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テイラーワークス エンジニア座談会(前編)

これまで、2週間に渡り「Tailor Worksプロダクトチームへ20の質問」として、テイラーワークスのプロダクトチームの皆さんの一問一答インタビューを毎日公開してきました。
最終日の本日は、テイラーワークスのエンジニアによる社内座談会の模様を前後半でお届けします。

当社が開発・提供する共創コミュニティプラットフォーム「Tailor Works」の開発や、カルチャー、キャリア形成についてエンジニア目線から存分に語っていただきました。
テイラーワークスでの働き方をぜひ体感してみてください。
まずは前半をどうぞ!

司会
本日は、テイラーワークスのアプリエンジニア、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、QAエンジニアの皆さんに集まっていただきました。といっても、当社はフルリモート企業ですので、座談会はオンラインでの開催です。

エンジニアリングマネージャ&アプリの辰濱さんは徳島県から、バックエンドエンジニアの源田さんは北海道からの参加、同じくバックエンドエンジニアの大竹さんは埼玉県、フロントエンドエンジニアの谷本さんは広島県、そしてQAエンドエンジニアの石原さんは大阪府からの参加となります。
津々浦々ですね! ちなみに司会の私・小館は広報PR担当として神奈川県からつないでおります。
皆さんどうぞよろしくお願いします!


辰濱
エンジニアリングマネージャ&アプリ開発を担当している辰濱です。これまでは、モバイルアプリ開発やソフトウェアのグローバリゼーションなどを手がけてきました。四国でエンジニアコミュニティを運営しており、徳島や四国のエンジニアの交流や情報交換の機会作りもしています。

源田
バックエンドエンジニアの源田です。PHPやPythonでのバックエンド開発をメインに開発をしています。ミニPdMやテック推進のメンバーもやってます。よろしくお願いします。

大竹
同じくバックエンドエンジニアの大竹です。テイラーワークスへは2022年10月にジョインしました。静的型付け言語を使ったコーディングなどが得意です。

谷本
フロントエンドエンジニアの谷本です。公務員を経てキャリアチェンジしました。デザインから開発、インフラまで担当した経験があり、テイラーワークスではUI/UXを意識した実装を心がけています。

石原
QAエンジニアの石原です。前職ではテストシナリオの作成などに取り組んでいました。改善提案を含め、新しいチャレンジを応援する社風と開発チームの雰囲気に惹かれてジョインしました。本日はよろしくお願いします。

「 Tailor Works 」の開発について

司会
まずは、テイラーワークスではどのような開発が行われているのか教えてください。

辰濱
テイラーワークスでは、スクラム開発を行っています。
スクラムのスプリントサイクルは1週間とし、その中で2週間に一度のリリースを心がけながら日々開発しています。
試行錯誤しながらある程度改善は重ねられてきたように思いますが、さらに効率を上げられるのではないかと思うこともありますね。

心掛けているのは、PdMチームと密に連携してコミュニケーションを取りつつも、PdMと一緒に進める部分と、プロダクトチーム(以下、PDチーム)だけで行う部分とを明確に分けること。
開発側だけの話題になることが増えてきたこともありますし、PdM側で全ての仕様を決めてからPDチームに渡す形だと、開発者が増えて来た時にPdMチームのリソースが足りなくなってしまうので。要求だけをリクエストするスタイルに変更した結果、PdMの作業量は減らせたんじゃないかと思います。

石原
スクラム開発は初めての経験だったので、書籍を読んだりウェビナーに参加して情報収集しています。得た情報をそのまま実践してみたい思いはあるのですが、チームの運用はチームメンバーの皆が納得している状態で進めないと、変更してみたは良いけど運用されなかったり、心理的に反発が生まれたりなど壁があることがわかりました。
チームの数だけスクラムの形があるとよく言われるだけあって、自分の理想をチームに押し付けたりしないように気をつけています。


辰濱
SaaSという変化の大きい業界でスピードも結構早い中で、3ヶ月先の計画を立てるのは開発としては難しく感じる部分もありますが、ビジネスサイドの気持ちもわかります。バランスが難しいところですね。

大竹
僕は、ウォーターフォール型の開発経験が長かったので、「スクラムとはなんぞや」ってところからのスタートでした。まだPDチームの人数が少なめで開発体制も構築中だったので、まずは自分で開発手法の本を買って学びました。習うより慣れろの環境にいましたが、自分から主体的に勉強をしていく良いきっかけになりました。

個人的には、スクラム開発はスピード感があって好きですね。ウォーターフォール型は開発に着手するまでが長いので、開発する頃には仕様が微妙になってしまうこともあったりして。すぐ考えてすぐ実装できるスクラム開発が、自分には合っている気がします。

1週間スプリントも、1週間と期間が区切られているからこそダラダラ仕事しなくなるところってあるじゃないですか。自分は、もし1ヶ月〜2ヶ月フェーズだったら「今日はゆっくりやろうかな」みたいな甘えが生まれてしまうこともあるような気がしています。

谷本
さっき辰濱さんがスクラム開発も改善を進めているとおっしゃっていましたが、フロントエンドとしてはデザインをどの段階で入れるかというのが、当面の課題です。
これまでデザイナーはPdMチームにいたので「こういうデザインが欲しい」と依頼してPDチームに渡してもらっていたんですね。でも、体制が変わって今はPDチームにデザイナーがいるので、どこの段階でデザインを入れるか検討中です。
フロントエンド、デザイナー、PdMと話し合いながら試行錯誤しています。

源田
私は2021年の11月に入社しましたが、今は色んなことに対応できるメンバーもPDチームにどんどん増えてきて、割と先の機能の開発など、並行して進められるようになったなと感じています。
その一方で、アプリ開発やテストの担当者は一名ずつしかいなかったりもするので、全体でうまくチームや開発のバランスをとっていかないとな、と思っています。

どんなmtgがあるのか?

時に白熱するバックログリファインメント


司会
テイラーワークスのPDチームは割とmtgが多い印象があります。どのようなmtgがあるんでしょうか?

辰濱
週次ですと、PdMチームから共有を受ける「バックログリファインメント」、プランニングをどうやって計画に落とし込むか検討する「スプリントプランニング」、「こんなのできたよ!」とお披露目する「スプリントレビュー」それから「この1週間どうでしたか?」をチームで振り返る「レトロスペクティブ」「WinSession」があります。
それらに加えて、毎朝「デイリースクラム」の時間をとって、PdMチームを巻き込んだコミュニケーションをしています。

司会
今週のバックログリファインメントはかなり白熱したそうですね!

源田
プロダクトバックログアイテムに論点がたくさん入っていたので話が膨らみすぎてしまいました。スクラム開発は、「課題を分割してやりましょう」という考え方なので、課題はもっと細かく分けた方が良かったと反省しています。

大竹
やること自体は単純だけど、「あれやった方がいい、これやった方がいい」と論点が広がってしまいましたね。個人的に気になるところがあって、「今のうちのサービスでやってもいいの?」って発言したら、議論が加熱しました。

石原
でも、スクラム開発では、チームメンバーが納得するまで話し合うのが大事なので。
最小限の単位で分割して話し合うのは、一個ずつ解決していけるという点で良いと思います。

大竹
バックログリファインメントでは、PdM側に「もっとこうした方がサービスが成長できるんじゃない? ユーザーフレンドリーだよね」と伝えられるので、この時間があるのは僕にとってはいい環境です。

源田
たしかに。自分の意見が直にプロダクトに反映されますものね。

石原
そうそう。全部決まってから「はいお願いします」ってお任せされるのって、開発にとっては一番不満がたまりますから。

谷本
私は前職でPdMがやるようなこともやっていましたが、今の組織になってからの難しさは、「どこからどこまでPdMの領域でどこからがプロダクトの領域か」という判断でした。
最近、改善要望はPDチーム主導で進めていく方針になってきたので、そのあたりの判断がしやすくなってきている気がします。


マネジメントにチャレンジできるチーム内チーム体制

司会
PDチーム内でも、いくつかのチームがあるそうですね。

辰濱
全員がフラットで役割がないと、「誰かがやってくれるだろう」といった雰囲気になってしまってはいけないと思い、社内でのキャリア形成のステップとして、マネジメントにチャレンジできるような仕組みをいくつか設けています。
「ミニPdM」、「プロジェクト改善」、「テック推進」と、それぞれ3名前後のチームで運営してもらっているんです。

源田
例えば、「ミニPdM」は、PdMチームとPDチームの架け橋になるような存在。改善要望を主導したり、リファインメントに臨むためにある程度課題を選別してPdMへ渡すなどしています。


チームを自分を振り返る「WinSession」


司会
PDチームへのアンケートでは、最も好きなmtgとして「WinSession」を挙げる方が多くいらっしゃいました。どんなmtgなんですか?

石原
「ドヤるイベント」とでも言いましょうか(笑)。「今週、こんなことできたよ!」 と報告して互いを評価し褒め合う時間です。

辰濱
毎週金曜日の癒しですね。

石原
前回の達成度がどれくらいだったか、5点満点で評価して口頭で感想を言い合います。自分の口から、今週どんなことに取り組み、どんなことがあり、どう思ったかを共有する振り返りのフェーズです。
チーム内で、仕事に関係ない話ができる一番のタイミングかもしれません。
スピード感がある開発の一方で、雑談したりといった余裕がそこまでないので、大事な時間です。無駄というか「遊び」の余裕も必要ですものね!
この前は、「週末は髪を染めます」と宣言したメンバーがいて、週明け気になって思わずZoomの画面を覗き込んでしまいました。

大竹
こんなふうに、たまに趣旨からズレることもありますが(笑)

石原
アイスブレイクの時間でもあるので、ズレてていいんです(キッパリ)!


テイラーワークス エンジニア座談会(後編)」へ続きます。

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