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【スペスマ人】シェアリングエコノミー伝道師って何?

社長室の積田です。
突然ではありますが、私、3月15日に内閣官房より「シェアリングエコノミー伝道師」を拝命しました。
そこで、今日は、伝道師としての仕事について、そしてその仕事を通じて日々感じているスペースマーケットで働ける喜びについて書いてみようと思います!


〜〜〜そもそもシェアリングエコノミー伝道師ってなんぞや?〜〜〜

まず、シェアリングエコノミー伝道師とは・・・。

「わが国の超少子高齢化における諸課題に対応するため、地域内外のあらゆる関係者の仲介役となり地域独自の課題や魅力に気づき、その解決や活用に向けてシェアリングエコノミーを主要な手段として推進し、地域環境の整備を図ること。」(「シェアリングエコノミー検討会議 中間報告書」より抜粋)

つまりは、シェアリングエコノミーの仕組みを活用して地方創生に貢献するということですね。
当社代表の重松が代表理事を務めるシェアリングエコノミー協会でも、「公助から共助へ」という旗印を掲げ、人口減少、税収減により顕在化している様々な行政課題を解決していこうとシェアリングエコノミーを活用したモデル都市「シェアリングシティ」を展開すべく様々な自治体とプロジェクトを進めているところです。
これまでのように子育てから介護、観光及び産業振興、雇用創出までの全てをパブリックサービスで担うのは難しい時代です。シェアリングサービスを活用した共助の仕組みを導入することで持続可能な自治体運営の新しいモデルを作ること。それをサポートするのが伝道師の仕事であると理解しています。

      (行政サービス&課題とそれに対応するシェアリングサービス例)


ということで、次は具体的なプロジェクトをご紹介します。


〜〜〜シェアリングエコノミー伝道師の仕事、第一弾〜〜〜

伝道師としての第一弾の仕事として、3月末に長崎県島原市に行ってきました!
目的は、昨年11月に「シェアリングシティ宣言」を実施し、街をあげてシェアリングエコノミー推進を進めていくと発表した長崎県島原市でのビッグイベント。当社社長室のスーパー女子・小池さんとの魂を込めた共同企画!!

まずは「世界中のあらゆるスペースを自由に流通させる」「あらゆるイベントの実現を支援する」という当社の掲げるミッションの元、島原市及び株式会社島原観光ビューローと協力して、島原市内の魅力溢れる施設の有効活用・利活用を推進し、島原城を起点としたコスプレ撮影イベント「島原コスプレの乱」!

(島原城で撮影するコスプレヤー。地域外から100名のコスプレイヤーが島原に来てくれました!!)

そして、シェアリングシティ島原の持続可能な観光・未来の街づくりについて語るトークイベント「シェアリングエコノミーの可能性 – 島原の未来を考える」の開催。

(古川市長を初めとする登壇者の皆様。当社代表の重松がシェアエコの可能性を熱く語っています!)


それから、本イベントを記念してスペースマーケットとCAMPFIRE HOTELSのコラボ企画「お城でグランピング」。

(幻想的な島原城&グランピングテント!! 体験者もスペースマーケットならではの非日常体験を喜んでくれました。)

東京ー京都のゴールデンルートから少しづつ地方に広がりを見せる観光客に、その街の真の魅力を伝えるには、その街を最も知っている個人の体験や資産が必要だと強く感じ、真の観光立国実現に向けてもシェアリングエコノミーが果たす役割は大きいと実感できたイベントでした!!

〜〜〜そして、伝道師の仕事は続く〜〜〜

先日は、メガネの街として有名な福井県鯖江市に行ってきました!
鯖江市は、メガネや漆器といった伝統工芸はもちろん、オープンデータ、ITの街としても有名で、様々な先進的な取り組みを推進しています。

現在、鯖江市は「総務省 お試しサテライトオフィス事業」に採択され、当社と連携してサテライトオフィス対象スペースの運用を進めています。
また、2023年には北陸新幹線が延伸することから、2次交通や地域外からの観光客等を受け入れるための仕組みとして、シェアリングエコノミーの活用を検討しています。
鯖江市としては、シェアリングエコノミーの持つ以下の3点に大きな可能性を感じているとのこと。

①既にある資産の遊休時間を活用するため需要変動に柔軟に対応できる。
②新たな設備投資等の行政支出を必要としない。
③CtoCのマッチングゆえの新しく深い体験が、継続的な交流関係をつくりだす可能性がある。


(鯖江市お試しサテライトオフィス事業の対象スペースの豪勢で趣のある古民家。)

シェアリングエコノミーを活用したスマートな街づくりを目指し、鯖江市を「メガネとオープンデータ、シェアリングエコノミーの街」にすべくプロジェクトを進めてまいります!

このようにシェアリングエコノミー伝道師として、全国の自治体の抱える行政課題を解決するために今後も全力を尽くしていきたいと思います。

そう、そして、スペースマーケットで働ける何よりの喜びは、遊休スペース活用を通じて、観光施設の活性化、公共施設活用、空き家対策、お試し移住、東京オリンピックパラリンピックに向けた首都圏のスペース不足の解消及び全国のスポーツ施設・文化施設の活用等、様々な社会課題を解決し地方創生に貢献できる公益に資するインフラを作っていることを実感しながら仕事ができることです!!

みなさん、一緒に日本を元気にする次世代のインフラを作りませんか?

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