなことはなかったね。それにIVSでも準優勝させてもらったりとか、それによって資金調達もできたりとか、すごく恵まれていた。やっぱり周りから期待してもらえてるっていうのはすごく追い風になったね。あとは優秀なメンバーが早い段階でジョインしてくれたことも大きかった。それだけ価値があるビジネスを自分はやろうとしてるんだ!という思いで前進することができたよ。

ーなるほど。ですがそうは言っても、ずっと順調だったわけではないですよね。

ーもちろん。売り上げが伸び悩んだ時もあったし・・・。1番は、2回目の資金調達の時。あの時は正直しびれたね。実はけっこう経営的に背水の陣っていうところまで追い込まれて・・・今だからこんな風に語れるんだけど。(笑)

でも、やめようとか諦めようとは一切思わなかった。このビジネスはどうしてもプラットフォーム構築に時間がかかるけど、時間さえもらえれば絶対成功するって信じてたから。

ユーザーも着実に増えてきていたし、その喜びの声は本当に励まされるものだったね。誰も困らない、みんなが「いいじゃん、これ!」って思えるビジネスだということを、ユーザーの声から実感していた。だから絶対ここで止まってはいけないと思ったよ。

結果的に2016年に2回目の資金調達もできて、そして2017年には売り上げも堅調に伸びていくようになった。ユーザーのボリュームもかなりでてきて、やっといいサイクルになってきたなと手応えを感じてきたね。2017年は、積み重ねてきた様々な小さな改善改善が、少しづつ芽を出し始めたという印象かな。




ー今年度の目標ー

「プラットフォームとしての圧倒的地位。世の中の新しい当たり前を作る。」

ー今年度はスペースマーケットにとってどんな年にしたいですか?目標は?

ー2017年までで準備は整ったと思うので、今までのホップステップから、今年はジャンプの年にしたい。まずは、CtoCプラットフォーマーとして、圧倒的な地位をつくるということ。なくてはならないプラットフォームとなって、突き抜けた成長をしていきたい。

スペースマーケットのプラットフォームの成長が、個人の面白いチャレンジを増やすことに繋がって、そしてどんどんwin-winの関係が生まれていってほしい。そして、それが世の中の当たり前となっていく。ライフスタイルが変わっていく。みんなが便利で幸せになる世の中になっていくための、基盤でいたいと思っているよ。

民泊に対する世の中の流れなど、シェアリングエコノミーに対する社会の流れもとてもよいと手応えを感じる。世の中がついに評価してくれたという感じだね。社会の価値観が変わってきたこの流れのど真ん中で、どんどん成長していきたい。

ー民泊の「STAY」のサービスも昨年立ち上げましたね。

ー民泊は、新規事業という言い方をされるけど、スペースマーケットとしてはユーザーのニーズに答えていったひとつのステップだと思っている。例えばスペースマーケットには古民家の登録も多いけど、昼間借りた後泊まりたいという声は非常に多くて。時間貸しはできるのに、宿泊はできませんなんてつまらない。スペースの可能性をさらに広げるために、できることはどんどん増やしていきたいと思う。

また地方にお金を落とすきっかけにもなる。交通網の発達で、地方に足を運んでも宿泊する人が減り、地方にお金が落ちなくなってきたことはよく問題とされているけど、民泊は個人の取り組みでそんな現状を解決に繋げることができる。地方における課題なども、個人のチャレンジで変えていくことができると思うんだ。それってすごいことだし、わくわくするよね。そういった元気が出るような、わくわくする面白い世の中になるような、きっかけを与える取り組みをしていきたい。

ー個人のチャレンジが世の中を変えていく、というのは、まさにスペースマーケットのvisionとするところですね。

ーそう。人々のチャレンジは世の中を動かし、課題を解決する大きなエネルギーになる。そういった新しい時代を牽引する存在になっていきたいよね。


ー目標を達成するためにー

「一人ではできない、でもチームならきっとできる」

ーとはいえ、自分一人でできることでは決してない。でも今のスペースマーケットのチームであればきっとできると思う。本当に、信頼できる優秀な仲間が揃っているから。

これは最近思っていることなんだけど、自分があまり関与しないほうがサービスの可能性がすごく広がるんじゃないかなと。どんどんチームのメンバーに任せていく。

昔は、やはり創業者は自分であるし、最後は自分、みたいな思いがあったけど、自燃型のメンバー達が、どんどん自分で勝手に問題を解決していく、そのサイクルを生み出す存在であることが自分の役割なのではないかと思っている。自分はメッセージをしっかり発信し、時にはサポート側に徹する時もある。そのあたりのバランスは意識しているよ。世の中を変えたいという思いを持ったアツいメンバーと一緒に進めていったほうが、圧倒的に成長がはやい。




重松さん、アツいお話ありがとうございました!

皆様、いかがでしたか?重松さんの思い、伝わりましたでしょうか。

スペースマーケットが作っていく「次の時代の当たり前。」わくわくしてきませんか?

自分もその一員として世の中を面白くしていきたいと思った方、メッセージも歓迎です!


では今回はこの辺で!最後まで読んでいただきありがとうございました!

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