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次のプロダクトは社員のアイデアから!「集める育てる新規事業」(愛称めるてる)という取り組みをやっています

TDSE株式会社では「集める育てる新規事業」(愛称めるてる)という新規事業提案制度があり、半期に一度社員がアイデアを出し合って新規事業の種を集めて育てるといった働きかけがあります。

今回の記事では、その「めるてる」について紹介します!

めるてるの概要

当社では2021年度下期から「集める育てる新規事業」(愛称めるてる)という名前で新規事業提案制度を実施しています。半期に1度開催されており、2023年9月現在までで既に3回実施されています。

背景

当社は「データを活用した可能性に溢れた豊かな社会」をVisionとして掲げています。​このVision実現のために、我々は現在の主力であるコンサルティングビジネス(フロービジネス)の拡大とともに、我々の英知が積み込まれたサービスビジネス(ストックビジネス)を創造していき、コンサルティングビジネスとサービスビジネスを両輪で回していく必要があります。コンサルティングビジネスで磨いた技術力をサービスビジネスに還元し、より有意義な新規事業を生み出しお客様に利用いただき、ひいては豊かな社会の実現につなげるというねらいがあります。

めるてるの目的

  • 当社の強みを活かした将来の収益源の創出(収益貢献)​
  • イノベーティブなスキルの獲得(人材育成)​
  • 変化を楽しむ企業文化の醸成​
  • 当社技術の棚卸

対象者

全社員がめるてるの応募の対象者になっています。社歴や担当案件、役職は問いません。新入社員からの応募ももちろん受け付けています。実際に、入社してから1年経っていない社員からの応募もあり、色々な社歴や担当案件の社員から応募が寄せられます。

公開範囲

応募テーマに対する選考結果はすべて全社に共有されます。選考プロセスをオープンにすると同時に、全社員が応募されたアイディアの審査結果から学びを得られることを目的としています。審査結果がオープンになることにより、それがフィードバックとなり、さらに策を練ったり、他の方が手を加えていい案に育てて、再び選考できるといったことを期待しています。

インセンティブ

テーマを応募するとインセンティブ(Amazonギフトカードなど)が貰えることもあります!

プロジェクト化までのステップ

①テーマ収集

半期に渡り全社員からテーマを収集します。この段階では詳細を詰める必要はなく、気軽に応募できるような制度にしています。一人での応募も、グループでの応募も受け付けており、応募内容も多種多様です。

②一次選考

テーマ収集の結果から、めるてるを運用するビジコンGがプロジェクト化の可能性が高いアイディアに絞ります。落選したアイディアに対しても落選に対する詳細なフィードバックが貰えるので、自身の技術や認識を客観視できることから自身の成長に繋がります。

③ビジネス構想検討

一次選考を通ったアイディアの詳細を詰めていきます。テーマの応募者が中心となり行いますが、ビジコンGによる手厚いサポートとフォーマットがあるため、新規事業に関する知識がなくても良い新規事業計画が仕上がるようになっています。

④最終選考

新規事業の詳細が固まったら、コンサル本部及び経営陣によるプロジェクト化判断となります。

⑤新規事業立ち上げ

最終選考を通った案に対して、実際にメンバーを割り当て、新規事業を立ち上げます。

応募数の推移

2021年下期の制度立ち上げから、すでに3回実施されています。それぞれの応募数は以下の通りとなっています。

  • 第一回:3件
  • 第二回:27件
  • 第三回:11件

第一回は制度を立ち上げたばかりで周知が十分でなかったことと、応募の際に記載しなければいけない項目が多かったことで、件数が少ないです。第二回以降は、なるべく必須項目の数を減らし応募のハードルを下げ詳細が固まっていない段階でも応募できるようにしたことと、ビジコンGが企画の詳細化をサポートする体制を整えたことで、応募数が増加しています。第四回以降も応募数を増やすために様々な取り組みを行っています。

めるてる応募者へのインタビュー

実際にめるてるに応募した当社社員に今回お話を伺いました。

ー 早速ですが、めるてるに応募してよかったことはありますか?

自分が持っているアイデアを案として形にする機会が得られたことがよかったです。応募やその後の選考を通じてアイデアを形にする難しさを痛感しました。

ー どのような点でアイデアを形にする難しさを感じましたか?

自分が担当案件等で培った知識を基に、こんなことが出来ればいいのではないかと考えるにあたって、
社会のニーズ(世間の課題)、自社が取り組むべき理由、マネタイズする方針など多角的な視点で考えることが必要だと感じ、その点に難しさを感じました。

ー めるてるに期待することはありますか?

プロジェクトが発展し製品化することで社会に貢献していきたいです。またそれに加えて、めるてるに応募することは、自分が業務上経験し学んだ技術を棚卸しながら世間の課題への解決の糸口にならないかなどを考える機会が与えられるため、コンサルタントとして重要なことだと思いました。先ほどの様々な視点で考えることの重要性への気づきもあるので、社員の経験の場としてめるてるが継続することを期待しています。


総括ですが、自分が持っているアイデアを案として形にする機会が得られたことに関して応募してよかったと意見を頂きました。社会のニーズが何かを把握することと、自社が新規事業として進めていく上でどのような案が望ましいのか、また採算性が取れるのかを考えることは難しくはあるものの達成感があるようです。

このように、技術を棚卸して世の中のニーズにマッチさせるためにアイデアを案として形にするといっためるてるの一連の流れは経験の場として有意義なもので、当社員の満足度も高いことがわかりました。


最後に

このように、当社では社員が培ったデータサイエンスの技術を棚卸して社会に貢献する新規事業を集めて育てていこうといった取り組みがあり、社員のアイディアを積極的に受け入れて会社全体でサポートしていく文化があります。社員がお互いに技術力を高めあい、新しいサービスの種を集め、サービスを創り、ひいては豊かな社会の実現につなげたいという夢があります!

当社が誇る国内最高峰のデータサイエンティスト集団と一緒に新規事業を立ち上げてみたい方は、是非当社と一度カジュアル面談しましょう!


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