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【社員インタビュー #1】ドイツでビールに魅了された某有名企業社員が静岡でビール作りを始めた理由

当社がWantelyに登録してから早9ヶ月。静岡ののんびりとした地域に拠点を持つスルガノホールディングスに全国から『一緒に働きたい』という想いを持つメンバーが集まってくれました。

そんな仲間となってくれた彼らにインタビュー!

第一回目の社員紹介は、駿河重機建設 酒造部に所属した後、先月設立した酒造会社代表に就任した高見さんです。

東京の誰もが知る某有名企業のプロジェクトリーダーをしていた彼がどうして静岡で酒造りすることになったのか…生まれも育ちも静岡とは無縁だった彼がどうして今”ここ”にいるのか…そこには、ストーリーがありました。


早速、聞いてみましょう!


ーこんにちは。 早速ですが、スルガノホールディングスに入社するまでのキャリアを教えてください。 

2008年に大学を卒業し、化学系のメーカー兼販売会社へ入社しました。東京本社でのサプライチェーン管理に始まり、事業戦略立案、経営企画、データサイエンスなど多岐にわたる分野に携わってきました。キャリアの後半は、サプライチェーンチーム統括と平行して国内外の大型プロジェクトを牽引する業務に従事していました。

ー そこからどうして転職し、酒造に関わろうと思ったのですか?

とても1ページだけでは語りきれないのですが、理由は大きく三つありました。

一つ目は生まれつき…というのは冗談で、大人になってから無類のお酒好きだったことです。これは単純ですね。

ーそういえば、前職でドイツに駐在していたことがありますよね?そのことも関係していますか?

4年ほどドイツの欧州本社に駐在していたのですが、その際にビールとワインの多様性に出会ったことが大きいです。特にビールについては、日本ではラガービール以外をまともに飲んだことがなかったので、ドイツやヨーロッパ各国で飲まれている多種多様な個性を持つ華やかなエールスタイルのビールには一気に心を奪われました。元々DIY精神の権化みたいな人間だったので、ホームブルーイングが盛んなドイツでビールを作ろうと思うまでに時間はかかりませんでした。

ーDIY精神の権化(笑)!ギターやパソコンも自作してしまうくらい器用だと聞いています。生み出す作業がもともと好きなんですね!

そうなんです。これはややシリアスな話なのですが、前職では自らの手で価値を生み出せていないことにずっと“罪悪感”のようなものを感じ続けていたことがあります。というのは仕事柄、工場や協力会社で額に汗してモノづくりをされている方々と接する機会が多かったのですが、一方で自分はデスクの上で偉そうに書類やプレゼンテーションを作るだけで、なんならそれでそれなりにお高いお給料をいただいていた。

上司や先輩方に本当に可愛がっていただき、待遇も労働環境も申し分ない職場でしたので、そこに対するネガティブな想いというのは一切ありませんでした。しかしコロナ禍で世の中に必要とされる仕事が更に浮き彫りになる中、世界的なベストセラーとなった人類学者デヴィッド・グレーバー氏の著書「Bullshit Jobs:A Theory」を手に取り、自分の中でずっと感じ続けていた違和感の正体を明確に理解した時、「誰かに喜んでもらえるモノを自らの手で作り出そう」と決意しました。

ー やはり生み出す作業に魅力を感じて転職を考え始めたんですね。そこからどうして静岡県の弊社にたどり着いたのですか?

まず存在を知ったのはWantedlyでした。元々決断を迷わない人間なのですが、直感的に「この会社だ」と思いました。希望と募集内容が一致したことはもちろんなのですが、「この会社は/この社長さんは確実に仕事を楽しんでいるな」と(笑)

確か深夜2時頃、眠れず何気なく流し見していたWantedlyで、見つけた10秒後に寝転がったままメッセージを送った記憶があります…失礼!

そして直ぐにオンラインでカジュアル面談をし、社長から「どうせ仕事をするなら楽しまないと損でしょ!」という言葉を聞いた瞬間にもう心は固まっていました。

ー 高見さんの面談、とても印象に残っています!後ろにお酒がズラーっと並んでいる中に私もよく飲むワインがあって一番初めにそのお酒について話した記憶があります(笑)。

ドイツのグリューワインでしたよね!覚えていますよ(笑)

ーその後、何度か社長との面談があって入社が決まったんですよね。実際に働き始めてみてスルガノホールディングスはどうですか?

当社のWantedlyには「フラットな組織!」とか「ワークライフバランス!」とか凄く魅力的な言葉が踊っていますよね。

半分くらいは嘘だと思っていました(笑)

ところが驚くことに全部本当でした。私は酒造部門の代表として2021年の10月から事業立ち上げに奔走していますが、本当に「こんな会社あっていいの?」と思うくらい働きやすい会社です。かつて巨大組織で働いていた人間にとって特にこの会社の「決断の早さ」「風通し」「柔軟性」は想像ができないレベルです。常にSlackなどのツールでチーム全体のコミュニケーションを図っていますので、旧態依然とした朝礼や定例会、日報といったものは存在せず、会議も最小限しかありません。

また、定時が17時なのですが、皆16時50分頃にはもう半分椅子から腰が浮いており、時計がなった瞬間に「帰るよー!」と言って元気に帰っていきます(笑)

ー 全員がきっちり定時で帰宅しますよね(笑)。自分の時間も大切にしてほしいという社長の考えが浸透しているからかもしれませんね。

退社後は何をして過ごしていますか?

私は退社後、本社1階にあるトレーニングルームで筋トレしたり、目の前の海岸で釣りをしたりと、なんとも充実した生活を送っています。釣りをしながら海に沈む美しい夕焼けを見ていると、満員電車に押し込まれて帰宅していた頃とのあまりの変化に、夢うつつとなります。


ー 高見さんは、新たに設立した酒造会社の代表に就任しましたよね!

今後の目標はズバリ何でしょうか?

酒造事業の代表として「世界一ホワイトな酒造会社」を作ります。自分たちの仲間を大切にできない会社にお客様を大切にできるはずがないと考えています。言い換えれば、素敵な会社からは素敵な製品やサービスが必ず生まれます。もちろん一筋縄ではいかないでしょうけれど、これから増えていく仲間と一緒に皆さまに愛され・称賛されるような会社作りができるよう頑張っていきます。

ーでは最後に、今後スルガノホールディングスへの入社を考えている方にメッセージをお願いします。

一歩目を踏み出すのって思ったより大変ですよね。でも少しでも興味を持っていただけたのであれば気軽に扉を叩いてみてください!当社の敷居はとっても低いです…いや、敷居ないかも。

そして、ご覧のように各自の裁量がとても大きい会社ですので、何よりも「やってみたいという情熱をお持ちの方」、「自ら考え/責任感を持って物事を進めるのが得意な方」をお待ちしています!

直ぐにお会いいたしましょう!


ー 高見さん、お忙しい中ありがとうございました。

高見さんの入社ストーリー、いかがだったでしょうか?

世界中が混乱したコロナ禍で、新たな気づきがあり行動に移した高見さん。彼のその決断力と行動力は、新しいプロジェクトで大いに活躍中です!

高見さんのことをもっと深く知りたくなった方は、当社メンバープロフィールを是非ごらんください♪

YUSUKE TAKAMIのプロフィール - Wantedly

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