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木目LEDウォールを共同開発

府中商工会議所発行 府中けいざい情報 第389号 R3年9月1日発行 21ページに掲載

(株)タテイシ広美社が木目LEDウォールを共同開発

「i-core FUCHU」内 サンサン広場に設置

以下記事同文

LEDを活用した電光掲示板や屋内外看板などを手がける(株)タテイシ広美社(河南町114 立石良典社長)は、凸版印刷(株)(東京)と共同で開発した世界初の“背景に溶け込む”デジタルサイネージ「LEDウォール」(特許出願中)を、「i-core FUCHU」内 サンサン広場の柱に無償貸し出しという形で設置した。

同広場に設置されたLEDウォールは、非点灯時には木目調の柱だが、LEDの表層に(グラフィック)木目の印刷を施すことにより、必要な時(点灯時)だけ情報が壁面から浮かび上がる仕組みになっている。広場の周辺環境と調和し、居心地の良い空間を演出している。

従来LEDは熱に弱く、裏側に放熱板など設置して熱を逃がしていたが、同ウォールはLED球の表面にレジン(樹脂)を密着させ1枚板状にすることで解決。スクリーン状の樹脂表面に印刷を施すことで、背景と一体化させることができる。また、夜間以外でもプロジェクションマッピングが可能になり、壁の一部に様々な動画を出力できるようになった。非点灯時は電力を使わない広告看板として、点灯時は情報発信するサイエージとして、時間帯やシーンに応じた表示が可能なため、コスト削減にもつながる。これまでにない画期的な広告媒体として利用できるという。

立石社長は「LEDウォールは用途に合わせてサイズやピッチなどオーダーメイドで対応できます。プリントの工夫でイベントやアトラクション、インテリアの統一感など様々な用途に活用でき、様々な可能性があります。今後の広報・営業活動を積極的に行いたいと思います」と話された。

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