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シナジーってどんな会社?vol.3 コミュニケーションに、情熱を注ぐ【警備事業部】

僕の所属している警備事業部は「コミュニケーションに、情熱を注ぐ。警備のあしたに、希望を注ぐ。」というミッションを掲げ、交通誘導警備を中心に、雑踏警備や施設警備などの警備業務を行っています。

はじめに、どんな警備業務があるのか、わかりやすく説明していきますね。

~警備事業部の仕事~

交通誘導警備は、名前の通り交通誘導のお仕事です。代表的なのが、片側交互通行と呼ばれる誘導業務でしょうか。車両だけでなく歩行者や自転車、軽車両の誘導も行っています。

あとは工事現場などで、トラックなどの大型車を誘導する業務です。道路上での規制がなくても、工事現場から車両が道路に出入りする際に誘導を行うことがあります。

雑踏警備はイベントに際して、人が殺到して将棋倒しなどにならないように、歩行者を誘導していく業務です。普段はあまりない業務ですが、長期連休時やイベント開催時に依頼されることがあります。

施設警備は数としては少ないですが、美術館やスーパーマーケットでの警備を行っています。

美術館は一日の流れが決まっていて、決められた場所を巡回して、最後の施錠をするまでが業務です。スーパーは夕方から閉店までで、お店の閉店準備をしながら、最後の施錠まで行います。

他には巡回パトロールといって、ゴールデンウィークなどで工事現場の事務所が閉まっている間、会社に異常がないかどうかを確認する仕事もあります。1日に1回もしくは2回巡回して写真を撮って確認します。

最近初めて受注した業務だと、火花が飛び散る工事現場の警備があります。火災があった時に消火したり、火が付かないかを見ておいたりする警備ですね。

現場に張り付いて、消化器をもって待機しておいて、いざという時に消火活動ができるようにしておきます。消火器の使い方については、新任教育時に指導しています。

~管制配置担当の仕事の流れ~

僕は、警備現場に配置する警備士を手配する「管制配置」を担当しています。具体的にお話すると、お客様(主に土木会社さん)から受注した工事に対して警備士を配置し、警備士とお客様とをつなぐ管理役を担っています。

ここからは簡単に仕事の流れをご紹介しますね。

①お客様からの依頼を受け、工事の場所や警備内容、日程、必要人数などを確認します。社内で打ち合わせをして大体の単価を決めて、お客様にご提案します。

【Point!】依頼時にこの仕事を受けることが出来るかどうか=警備士配置の際、人数に余裕を持って配置できるかどうかを確認するのも大事な業務です。

②お客様から承認をいただいたら、警備契約書を作成します。

③契約書が成立したら、当日までに担当の方と連絡を取り合い、集合時間や集合場所の確認を行います。

【Point!】仕事によっては、当日までに現場へ行って打ち合わせをすることもあります。

安全第一なので、現場を見て警備士の増員をご提案することも大事な仕事です。警備人数を増やすことが、現場だけでなく警備士の安全にもつながるので、ここの打ち合わせは念入りに行います。

~管制配置担当の腕の見せどころ~

警備士それぞれの経験値や能力を鑑みて、現場に配置するようにしています。

ただ一緒に働いたことない方もいて、個々のレベルを100%理解するのは難しいため、上司に相談して配置することもあります。

警備士ひとりひとりが、能力を最大限に発揮できるよう現場の配置を考えています。

一番難しいのが、現場の引き継ぎです。

毎日ある現場は少なくて、数日空くことも結構あるんですよ。そういった時、人の入れ替わりや作業の変更も多いので、スムーズに現場が回るように調整や引き継ぎを丹念に行う必要があります。

警備士の配置は、複雑なパズルを組み立てていくのと似て、とても難しいので慎重にやっています。

~シナジーオリジナル!警備士の教育~

警備士の新任教育には、警備業法などの法律関係の勉強はもちろん、過去の事故事例を知ってもらうことにも重きを置いています。

あとは片側交互通行のやり方や車両の誘導の仕方など、基礎的なことも新任教育で行っています。新任教育は3日間あり、うち2日間座学で、3日目に実地教育を実施します。

新任教育だけでなく現任教育も前期と後期、年に2回実施しています。

年度ごとに教育を行うことが法律で定められていますが、他の警備会社よりも現任教育には時間も熱量も注いでいると自負しています!

実際に来社された同業他社の社長の方は、教育の様子をご覧になり、内容と独自性にかなり驚いていらっしゃいました。

新任教育と重なる部分もありますが、法律関係やルールの再確認もきっちり行っています。

今回初めて取り組んだのが、マンダラチャートを使って、自社の魅力を考えてディスカッションをしてもらう、というものです。

「自分が働いている会社に対してどのような魅力があるか、どうすればもっと良い会社になるかえお考えることも大切なんじゃないか」という考えで実施しました。

僕たち官制担当も、実際に現場で働いている人たちの声をしっかり聞くことが会社をよくしていくことにつながっていくと考えています。

毎年、現任教育の教材を変えて質を高めているのも当社ならではないでしょうか。現任教育を通して警備士の活性化ができればいいなと思っています。

職長や職長候補を選定し、警備の資格試験も受けてもらっています。そのための勉強の機会も計画的に設けています。

交通誘導警備2級、雑踏警備2級が主に現場で使う資格になるわけですが、都道府県公安委員会で決められた認定路線(交通量の比較的多い道路)では、その資格を持っている警備士を一人以上配置しないといけないルールがあるんです。

ですから、そういった資格を有している警備士が会社にどれくらいの人数いるかによって、受けられる仕事量も変わってくるわけです。

警備士自身のスキルアップに加えて、会社としてもお客様のご要望にできるだけ多く応えていくために、資格取得を目指すことは重要になっていますね。

~コミュニケーションで大事にしていること~

お客様と関係を作る上で大事にしていることは、筆ペンで書いたメッセージはがきを年に3~4回は送っていることです。この時代にアナログなことをしているな、と思われるかもしれませんが意外とバカにできないんです(笑)

定期的にお送りする方に加えて、今後お仕事させていただきたい方にはその時期から逆算して、お送りしています。

ふとした時に思い出してもらえてお仕事につながるケースもあるので、実際にお会いして面識を持つことも今後大切にしていきたいですね。

~1日の仕事の流れ~

ここからは、僕の一日の流れをご紹介します。

このような感じですが、特に力を入れているのは下記のポイントです。

①管制配置の合間に、他の警備会社に連絡をして、なるべく仕事にすきまが出ないよう調整します。

②朝の5時に集合し、仕事をしながら警備士の送り出しをきちんと行うようにしています。寝坊や遅刻がないよう、警備士を無事に現場まで送り出し配置することが僕の大切な仕事だと思っています。

あわせて警備士の体調に問題はないか、声を掛けた時の顔色はどうかを確認しています。屋外の現場が大半なので、熱中症の危険がある時期は特に警備士の体調に気をつけるようにしています。

③管制配置は血の通ったパズルを組み立てていくように、考えることは多いのですが、パズルが完成した時の達成感はすごくあります。警備士との信頼関係を築くことが大事なので、普段の雑談やメッセージでのコミュニケーションの一つ一つを大切にしています。

④直接は会えない警備士も多いので、お客様からの喜びの声を電話で伝えることも大切にしています。地道なコミュニケーションがお客様や警備士との良い関係につながっていると思います。

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