1
/
5

今回の組織改編は次のステージに進むための布石。一丸となって課題を解決し一歩前へ【代表インタビュー】

21年1月に組織改編し、新体制をスタートしたタンバリン。より専門的なサービスを提供できるようチームを細分化し、かつ次世代リーダーを育てる体制を構築しました。

「今回の組織改変は次のフェーズに進むための布石」と話す代表の中尾達也に、その背景や想いを聞きました。

目次

  1. プロフィール
  2. 組織改編に至った経緯
  3. 組織に対する向き合い方の変化
  4. 新しい組織体制について
  5. 営業と開発の役割を明確に分担
  6. 全員で会社を作り上げていくための会議体
  7. 次の組織改編を見据えて

プロフィール

中尾 達也 / Tatsuya Nakao
株式会社タンバリン 代表取締役CEO

デジタルプロダクションの老舗・株式会社TAMのテクニカルディレクターを経て、2015年9月に株式会社タンバリンを設立。SalesforceやHerokuなどのクラウドプラットフォームを活用した、コンシューマ向けWebサービスの開発やマーケティングオートメーションの導入を多数手掛ける。
Twitter @tamb_nakao


組織改編に至った経緯

――まず組織改編を実施した理由を教えてください。

理由は2つあって、ひとつはタンバリンの提供するサービスが変わってきたこと。もともと単発の案件依頼が多かったため、プロジェクトごとに最適なチームを作りサービスが完成したら「お疲れ様でした」とチームは解散。新しいチームを都度都度作っていました。

しかしここ数年は大きなECサイトを制作し、それと関連するシステム連携も依頼されるなど、1社から複数依頼される機会が増えてきて。そうすると同じメンバーのチームでくり返しプロジェクトに向き合い、ノウハウをストックした方が業務が円滑に進みます。

またノウハウが人にストックされる形だと、チーム全体の成長に繋がりにくく非常にもったいない。そこでECサイト制作が得意なチーム、Salesforceを活用したシステム構築が得意なチームなど専門分野で分け、チームにノウハウが溜まる構造にしたいと考えました。

もうひとつは、ボードメンバーを支えてくれるマネージャーやサブマネージャーといったミドル層を分厚くするため。彼ら・彼女たちと経営や現場の課題についてもっと身近で話し合い、解決できる組織構造に組み換えようと思ったんです。

それが今回の組織改編の経緯です。


組織に対する向き合い方の変化

――今回の組織改編にあたり、ボードメンバーの役割も明確に定義しましたよね。

そうですね。いわゆる各部長としての職責のほかに役割を定めました。

例えば、CTOでクラウドインテグレーション2部部長の狩野さんは社内教育やノウハウストック、CFOでコーポレート管理部部長の古川さんはプロジェクトの採算を可視化して収益を上げることも役割になりました。

これらは今のタンバリンの課題で、誰がどのように向き合っていくかを会社全体に伝える意図もあります。

そして全社総会でも宣言しましたが「僕はプロジェクトに参加せず、経営に専念します」と。

――中尾さんはこれまで現場でもメンバーを引っ張ってきましたよね。正直なところ「プロジェクトに参加しない」ことに対して物足りない気持ちはありますか?

本音を言えば、現場が好きだからプロジェクトに入りたい気持ちはありますし、自分のバリューを一番発揮できるのは現場だとも思っています。

けれど組織作りの勉強をして気付いたのは、自分の振る舞いで組織が変わるということ。

これまでプレイングマネージャーとして組織を作り上げた気になっていたけれど、ちゃんと社内にリーダーを育て、自分たちの指針を作り、それに向かって組織を作るのもクリエイティブなことだと経営者の先輩方の言葉や本で知ったんです。

例えば営業と開発が反発し合わない組織を作りたい場合、その目的に合わせた振る舞いをすることで組織が変わっていきます。それって面白いな、と。

正直プロジェクトを引っ張ることの1万倍大変です(笑)。納品などのゴールがあるわけではないため、どうやって進むかをメンバーひとりひとりと話し合わないといけません。

しかし組織にきちんと向き合い始めたことで価値観が変わってきました。自分が成果を出すことで満足するのではなく、自分の振る舞いによってメンバーみんなに成果を出してもらおうと考えられるようになり、こっちはこっちで楽しいと思えるようになりました。


新しい組織体制について

▲2021年1月から新体制になった組織構成

――ここからは新しい組織体制について伺っていきたいと思います。今回チームマネージャーとサブマネージャーを新たに設置しましたね。その意図を教えてください。

これまでひとつのユニットが大きく、最大では30人程度。そうなるとリーダーの目は現場の隅々まで届きにくくなり、現場の声はリーダーに聞こえづらくなります。

それを解消するためにチームを細かく分け、メンバー同士の顔が見え、全員が状況を把握しやすいように設計しました。

その上で各チームにはマネージャーやサブマネージャーを設置。来期には再度プロジェクトチーム体制を整える予定なので、その際にリーダーを担えるような人材をひとりでも多く生み出したいと考えてのことです。

彼ら・彼女たちには、自分のチームを自分なりに伸ばし、目標達成に向けて前進することを経験してもらいたいと考えています。

特にタンバリンは若手メンバーが多く、早くリーダーを育てる基盤を作っておくことが、会社の成長に繋がるはずです。


営業と開発の役割を明確に分担

――今回の組織改編の特徴のひとつに、営業チームを営業活動に集中できるよう明確な役割分担したことがあると思います。その意図を教えてください。

今期は「タンバリンはユーザが企業と深く繋がり、もっと好きになる顧客体験を世の中に創り出す」というビジョンを掲げています。

そのために必要なのは、営業(プロデューサー)は開発にとってやりがいのある仕事をとってきて、開発は良いものを作るというシンプルな構造だと考えました。

しかしこれまでは、営業と開発の境目があまりなく、プロデューサーがディレクターやPMも兼任していました。

営業はタンバリンのビジョンや理想の顧客体験をお客さんに提案し、開発は良いものを作る。この構図がないと組織として成立しません。


全員で会社を作り上げていくための会議体

――今回、会議体も変更しました。前述の価値観の変化と組織体制の変更が反映されているように感じます。

特に価値観の変化による影響は大きいですね。これまで何も言わなくても自分の想いはメンバーに伝わっていると思っていました。けれどある一定の規模を超えてからはなかなか伝わらないと感じることがありました。

本来なら何度もくり返し、なぜこういう組織にしたいのかを伝えないといけないのに、その必要性に僕は気付けませんでした。過信していたとも言えるでしょう。

きちんと想いを伝達し、説明し、メンバーひとりひとりに楽しみやモチベーションを持ってもらう。そして、みんなを巻き込んで一緒にリーダーを作っていかないといけない。

それを実現するために考えたのが、新しい会議体です。

▲新たに定めた、会議体の意思決定と情報伝達フロー

マネージャーMTGは各チームのマネージャーとサブマネージャーが参加します。これまでは部長会で決まった事項をボードメンバーがそれぞれの部署に情報共有していましたが、今後はまずマネージャーとサブマネージャに共有する形式にしました。この場では、現場の問題も議題に上げてもらう予定です。

そして「横軸班」は職種ごとの繋がりを作るためのもの。

今回の組織改編により各チームには、PMやディレクター、エンジニアなど様々な職種のメンバーが所属しています。

チーム内でプロジェクトを完遂できるようにという狙いですが、するとエンジニア同士など横でのコミュニケーションが発生しづらくなるんですね。それを解消するために用意しました。

「改善ワーキンググループ」は社内の小さな課題を取り上げ、改善していくために話し合う組織で、毎回有志のメンバーが集まってMTGしています。

この2つと「マネージャーMTG」をうまく連携させ、一丸となって課題を解決していく組織にしたいと考えています。


次の組織改編を見据えて

――今回の組織改編は布石であり、来期(2021年9月)の組織改編で、プロジェクトチーム体制の完成を目指しています。それまでの8ヵ月間は、どのような期間と考えていますか?

準備期間ですね。多くのメンバーに、自分たちでプロジェクトを率いることができる頼もしいリーダーになってもらうため、一緒に組織やリーダーシップを学んでいきたいと思います。

そして自分のチームに必要な人材はどういう人たちかを考え、それぞれのチームで採用活動や教育を進められるようになってほしいです。

僕ら経営陣の役割は、彼らの動きを支えること。マネージャーやサブマネージャーが集中して仕事に取り組める状態を作っていくつもりです。

その中でも僕の役割は、以前の記事でも話しましたが、タンバリンのしっかりとした土台を作ることだと思っています。そのためにはプロジェクトをきちんと管理し、マネージャーやメンバーとのコミュニケーションを重ねていく必要があります。

このような組織作りにおいてできていなかった部分に取り組むラストチャンスが、“今”だと思っています。これ以上組織が大きくなってからでは、とても手が付けられなくなりますからね。

勝負の1年になると思うので、みんなが安心して前向きな気持ちで働ける土台作りにしっかりと向き合っていこうと思います!


★タンバリンに少しでも興味をもってくださった方は、ぜフォローいただけると嬉しいです。

★現在募集中の職種は下記に掲載しています!ぜひ、お気軽にご応募ください。

株式会社タンバリン's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
If this story triggered your interest, go ahead and visit them to learn more