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スリーケの仕事の進め方2

システム構築のフェーズ

前回の記事で書いた問題点と解決策を纏めるとこのようになります。

  • 中小企業の製造業の方はシステム導入に対してイメージが湧きにくい
  • しかし、基本的な業務の流れをトレースしたシステムを作成し実際に触ってみるとどんどん意見が出てくる

自社にどんなシステムがいいのかを定義することは難しくても、日々効率化を考えている方々なので実際にシステムを触ってみるとイメージも湧いてきます。

この事から、まずは基本的なシステムを構築して運用を開始し、実際に使いながら出てきた利用者の声を反映させる形が最も効率的だと思っています。

そのため、弊社のシステム開発には2段階のフェーズがあります。

1.開発期間

開発期間は会社ごとの基本的な流れを落とし込んだできる限りシンプルなシステムを構築します。

だいたい1社あたり2〜6ヶ月を想定しています。

この期間は自分が実際に現場で作業を体験させていただくなど、密にやりとりをしてその会社の事を把握して作業を進めていきます。

2.運用期間

運用開始後はサブスクリプションの料金体系になります。頂く費用には日々のアップデートの料金が含まれています。

利用者の声を共有する仕組みを構築し、その声を月に2日づつ作業するペースで反映させていきます。

開発期間に密にやり取りをしていた事もあり、お客様が自社の情報システム部に気軽に依頼するようにやり取りができます。

これによって、お客様にも自社開発しているような気持ちになって貰い、共に構築していき、愛着を持って使っていただけると考えています。

スリーケの強み

現場の方はシステム導入のイメージが湧きにくい為、スムーズに進めるためにはこちらで要求の定義から作成する必要があります。

そこでまずはスリーケがお客様の会社の情報システム部になったつもりで各部署にヒアリングしていきます。

受注から材料の入荷、進捗管理や出荷、伝票処理などの基本的なことから、それに対して各部署がどのように関わってくるのかを聞いていきます。

ここでスリーケが製造業がベースにあることが生きてくると感じています。

製造業の生産管理を経験しているので、この業務をどうシステムに落とし込むか、その場合は何が問題になってくるかなどヒアリングしながら判断して提案し、要求の定義を作る事ができます。

また、要求を元に要件を定義する際にもこれが生きてきます。

例えば実際にその機能を使用する作業者の環境や、指示系統も意識して要件を作っていきます。

これによって様々なパターンを想定した効果の高いシステムを構築することができます。


スリーケの仕事の進め方3に続く




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