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ウクライナ侵攻、台風被害、銃撃事件─スペクティが振り返る2022年とこれから

こんにちは!
AI技術を活用し、防災や危機管理に関するソリューションを提供する株式会社Spectee(スペクティ)で、広報を担当している平川です。

ことしも残り1週間を切りました。みなさんにとって2022年はどんな1年でしたか?

今回は2022年最後の更新ということで、スペクティの1年を振り返ってみたいと思います!
ぜひ最後までご覧ください♪


[目次]
・メンバー数について
・スペクティが配信した災害や事件
・2022年に開始したサービスや海外展開について
・メディア掲載について
・CEO村上より

◆従業員数が100人を超えました!

スペクティではこの1年でメンバーが大幅に増え、現在は100名を超えるメンバーがスペクティで働いています。仲間が増えるのはとても嬉しいですね!

ほとんどのメンバーがリモートワークのため、なかなか全員揃う機会はありませんが、今年は社員向けの勉強会なども企画し、積極的にコミュニケーションをとっています。

▲勉強会の様子

この1年で更新した社員インタビューはこちら。

Spectee社員紹介
スペクティで働くひとたちの紹介です。
https://www.wantedly.com/stories/s/spectee_report

◆台風や銃撃事件、デマ投稿など2022年の危機事象

スペクティが提供するAI危機管理情報サービス「Spectee Pro」では、この1年もさまざまな情報を配信しました。印象に残った事象をいくつかレポートとともにお伝えします。

・ウクライナ侵攻

ウクライナ危機、サプライチェーンへの影響は | スペクティ(株式会社Spectee)
ロシアは2022年2月24日、ウクライナへの侵攻を開始し、世界が揺れ動いています。 経済を支えるサプライチェーンは、 以前のレポート ...
https://spectee.co.jp/report/ukrain_impact_supply_chain/

・宮城県や新潟県、静岡県の豪雨被害

【速報】2022年8月4日 SNSで見る新潟県豪雨被害 | スペクティ(株式会社Spectee)
レポート 2022年8月3日から4日にかけて、北日本を中心に大変な豪雨が襲いました。3日には山形県、4日に入ってから新潟県に「大雨特別警報」が発令され、さらに多くの場所で、その地域にとって数年に一度しか降らないような記録的な大雨が短い時間のうちに観測されたことを伝える「記録的短時間大雨情報」が発表されました。 ...
https://spectee.co.jp/report/20220804_niigata_heavy_rain/

・静岡県の豪雨災害の際に投稿された、AIが作成したデマ画像の拡散

静岡災害デマ、画像生成AIの急速な進化がもたらす新しい時代 | スペクティ(株式会社Spectee)
台風15号が記録的な豪雨を静岡県にもたらしました。気象庁によると静岡市駿河区では12時間雨量が観測史上最多となる404.5ミリを観測。これは平年の9月降水量の約1.5倍に当たる量とのことです。この大雨により、静岡県各所では広範囲で冠水・浸水や土砂災害、大規模な停電・断水の被害が発生しました。特に断水については静岡市清水区を中心に6万軒以上で発生し、 29日から段階的に解消する ...
https://spectee.co.jp/report/202209_shizuoka_typhoon15_fake/

・安倍元総理の銃撃事件

・梨泰院の雑踏事故

そのほか、新型コロナウイルスの再拡大大規模な通信障害など、
自然災害だけではないリスクの高まりも痛感した1年だったのではないでしょうか。

◆ヤフーとの連携や、世界展開へ向けての取り組み

こうした中、スペクティでは、自動運転支援を目的とした実証実験に参画したり、リアルタイム浸水推定図のサービスを開始したりするなど、SNSによる危機事象の配信に加え、多岐にわたるデータを解析し"危機の可視化"に取り組んでいます。

1月にはYahoo!防災速報の「災害マップ」と連携し、一般のお客様に対してもTwitterに投稿された災害状況の配信を開始しました。

刻々と変化する災害状況をリアルタイムに届ける「災害マップ」 - Corporate Blog - ヤフー株式会社
2022年1月にYahoo!天気・災害のTwitterアカウントで実施したアンケート「 電車に乗っているときにもし大きな地震が発生したらどうする?」では、急な災害時にはまず、「手すりやつり革などにしっかりつかまる」と回答した方が63.4%でした。そして、次に多かったのは「スマホで最新情報をチェックする」の27.1%でした。 ...
https://about.yahoo.co.jp/info/blog/20220615/saigaimap.html


また、3月にはJICAが実施する2021年度 第2回「中小企業・SDGsビジネス支援事業」に採択され、11月にはフィリピンへ訪問し、危機管理情報についてのヒアリングを行いました。

スペクティ、日本発のAI防災ソリューション「Spectee Pro」を世界展開へ
◆ JICA「中小企業・SDGs ビジネス支援事業」とは? 開発途上国の開発ニーズと日本の民間企業の有する優れた製品・技術等とのマッチングを行うことによって、将来的に開発途上国の課題の解決・SDGs達成と日本企業の海外事業展開との両立を図り、もって ...
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000016808.html
2年9ケ月ぶりにフィリピン訪問 | 株式会社 reaple
2022年11月9日、当社は、 ㈱Spectee様 とJICA中小企業・SDGビジネス支援事業「フィリピン国SNS情報を活用したAIリアルタイム危機管理情報システムに係る案件化調査(中小企業支援型)」の事業を支援するコンサルタント契約を締結しました。 ㈱Spectee様は、日本国内において、SNSや気象データ、道路・河川カメラなどのデータを収集・解析し危機管理情報を配信するサービス「 ...
https://reaple-inc.com/news/jica%e4%b8%ad%e5%b0%8f%e4%bc%81%e6%a5%ad%e3%83%bbsdg%e3%83%93%e3%82%b8%e3%83%8d%e3%82%b9%e6%94%af%e6%8f%b4%e4%ba%8b%e6%a5%ad/?fbclid=IwAR2PiDShay97hY2RQqgSwczKPpJlEJS1jpR2QuHWb5yXz4Ltf0C_Tr_vHaA

◆メディアの反応

NHK「明日をまもるナビ」、日本テレビ「一撃解明『ひと目で分かる』」、フジテレビ「FNNプライムオンライン」など、2022年も多くのメディアに取材いただきました。ウェブでもお読みいただける記事を2つご紹介します。

・EnterpriseZine

日本で芽吹く「防災テック」大分県を襲った豪雨、福井県の雪害でも活用されるSaaS生みの親を訪ねた
大雨による冠水、地震、40度を超える猛暑など危機的な状況が頻繁に発生している。気候の影響によって災害となるケースも多く、令和3年の土砂災害は972件を数えた(国土交通省発表「令和3年の土砂災害」)。7〜8月だけで8割と集中する傾向が見られるが、気を抜くことはできない。日本は東日本大震災の教訓から、河川の管理強化、堤防の高さを上げるなどハード面の対策は実施する一方、ソフト面の取り組みが遅れてい...
https://enterprisezine.jp/article/detail/16618

・ITmediaエグゼクティブ

災害大国ニッポン、救うのはAIによる可視化、そして予測――Spectee 村上建治郎氏
Spectee CEO 村上建治郎氏  「危機を可視化し予測する」というミッションを掲げ、社会が危機への対応力(レジリエンス)を高め、持続可能な世界を実現できるよう支援することを目指しているSpectee(スペクティ)。主力サービスであるAI防災・危機管理ソリューション「Spectee ...
https://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/2209/26/news028.html

◆代表取締役社長CEO 村上建治郎より

この1年を振り返ると、コロナによる混乱も続く中、ロシアのウクライナ侵攻により更に世界の混沌が深まった。そんな1年だったと思います。

自然災害も引き続き世界で頻発し、気候変動による影響は世界各地で出てきています。このトレンドは今後も変わらないと思っています。

スペクティの1年を振り返ると、新規契約数は前年同期比で213%に達するなど、まさに飛躍の年でした。社員も100人を超え、3年前から約3倍になりました。これだけ多くの仲間が、災害から人々を守るというただ一点の目標に向かって日々努力しているのは本当に心強く、このメンバーなら世界を変えられると確信できる年になりました。

テクノロジーの視点で振り返ってみると、Web3やメタバースの技術が徐々に浸透し始めたり、自動で映像や音声、音楽や文章を生成するジェネレーティブAIが台頭したりするなど、最新技術を使った"新しい景色"が見え始めてきました。様々な業界で"DX"も進んできているように見えます。

スペクティでは、今年、「予測」の領域に踏み込む大きな技術的進展がありました。ここ数年開発を進めていたAIによる"リアルタイム浸水推定"の提供を開始し、そのスピードと精度の高さに多くの反響をいただきました。人工衛星などを活用した予測推定技術も発表させていただきました。スペクティが掲げるミッション『危機を可視化する』において、"未来の危機も可視化できる"そんな日が近づいてきていると思える一年でした。

来たる2023年、災害は引き続き世界の重要課題の一つとなるでしょう。また、これまでにない新しい技術の進展も進むと思います。スペクティは引き続き災害から人々を救うために、様々な技術をかけ合わせ、新しい世界を創っていきます。2023年も、ぜひスペクティに期待いただければと思います。

[Spectee会社情報]

Spectee公式HP

代表取締役CEO・村上建治郎 Twitter→@kenmurak

取締役COO・根来諭 Twitter→@n563104

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