※「テガラみる」は新人さんが早く職場になじめるように開発された定着改善支援アプリです。詳しくは(https://tegaramill.co.jp/tegara/)にてご覧ください。
まず、離職防止マーケットに向き合ってわかったこと
(1) 離職の因子は「仕事内容」「報酬」「人間関係」「自己有用感」であること
(2) 離職防止のコツは「可視化」×「マネジメント」であること
(3) 離職防止に正攻法はないということ
上記は、新卒・中途・アルバイト・派遣すべてに等しく言えます。そして、離職防止のための取り組みは非常に地道で泥臭いものです。ただ一言加えておきたいのは、「離職=悪」ではないということです。誰でも離職のタイミングはきますし、合わない場所に長くいる必要もないかもしれません。ただ、特に接客業などアルバイトと応募者が近い場所にいる業界の場合、”ファンのまま卒業してもらう”ということが非常に重要になります。
サードプレイスとしての価値
最近、アルバイトスタッフとSNSで業務連絡をしているケースをよく聞きます。新人さんだと、「いえ、私職場の人とはSNSでつながりたくないんで」なんてなかなか言いにくいですよね。
実際現場では、「店長にブロックされた」「セクハラまがいのメッセージがくる」「自分だけグループから外されているような気がする」など、SNSならではのトラブルも発生しています。
そういう意味では、100%公でも私でもないツールは安心・安全に運用できます。
リアルタイムという価値
離職防止のコツは「可視化」×「マネジメント」であると前述しましたが、可視化の方法は様々です。たとえばES調査、面談、食事など、その方法も様々です。よく、「離職防止策?あーやってるやってる。マネージャーがちゃんと面談してるから」という方がいらっしゃいます。しかし、「では、退職理由はなんなんでしょうか?」と聞くと、「それはわかんないけど…」と濁されてしまうのです。
それはなぜかというと、退職の決め手はほとんど本人の口からきくことができないからです。本来要望やクレームは環境改善を目的として行われますが、もはや退職を決意した従業員にとって、退職理由を伝えることは何のメリットもないことになってしまいます。
そこで頻度が重要になってくるわけです。なるべく頻度高くはけ口を作ってあげて、なんでもないような言葉の端々から離職の種を発見し、取り除いてあげることが重要なのです。
適度な距離で関わり続ける価値
スタッフは自分の状況に応じて「とにかく面と向かって話したい」「別に何もしなくて良い」「ちょっとだけ声をかけてほしい」など、コミュニケーションレベルが変わってきます。
たとえば、深刻な悩みがあれば面談、仕事がうまくいったときは軽い声掛け、ミスをしてしまったらアプリ、という具合です。
「いつでも見守っている(監視ではなく)」ことと「レベルに合わせたコミュニケーション方法を持っている」ということが肝要で、逆に聞いたはいいけど放置が一番やってはいけないことです。(実はよくあります)
またどこかで事例のご紹介をさせていただきます!興味を持っていただいた方は是非WEBをチェックしてみてください。ご意見も大歓迎です!