数学教師がEdTechベンチャーにジョイン。1人目のカスタマーサクセス専任としての熱意に迫る

前職では、中高一貫校で教師として数学の授業をする傍ら、授業支援ツールの導入やコンテンツ制作などの教育ICTツールの導入も担っていた阿部さん。2018年4月にスタディプラスへ入社し、教育事業者向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」の1人目のカスタマーサクセスとして、さっそく活躍中。

「没頭したら周りが見えなくなるくらい夢中になっちゃうんですよ~」と優しい笑みを浮かべる阿部さん。柔らかく安心感のある雰囲気をまとっていますが、実は笑顔の裏に燃えたぎる情熱を持った人物なのです。

着実にキャリアを積んでいた阿部さんが、次なるステージにベンチャー企業であるスタディプラスを選んだ理由は何だったのでしょうか?教師を辞めて転職した理由、教育に対する想いやカスタマーサクセスの使命に迫ります!

【プロフィール】阿部 亮輔(あべ・りょうすけ)さん 30歳

学生時代は6年間塾講師を経験。大学院で教育工学を学び、卒業後は私立中高一貫校にて数学の教師に。また、授業支援ツール導入などのEdTech推進を主導し、成功事例として他校からの見学対応や講義も経験。好きな言葉は「諸行無常」。

―改めて、これまでのキャリアを教えてください。

“自由な授業デザイン”を目指していた数学教師時代。ICT導入の成功事例として注目を集める

大学時代からお話しますと、当時は物理学を専攻していたのでエネルギー問題を解決するためにハード系のエンジニアを目指していました。ただ、大学で学びを深めたり学習塾の講師として生徒と接しているうちに、何をするにも“人”が重要になってくるということを感じ、「モノで人を変えるよりも、教育で人を変えたい」と思うようになったんです。そのため、大学院では教育学を専攻。大学院修了までの6年間、学習塾の講師も勤めました。

卒業後の就職先としては、研究者・民間企業・教師という選択肢があり悩みましたが、まずは現場を知るべきだと感じて教師になることを決意しました。公立校ではなく、御縁あってチャレンジングな私立の中高一貫校を選びました。

5年間、数学教師として中学生・高校生の授業を担当しながら、教育ICT推進担当として、授業の組み立てや設計、そこにどうICTを活用するかを担っていました。かつては先生の話術で生徒を授業に集中させることが主流でしたが、授業の質が先生のスキルに依存し、また一斉授業では生徒1人ひとりに合った授業をすることが難しいという課題がありました。

この課題を解決するために、教育ICTツールを導入しました。例えば、生徒1人ひとりの学習スピードや習得度に合わせて個別指導ができるよう動画教材を取り入れたり、生徒の議論が活発化するツールを導入し、自由な授業デザインを目指して取り組んでいました。すると次第に、先進的な取り組みが教育ICT導入の成功事例として注目されるようになり、他校から講演依頼を受けて登壇したり、どのように導入をしているのか見学に来られた方の対応も担当していました。

その他には、生徒の中にプログラミングが好きな子が多かったため学べる場をつくろうと、プログラミング部を立ち上げたりもしていました。


―教師として着実にキャリアを積んでいた阿部さんがスタディプラスに転職した理由、転職によって成し遂げたかったことは何でしょうか?

大げさかもしれない。でも本気で、教育業界に革命を起こしたい

教師として働いていた時からずっと、『教育業界に革命を起こしたい』という想いがありました。教育現場には、生徒・教師・保護者それぞれの目線からみた様々な課題が山積しています。教育ICTツールの導入などを積極的に推進していたのも、このような想いからでした。

目的なしにただツールを導入をするだけでは運用は失敗します。逆に、現場の課題や目的に合わせた運用設計をしっかりおこなえば成功します。EdTechブームをさらに良いものに発展させるためにも、この設計が非常に重要だと感じました。そして、プロダクト・サービスを提供する立場から、教育現場への運用設計を考えてみたいと思うようになりました。また、学校以外の場を知って視野を広げるべきだとも感じ、転職活動をスタートしました。

面接を受けていた企業の共通点は、『EdTech業界で、かつ新規事業の立ち上げなど攻めの姿勢である企業』。結果的にベンチャー企業が多かったですね。その中でスタディプラスを選んだ理由は2つです。

1つ目は、プロダクトの魅力。「Studyplus」「Studyplus for school」は、教育業界や世の中を変えうるプラットフォームだと思いましたね。前職で様々なICT授業支援ツールを使い、学習管理・SNSの重要性を実感していたので、ことさらそう思いました。

例えば、生徒が自発的に勉強をするためには、『50分の授業が終わってもいかに生徒のワクワク感が残っているか』が重要。授業の内容や教材が生徒間で話題になることが、結果として生徒の成績向上に繋がるのです。また、先生に生徒が気軽に話せる時間や環境を整え、『先生と生徒が関わりやすい仕組みを作ること』も成績向上には欠かせません。「Studyplus」「Studyplus for school」はまさに、私が感じていた現場の課題を解決するプロダクトだったんです。

2つ目は、事業部長である宮坂と話し、この人と一緒に攻めの仕事がしたいと思ったから(宮坂のインタビューはコチラ)。これまで勤めていたのが学校だったため守りの姿勢が強い傾向がありました。その分、攻めの姿勢がある会社で勢いのある人・異質な人と働きたいという気持ちが強かったんです。スタディプラスは内定までのスピードもとにかく速く、意思決定のスピード感も心地良いと感じました。

また、これは入社してから感じていることですが、スタディプラスには教育に対して熱い想いを持っている仲間が予想以上に多く、ビックリしました。エンジニア・ディレクター・デザイナー・営業など職種は様々ですが想いは一緒です。それぞれが専門性を活かし、プロダクトを育てています。



―カスタマーサクセスの具体的な業務内容、使命を教えてください。

教育現場の課題を解決し、良い変化を生み出す

教育事業者向け学習進捗管理ツールとして塾や予備校を中心に導入されている「Studyplus for school」。私はカスタマーサクセスとして、導入いただいたお客様のサポートをしています。カスタマーサポートと間違われがちですが、お問い合わせに対応したり手順をお示しするといった受け身ではなく、より良い運営ができるように積極的なコミュニケーションをとり、その名の通り顧客の成功まで伴走することがカスタマーサクセスです。例えば、アナログな学習管理をどのように「Studyplus for School」に置き換えていけばいいか、生徒の学力向上に向けて先生がどのようにコーチングしていけばいいか。このように教育現場の課題解決をすること、導いていくことが私たちカスタマーサクセスの役割であり使命だと考えています。この事業自体が本格始動してまだ日が浅いこともあり、顧客への提案や接し方にルールはありません。事業部長からも『型にハマらず考えてやってみて』と言われているので、自由度高く取り組めていますね。

また、「Studyplus for school」は、毎月継続して利用していただくサブスクリプションサービスです。売って終わりという形態ではないからこそ、私たちカスタマーサクセスが介在することでサービスに満足していただき、使い続けてもらうことが重要になってきます。『導入いただいたからには、生徒の変化・保護者からの評価など何かしら良い変化を生みたい』そんな想いで日々取り組んでいます。


―活動する上での方針、具体的な目標はどのようなものですか?

あえてターゲットを絞り、売上や顧客数は目標としない

有難いことに順調にクライアントが増えている状況なので、現在は既存クライアントにとにかく手厚いサポートをすることを大切にしています。新規クライアントに提案をすることもありますが、どこにでも提案するというスタンスではなく、学習管理に対して興味を持っている方々をターゲットに活動しています。この背景にあるのは、本当に必要性を感じていただいているクライアントとユーザーを大切にしたいという想い。そうすることで評判もサービスの価値も高めていこうという方針で動いています。

また、一般的に売上や顧客数を目標とされることが多いかもしれませんが、当社のカスタマーサクセスの目標は「アクティブ率」です。既存クライアントにより良く、よりたくさん利用していただくことが目標です。これが顧客のサポートに集中できるポイントでもあります。具体的には、生徒の入力率、先生から生徒へのコメント・いいねの数、カルテ機能の活用度などを計測しています。

例えば生徒の入力率は高まっているのに、生徒との面談記録をつけられるカルテ機能は活用されていない。そんな場合は次のステップとして、志望大学や得意・苦手な教科など生徒との面談記録をつけるよう先生に活用を促します。一方で、そもそも生徒の学習記録の入力率が低い場合は、生徒や保護者への資料配布を促したり、塾の状況に合わせてガイダンス実施の提案をすることも。目標であるアクティブ率向上を目指し、しっかりとしたデータ・エビデンスをもとに適した提案・サポートをしています。


―「Studyplus for School」のカスタマーサクセスでは、どんな力がつく仕事でしょうか?また、難しさはありますか?

発展途上だからこそ考える力が付く。そして、それが面白くてたまらない

まだ入社して2ヵ月ほどですが、考える習慣がついたと感じています。自由度高く時間を使わせてもらっている分、目の前のことや長期的なことなど何かしら常に考えるようになりましたね。家に帰ってシャワーを浴びていても、ふと気付いたら仕事のことを考えていたり…(笑)。考えることが面白くてたまらないんです!また、優秀なメンバーのそばで働くことで、ビジネススキルだけでなく物事の考え方などを含めて成長できると思います。

難しさは、カスタマーサクセスのルーティンが整っていないことでしょうか。ただ、これが面白さでもあると思っていて全てできあがっていたら、つまらないと感じているかもしれません(笑)。レールにのって仕事をしているのではなく、事業を創っているということがやりがいにもなっています。



―最後に、今後の目標や目指していることを教えてください。

2つの視点で考えていることがあります。まずは、プロダクトだけでは解決できない部分をサポートすることで、教育現場の課題を何でも解決できるようになること

次に、UI・UXの部分を社内に落とし込んで、あらゆる問題を自社のプロダクトで解決すること。日々クライアントと接する中でしっかりとユーザーの声を拾い、プロダクトを育てていきたいと考えています。


阿部さん、ありがとうございました!


発展途上だからこその面白さあり!複数職種で採用強化中!

スタディプラスは事業・プロダクトを共に創り、育てていれる仲間を探しています。少しでも気になったから、ぜひ一度フランクにお話しませんか?ご応募お待ちしています!

カスタマーサクセス

ビジネス開発担当

サーバーサイドエンジニア

スタディプラス株式会社's job postings
9 Likes
9 Likes

Weekly ranking

Show other rankings