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【社員インタビュー】「子どもと一緒に過ごしたい」を大切に。スペースマーケットで考える仕事と子育ての両立とは?

こんにちは!スペースマーケット カスタマーサクセスの山口です。

最近は、朝型生活にチャレンジ中です。
もともと、「この世で一番苦手なものは朝!」だった私ですが、32歳の誕生日を機に生活を改めようと決意。朝5時半に起きて、8時出社、17時半には退社というリズムができつつある今日このごろです。
今なら胸を張って言える!太陽最高!

さて、今回のカスタマーサクセスブログでは、「スペースマーケットの子育てのリアル」というテーマで、スペースマーケット初の産育休取得社員である端山さんと、4月に育休から復帰した平井さんにインタビューをしてきました。

スペースマーケットの社員は20代〜30代が中心。子育て真っ只中の社員もたくさんいます。
でも実際、子育てしながら仕事をするってどんな感じなんだろう?
その疑問を先輩二人にぶつけてみました!

産休中・育休中、仕事のことは考えてた?

端山さんは、産休・育休はいつ取得しましたか?

端山:私は2015年に取得しました。子どもが12月生まれで翌年4月から保育園に入ったので、育児休暇は、1年と3〜4か月。

平井さんは去年でしたよね。

平井:私は2017年2月出産予定だったので、2017年の1月頭から産休に入りました。ちょうど年末年始のタイミングだったので、産前休暇と有給を繋げて、少し長めにお休みをいただきました。

産休に入る前は、不安はありましたか?

端山:仕事のことより、出産に対する不安の方が…(笑)

平井:わかります。とにかく無事に生まれて!っていう。(笑)
ただ、「仕事をしないことへの不安」といったものは漠然とありましたね。今まで結構がむしゃらに仕事をして来たので。実際産休に入ってからも、やることがなさすぎて、何かがぽっかり空いたような感覚でした。ですが周りの先輩ママなどから、「産休期間は最後の束の間の休息」と聞いていたので、その時しかできないことを楽しもう!と割り切って考えるようになりました。

なるほど。産休中はどんな風に過ごしていましたか?

平井:趣味を楽しんだり料理や読書をしたり、好きなように過ごしてましたね。あと産休中にやっておくとおすすめなのは、ずばり保活!仕事しているときはなかなか時間がとれないと思いますし、出産後もしばらくは外出が大変なので、この時期に保育園を見にいったり、調べたりするのはおすすめです。

端山:私は産休に入ってから、運動しまくっていました。臨月に入ってからは、1日15km歩いたりとか、マタニティスイミングに通ったりとか。生まれる2日前まで泳いでました!

すごい!!アクティブ!
産休中は一旦仕事のことは忘れて…という感じだったんですか?

端山:仕事復帰の数ヶ月前からは、がんばってキャッチアップするモードに入ったんですけど、育休中はあえて仕事から距離を置いてました。世の中や会社の大きな変化を知っておく必要はあると思うので、最低限は把握していましたが、もう子どものことで手一杯だし、会社の細かいことが気になりだすときりがなく、疲れてしまうので、「今はいいや!」って。中途半端に焦ってもどうしようもないぞと思って、子どもとの時間を大切に、今しかない時間だと思って満喫してました。仕事に関する情報は意識的に見ないようにした時期もありました。

平井:私も、「人生で今この子にこれだけ関われる時は今だけ。今はこの時間に集中していい時期だな」と思って過ごすようにしていました。仕事が気になったり焦ったりした時期もありましたけど、育休中は仕事のことより、「この子との時間を大切にしよう」という考え方にシフトしていましたね。

復職前の不安、どうやって解消した?

平井さんは、お休み前はエンタープライズ事業部の所属で、今は部署を移動し人事を担当されていますよね。希望して部署を変わったんですか?

平井:明確に希望していた訳ではありませんでした。ただ、エンタープライズ事業の仕事は営業としてフロントに立ってお客様と関わる仕事なので、スケジュール調整や迅速なレスポンスを求められることなどを考えると、子どもがいる状態で成果をあげられるかという不安はあり、何度か会社に相談していました。明確に人事を希望していたわけではなかったんですが、「スペースマーケットにとって、一番役に立てそうなところで仕事をさせてください!」というスタンスでおりました。

育児休暇が明ける前から、会社と相談していた感じですか?

平井:はい。2018年4月に復職予定だったのですが、2017年夏ごろから相談を始めていました。そして2017年秋頃に、人事として復職してほしいとオファーをいただきました。

ですが新しい職務になるということでさらに不安になり(笑)、今の上司であるCFO佐々木に相談し、2018年1月頃から、復職前の仕事慣らしとして、積極的に会社をキャッチアップする期間をいただきました。業務ではないのですが、MTGに出席させていただいたり、Wantedlyの記事作成のお手伝いをしたり。あくまで私のインプットの期間なので、会社にとっては負担とも取られかねないと思ったのですが、私の意思を尊重し、メンバーも上司も受け入れてくれました。

フルタイムの復職前から、そういった期間を設けられてたんですね!その3ヶ月間は、ご自身にとってどうでしたか?

平井:この3ヶ月の期間をいただけたことはすごくありがたかったです。会社の人とコミュニケーションをとったり、SlackやWorkplaceなどの社内ツールでタイムリーな会社の情報をキャッチアップする習慣がついたことで、復職後の業務についてイメージをすることができました。

現在の会社のことも、人事という職種のことも何もわからないまま復帰しても、何も役に立てず、挫折してしまう気がして不安だったのですが、この慣らし期間があったことで、そういった不安や自分自身へのプレッシャーはだいぶ解消されましたね。

たしかに1年でもサービスやサイトの機能、ルールはガラッと変わりますよね。そこは復帰するときの不安要素のひとつだと思いますし、慣らし期間は確かに必要そう。
端山さんの場合も、リモートなどで、徐々に復帰するというやり方をしたんですか?

端山:私の場合は「徐々に復帰」ではなくて、ある日突然復帰(笑)。でも、日々コミュニケーションはとっていましたし、復帰前には何度か面談の時間をとったり、復帰前にチームメンバーから情報共有をしてもらったりしていました。
復帰予定の4月直前まで保育園に入れるかどうかわからず、その状況も相談していました。保育園に入れなかったときに、子どもを預けずに何か違う働き方で復帰して、保育園が決まったときに完全復帰という形をとるとか、いろんな想定のもとで動いていました。自分の状況に対して、とても柔軟に考えてくれる会社やチームのメンバーの皆さんのスタンスが、とても嬉しかったのを覚えています。

会社と相談し、調整しながら復帰後の働き方を決めていったという感じだったんですね。

平井:イレギュラーな希望にも柔軟に対応してくれる会社にとても感謝しましたし、またこういった会社であれば、今後子育てと仕事の両立で大変なことがあっても、前向きに頑張っていけるのではないかと思えました。

▲平井さん親子。

産育休の前と後、働き方はどう変わった?

端山 : 私の場合は、復帰後の仕事内容はほとんど変わっていません。
ただ、仕事をする時間が限られるので、その意識がずいぶん違います。また、急な子どもの事情で、突然出社できなくなることも多々あります。仕事の優先順位付けや、自分でやらなくてもいいかもしれない仕事を人とうまく分担することを意識しています。仕事のやり方が大きく変わりました。

今はどんな勤務の仕方をされていますか?時短ですか?

平井:スペースマーケットは10時〜16時のコアタイム制なので、それをうまく活用して日々時間をやりくりし、時短という形ではなく勤務しています。

端山:私も平井さんと同様です。私の場合は、復帰するときに、時短にするかどうかですごく迷って…。会社創業の1年後、産育休をとる1人目の社員で前例もなかったので、会社と相談しながら復帰後の働き方を決めていきました。
担当する広報・PRの業務の性質上、朝や夜に急な対応が必要な場面も多い一方で、時短勤務だと時間が固定されるので、今までと違った業務形態が果たして現実的なのかどうかと”はてな”マークで…。

あとは、時間の制限を作ってしまうことによって仕事の領域が狭まったり、面白みが減ってしまうかもしれないという不安もあって。それで会社とも相談し、結局フルタイムで復帰することになりました。意識としては、時間でのコミットというよりは、成果でのコミットをしているつもりですが。

仕事復帰直後は、正直色々不安も抱えていました。子どもが毎週のように風邪をひいて、仕事の忙しさの波も重なり、心が折れそうな時期もありましたが、今ではだいぶ日々のリズムができてきました。子どもとの時間を大切にしながら、仕事も楽しめています。

ちょうど仕事復帰から1年たった頃、四半期のMVPをいただくこともでき、いろんな苦労を思い出しながら感慨深い気持ちにもなりました。

▲端山さん親子。

"シェアエコ"の活用で、仕事も家族もハッピーに

産休・育休からの復帰、子育ての経験や今の生活を踏まえて、新しくスペースマーケットでやってみたいことはありますか?

端山:復帰後のママや、子育て中のパパ社員も働きやすい環境や制度づくりをやってみたいですね

ちなみに、復職後、実際に生活や仕事のなかで、困っていることはありますか?

端山:仕事と家庭の両立というところでいうと、やっぱり、平日仕事が終わって、帰宅して、ご飯作って、子どもの対応ってやっていると、家事をする時間とか料理している時間がパツパツで。なので、そこをフォローしてもらえるシェアリングエコノミーのサービスを活用しやすくなる制度があればうれしいなって思います。

スペースマーケットは「シェアリングエコノミー」の事業ですが、もし会社の子育て支援として別のシェアエコサービスと提携できると、シェア文化自体を育てる一助にもなりますよね。

平井:働きやすさっていう話になると、どうしても時短とか、「働く時間・内容にセーブをかけることで負担を減らす」というのが基本的な考え方ですが、「働きたいし、充実感のある仕事がしたいけど、時間の制約でそれを諦めなきゃいけない」というところを解消するような制度を作りたいなと思っています。スペースマーケット で働く女性は、そちら視点の社員が多いと感じますし、シェアリングエコノミーの活用は、この課題の解消に有効な手段かもしれないと思っています。

「子どもと一緒に過ごしたい」を大切に

最後に、これから子育てをする社員に向けて、どんなことを伝えたいですか?

端山:それぞれ個人の事情や考え方によって、復帰時期や復帰後の勤務体系など、いろんな選択肢があると思います。

私は、「今は子どもと一緒にいたい」という素直な気持ちを大切にして、保育園に入りやすくするためだけに、早い時期から子供を預けるということはしませんでした。とはいえ、これは個人的な考えであって、何がいいかは人それぞれ。

いろんな選択をとった人がいて、みんな考え方もバラバラだと思います。周囲の考えや環境に流されず、自分の思いを大切にしてほしいです。そのほうがハッピーになれると思います!

平井:ほとんど全ての働くママは、子供と仕事と家庭のバランスに悩みながらも試行錯誤で頑張っていると思うんです。でもそれって正解があるものじゃなくて、自分にとって良いと思うことを信じてやっていくしかないんじゃないかと思います。そういう意味でも、やっぱり自分の気持ちが一番大事ですよね。私もまだまだ未熟な身ですが、先輩方に学びながら、自分が良いと思えるバランスを求めていきたいです!



スペースマーケットでは、子育てについても、復帰についても、一元的な制度を導入しないスタンスとのこと。
だからこそ、社員それぞれが、子育てをしながらどう働いていきたいかを考え、会社とともに柔軟な方法を試していけるんだということがわかりました。
仕事も家庭も、自分のことも大切にしたい。多様な"両立"の方法にチャレンジしていきたいですね。

端山さん、平井さん、本日はありがとうございました!


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