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"関わるすべての人を笑顔に"テクノロジーで問題解決のスペシャリストを目指す男の話

22卒でエンジニアとして入社予定の平口叶太(ひらぐちかなた)です!
まずは、この記事を開いていただきありがとうございます!

今はスタークスのエンジニアとして、メインサービスである「リピートライン」の開発に携わっています。

大学は大阪工業大学の情報科学部 情報メディア学科というところで、主にコンピュータ・サイエンス分野の勉強をしていました。

趣味は、1人でバスケのドリブルをすることです。

自分は「できないができるに変わる瞬間」が好きで、ドリブルをしている時はこれを感じることが多いです。そのため、ほとんど毎日、15 ~ 30分はドリブルしています。(長時間は飽きるので、短時間になりがちです。)

ちなみにドリブルしている時は、ドリブル以外の全てを忘れられるため、いい気分転換にもなります。

以上が簡単なプロフィールです。

幼少〜学生時代のわたし

ハイスペ従兄弟に抱える劣等感

幼少期の頃は、シャイで泣き虫でした。
幼稚園のイベントである鼓笛隊、演劇、運動会、どれも泣いてました。
親と離れることに抵抗があり、幼稚園は行きたくないし1人は嫌だ、と思うことが多かったです。とにかく変化を恐れた子だったと思います。

そんな自分には同学年で幼稚園から中学まで一緒の、スペックの高い従兄弟がいました。
自分は運動神経が悪く弱気で人より能力が劣っていたのに対し、
従兄弟は運動神経が良く強気で人より能力が優れていました。

小さい頃は、従兄弟に「俺が守ったる」とか言われたこともありましたね。
従兄弟はいつしか自分にとっての理想となり、憧れの存在になっていました。

しかし同時に自分と従兄弟を比べる癖がついてしまい、

「なんで俺には能力がないのか?」
「あいつみたいになりたいな」

と劣等感を抱えることが多くなりました。

そんな中学までの経験から、嫌われたくないし褒めてもらいたいという承認欲求の強い人間になりました。

次に、ターニングポイントとなる高校の話になります。
ターニングポイントは全部で3つであります。
今振り返ると、この高校の経験が自分を変えてくれたと思っています。

▼高校2年生のバスケ部の時の写真(真ん中で寝転がっているのが平口)

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初めての偉業

小学生の頃私は長距離が苦手でした。実際にマラソン大会は50位中38位とか。

しかし高校2年生の時、1500m、3000m、マラソン大会で全て一位を取るという偉業を成し遂げます。
過去に苦手であったことが、得意に変わったことに大きな喜びを感じることができました。
この偉業を成し遂げることができたのは、嫌だったバスケ部を中学、高校でもやり続けたからだと考えています。

この経験から、苦しい時間の先には大きな喜びが待っているということを学び、
「嫌なことを継続し続けること」に対する価値観が変わりました

また、この偉業を成し遂げる前までは「努力が嫌い」と思っていましたが、それからは「努力は悪くない」と思えるようになりました。(まだ「努力が好き」とは言い切れないですが、、)
すごく良い経験だったと思います。

これを読んでいる皆さんの中にも、何か努力されていて「嫌でやめたい」と思う人はいるかもしれません。
しかし、それを継続した先には大きな感動が待っているかもしれないですね。

目指すものがある人のかっこよさを知る

2つ目は、心から憧れる同級生O君との出会いです。

O君は、人をいじってクラスの全員を笑わせるような、いわゆるクラスのムードメーカー的な存在でした。しかしかなり騒がしいキャラだったので、同じクラスになった時は「仲良くなれるのか?」と思っていました。

そしてある時、席替えでO君が自分の前の席になりました。
そこでは、O君がどれだけ変人かを体験します。

まず、O君は国語、数学、理科、社会とあらゆる授業で英語しか勉強してないんです。注意されても、すぐに英語のTOEFLの勉強に戻ります。
また会話することが多くなると、休み時間中には、「スティーブ・ジョブスのスタンフォード大の卒業スピーチ」や「宇宙の偉大さ」みたいなYoutubeを見せられ、興味のない話ばかり聞かされました。(笑)

しかし、本当に熱心に話を続けられると感化されることが不思議と多くなっていきました。

そんなO君の目標は “ハーバード大学に入学する” でした。
聞いた時は衝撃を受けました。

なぜなら、自分の高校は偏差値もさほど高くない高校であり、世界でもトップレベルの大学である「ハーバード大学」なんていけるはずない、と正直思っていたからです。
しかし、いつも英語、経済、経営に関する勉強をしたり、目標から逆算して行動し続ける姿勢を見続けていると、不思議ですが「こいつ、本当に成し遂げそうだな」と思っていきます。

そして、いつしかO君は自分にとって最高にかっこいい男になっていました。
O君みたいに大きな目標や夢を持ちたい、そしてそれに向かって全力で取り掛かっていきたい。そう思うようになりました。

「笑顔」であり続けたい

最後は、「クラスメイトの死」です。

その亡くなったクラスメイトとの関係性は、亡くなる前日にちょっとしたペアになった、ということくらいです。しかし、朝のホームルームに「亡くなった」という事実が告げられた時の

全員で卒業できなかった悔しさのあまり、涙が出る先生

周りから聞こえる鼻のすすり音、涙を拭くクラスメイト

そんな最悪な景色を見ました。
自分も泣いていて、胸が苦しくて仕方がなかったのを覚えています。

この経験から「笑顔」という価値観が得られました。

「苦しい・悲しいこともあるからこそ、日常を最大限笑顔で過ごせるようになりたい」

そんな願いから、抽象的ではありますが「より多くの人を笑顔にする(当時は、世界中の人の命を救いたいとか、めっちゃどでかい夢を持ってました)」という、ビックな夢をもつことができました。

まとめると、初めての偉業の経験からは「努力に対する価値観」が変わり、
また、心から憧れる人との出会いからは自分の「これから」について考えられるようになりました。
最後に、クラスメイトの死の経験からは「笑顔であり続ける」という、自分の目指す方向を見つけられました。

エンジニアという道へ

以上の経験から、「多くの人を笑顔にするためには?」と考えるようになりました。
結論「テクノロジーの理解」が必要だと考えました。

当時、「人が車を運転する」という当たり前を壊した「自動運転」や、
「人がレジをする」という当たり前を壊した「amazon go」を見て、

「より多くの人を笑顔にする可能性を秘めているのは、テクノロジー以外ない」

そう思ったからです。

以上の背景から、エンジニアになるために情報系の大学に入学することを決めます。
入学当初はキーボードの打ち方も分からないところからでしたが、主席を取ることを目標にして学問に励みます。結論首席は取れなかったですが、学科内で最高2位をとり、成績優秀奨学生に選ばれたこともありました。

そんなこんながあり、就活です。

スタークスとの出会い

当初は、「優秀なエンジニアになりたい」「環境が自分に与える影響は大きい」と考えていたこともあり、「優秀なエンジニアに囲まれた環境」「モダンな技術を使える環境」「勉強会がある」といった環境の揃った企業を見ていました。
そんな中、学部3年生の12月、LabBaseというサービスでスタークスからスカウトをもらい、エンジニアチームマネージャーの鵜殿と面談することになります。

面談中、

「自分が就活生だったとします。そして、『エンジニアとしてとにかく成長したい』と思っています。今は、エンジニアとしてすごく成長できそうな環境である企業Aの面接官と面接中です。そこで『なぜ弊社を選んだのですか?』と聞かれたら、なんと答えますか?」

と質問しました。

自分は以下2つのパターンの回答を考えていました。

1つは「環境が魅力的だったから」と正直に答える。
しかし、この回答は企業側からしたら「浅はかな考えだな。」と思われてしまい、落ちる可能性が高くなると考えていたので答えたくありませんでした。

2つは「企業理念に共感したから」「事業に興味を持ったから」と本心から強く思ってはいないことを答える。
当時は環境のことしか考えていなかった為、どのような理念や事業であっても、正直「ここで働きたい!!」と強く思うことはなかったです。しかし、理念、事業に共感すると好印象のイメージがあった為思っていないことを言うのもありだと考えていました。
でも、個人的に嘘はつきたくないので答えたくありませんでした。

そして鵜殿はこのように答えました。

「『自分のやりたいことが御社で実現できそうだから』でいいんじゃない?
『企業理念に共感したから』とか、本心から思ってないことは言わなくてもいいと思う。」

これを聞いた時、納得感はもちろんありました。

しかし、自分が考えていた回答と比較した時、
自分:「企業からどう思われるか?」を考えた回答
鵜殿:「自分はどうしたいか?」を考えた回答 になっていたことに違和感を感じます。

もしもこの時、やりたいことが明確であり本気でやりたいと思っているのであれば「自分はどうしたいか?」を考えた回答になっているはずです。

そこで「自分のやりたいことに自信がない」という自分に気づくことが出来ました。

そんな経験から、「スタークスには多様な考え方がありそうだな。そして、ここでそれぞれ違った考えを吸収しさまざまな気づきが得られたら、どれだけ成長できるだろうか?」と想像が膨らみました。
当時は、スキルをつけることより考え方を広げることの方が大事、と考えていたからです。

そのようなことからスタークスに興味を持ち、選考に進むことを決めます。スタークスの面接は「面接」というより「一緒に自己分析する」という感じでとても新鮮でした。

入社後〜これまでのわたし

まだ入社はしていませんが、2021年5月からエンジニアとして内定者インターンをさせていただいた感想を共有したいと思います。

結論ですが、刺激的で大変です。

タスクを期限までに終わらせたいのに終わらせることが出来ない。
技術的な知識が足りず先輩に助けてもらうことが多い。
研究との両立が難しい。

このような現状から無力感を感じ、正直へこむ時もあります。

しかし、いつでもスタークスの仲間は、「今は仕方がないよ。」「いつでも頼って!!」と優しい声をかけてくれます。「別に迷惑かけるとか思わなくても良いんじゃないか?」と思ったこともあるくらいです。

そんな優しい声をかけてくれるのに加え、
難易度の高いタスクに取り掛かる機会が多いことや、
ちょくちょく「分からないとこない?」と聞いてくれること、
と、色々と感謝する部分が多く、恵まれた環境だなと感じています。

自分は「苦労した分だけ経験値が得られる」と考えています。
今は大変だと感じているので、経験値をたくさん貯めている期間です。
そして経験値がたくさん得られた先には、たくさんの人から感謝される未来が待っていると思います。

そんな感謝されている未来を想像すると、今が刺激的で大変だとしてもその状況を楽しんでいる自分がいます。

今は、研究、インターン、バイト、趣味のバスケ・・と色々と大変です。
でも、別の言葉で言い換えると、最高に充実しています。自分は幸運です。

今後やりたいこと

問題解決のスペシャリストとなり、

関わる人を笑顔にし、さらに関わる人の範囲を広げその先にいる人を笑顔にさせることの連続で生きていきたい

と考えています。


何か困っている人、悩んでいる人、ネガティブな感情を抱いている人は、何らかの問題を抱えていると思っています。それを解決し続けることがたくさんの人の笑顔を見ることに繋がると考えています。

問題を解決し続け、「ありがとう!」と言ってもらえる日が続くと、最高だと思いませんか?

少し前までは技術を磨き続けエンジニアとして成長していきたいと思っていました。
しかし、今はエンジニアであることに固執し続け自分の行動に制限をかけるのではなく、色々な立場から問題を解決していける人になりたいと思っています。
仕事、人間関係、スポーツ、とジャンルを問わず問題を解決し続けられる人になりたい。

誰かの問題を解決し、その人を笑顔にし、自分も笑顔になる

これを何度も経験し、後悔のない最高の人生を送りたいと思います。

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