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エンジニアに年齢は関係ない!Swiftを武器にチームを引っ張る24歳iOSエンジニアの話。

カップル専用アプリ「Pairy」と子育て家族アプリ「Famm」を開発・運営しているTimersには、24歳ながらも活躍しているiOSエンジニアがいます。
彼がTimersを選んだ理由や、良いプロダクトを作るためにこだわっていること、どのようにSwiftをチームに導入していったか......いろいろ話してもらいました。


プロフィール
Timers inc. iOSエンジニア 24歳。
大学2年生の時からスタートアップ企業のインターン生としてiOSアプリ開発に携わる。
そのままスタートアップ企業に就職し、その後2016年4月にTimersに入社。
現在は「Pairy」「Famm」のiOSアプリ開発に携わる。最近はクロスバイクに乗ることとジムにはまっている。


学生時代からスタートアップで活躍。そこで得た将来の展望。

ーまず、どんな学生時代を過ごしていましたか?

エンジニアで珍しいと思うのですが、アカペラサークルでボイスパーカッション漬けの毎日でした。
高校時代までは陸上部だったのですが、大学に入学した頃たまたまアカペラサークルのパフォーマンスを目にして、「あ、これやろう」と思ったんです。他の人がやっていないことをやった方が活躍の場は広がるし、後輩にもモテるかなと思って(笑)

コンピューター系の学部で授業が朝から晩まで忙しかったのですが、残りはほとんどアカペラの練習に費やしていました。


ーITに進もうと思ったきっかけは何ですか?

元々は教師に興味があったのですが、当時の担任のアドバイスで理系の学部に進学することになり、そこで簡単なプログラムを学び始めましたことです。

そこから、「プログラマならmacだ!」と思いアルバイトして貯めたお金で初めてmacを買ったんです。使いやすいしデザインもかっこいいですし、macを持っただけで、プログラムがもっとできそうな気がして(笑)iPhoneも持っていましたし、大学の演習以外で自分で何かやってみたいなぁとiPhoneアプリを作り始めました。

Twitterで「iPhoneアプリ作り始めた」とツイートしたら、大学2年の時からお世話になったインターン先の社長さんからTwitterで声がかかりました。

そしてそのまま、当時のインターン先の社長さんから「うちに来ない?」と声をかけられ、就活を終えた形です。その会社にお世話になっていたのもあるし、このままiOSエンジニアとして仕事をしていきたいと思っていたのでふたつ返事で入社を決めました。


ーインターンからスタートアップ業界でエンジニアを経験したことで、気がついたことやよかったことはありましたか?

何よりプログラミングを心から「楽しい」と気がつけたことです。

軽い気持ちでプログラムを学び始めたんですが、エンジニアインターンを通して、ただの趣味ではなく、実際にユーザーに使ってもらう、かつビジネスとしてのiPhoneアプリを学び、エンジニアリングの世界に魅了されていきました。自分の作ったものが実際にユーザーに使われ、そのリアクションが目に見える形でくることに、非常にワクワクしました。

そして、よりユーザーと向き合える、自社サービスかつto C向けのサービスに携わりたいという将来の方向性が、明確になったことです。

エンジニアと一括りでいっても様々な道があり、学生時代からスタートアップで経験したことで、早い段階で道を決めそこに進むことを、当時から意識していました。

もっとユーザーに近いところで、ユーザーの生活に馴染み、フィードバックがリアルタイムにきて、それを改善に繋げられるような、プロダクトと環境を求めはじめていました。



ユーザーと向き合える環境を求め、Timersへ


ーTimersと出会ったきっかけは?

もともとカップル専用アプリのPairyがローンチされた頃からメディアで取り上げられていたので知っていたのですが、転職を考え始めて改めてTimersの存在を知りました。これまでのBtoBではなく、よりユーザーに近いサービスをやってみたいと思っていたので、マッチしました。

ーTimersに対してはどんな印象を持っていましたか?

アプリの評価が平均☆5.0と異常に高く、本当に良いプロダクトを作っているんだなということと、また、サービスに即したデート代補助など独自の福利厚生が面白いなぁと思っていました。入社後も特に印象に変わりません。みんながこだわりや情熱を持って仕事をしている姿を見れていますし、福利厚生も噓いつわりなかったですね(笑)
実際入社してからデート代補助は毎月利用させてもらっています。


プロダクトに年齢は関係ない。Swiftでチームを引っ張る。


ーTimersに入ってから力を入れたことは何ですか?

Fammの開発で使用されているプログラム言語がObjective-Cだったのですが、自分が入社した頃ちょうど、Swiftへの過渡期でした。元々Swiftが出た2年前くらいから自分で勉強もしていましたし、前職でSwift言語を使って開発をした経験があったので、自分が中心になって頑張りたいという思いもあったのですが、チームとして技術力を向上させるにはどうしたらよいか、どういう風に技術を共有していくかということも考えながら取り組みました。

Timersは年齢関係なく、自分が学んだことを活かせる職場なので、自分の経験を買ってもらって頼られることにとてもやりがいを感じました。

そして、自分一人だけではいいものはできません。良いプロダクトを作るにはチーム全体で技術力を向上させていくことが大事だということも学びました。


ー現状Swiftに関して、具体的にどういった取り組みをされていますか?

今は、とにかくSwiftに関する記事を、国内外問わず徹底的に情報を集めています。
特にSwiftは進歩が早く、オープンソース化にSwift3へのメジャーアップデートと、どんどん進んでいくので、その変化にしっかりついていくのが重要だと思います。さらに、それをSlackなどでチームに共有し、定期的にディスカッションすることで、Swiftに関する理解を深めています。

Timersではチームランチ制度という、複数人でランチの際は1000円負担という制度があるので、ランチという気軽な時間で議論でき、活用しています。Swiftのような新しい技術は、わざわざ定期でmtgをセットするまでではないけれども、気軽に情報交換できる仕組みがあること重要だと思っています。今後は社内勉強会なども開いていきたいですね。


ー入社してから半年、自分自身で成長したと感じられるところはありますか?

いくつかありますが、アウトプットの質が上がったことに加え、まずは何より集中力が高くなったと感じてます。Timersは時間内でどれだけアウトプットするかに注力している会社なので、そこを強く意識して仕事をしています。そのおかげで無駄な残業も減り、アウトプットの質も高まりました。

そして、コミュニケーション力も半年前と比べて格段に上がったと思います。入社当初、意見や思うところがあっても、どのようにチームで議論し反映させていけばいいのかわからず、輪に入って議論を進めていくことがあまり得意ではありませんでした。しかし、まずは時間をかけて関係性を作っていくことを優先することと、物事の言い方や伝え方を意識することで、徐々に適切な議論ができるようになりました。
さらに、Timersはコミュニケーションも大切にしている会社というのもあり、エンジニアの視点を積極的に求められるので、言いやすい環境というのも大きかったです。元々自分の意見を言うのは苦手だったのですが、気がついたら自然と伝え、プロダクトに反映することができるようになっていました。

こうして、集中力とコミュニケーションが鍛えられ、エンジニアとして一回り成長できたと思ってます。

ーTimersのメンバーはどういう人が多いですか??

みんなのびのび働いていますし、コミュニケーションを大切にしている会社なだけあって、みんなすごくフレンドリーです。それだけではなく、熱心で自主的な人が多く、常に新しい技術を追い求めて勉強しています。与えられた仕事しかしませんという人はいなくて、それ以上のものを出そうという人ばかりです。Timersのいいところは自然とそういう人が集まっているところだと思います。

周りの切磋琢磨している姿を日々見ているので、自分ももっと頑張らなければと思います。土日の時間をうまく使って、本を読んだり勉強会に出向いたり、自分の書いたものを公開して、仕事以外でもアウトプットできるようにしています。


3つのこだわり


ーどんなところにこだわりをもって仕事をしていますか?

大きく3つあるのですが、まず、「ユーザーに不利益になることは絶対にしたくない」というのは大前提ですね。とりあえず動けばOKということでは決してなく、開発している段階で、あらゆるエラーへの配慮などを心がけています。Timersの「世界に誇れるブランドをつくる」というミッションにもある通り、常に現場ではレビュー☆5.0の満点を求められる環境なので、緊張感をもってやれています。

次に、新しい技術への取り組みですね。新しい技術でしか提供できない体験もあるので、常に最新の情報に触れ、いつでも取り入れられるようにしたいです。会社のビジョンにも「古き良きを新しく」とありますが、単に古いもの、単に新しいものだけではだめで、その両者を理解していることが重要だと思い、僕自身とてもこのビジョンに共感しています。

また、「10の仕事に、11,12でこたえる」という気持ちも重要だと思っています。もちろん人間だから疲れてしまうこともあるんですけど(笑)でも与えられた仕事以上のものを出そう、中途半端なことをしないという気持ちを持ってやっています。



エンジニア35歳定年説を覆したい。


ー今後の目標や、やってみたいこと、なりたい将来像はありますか?

まずは、エンジニア35歳定年説みたいなことが言われてますが、それを覆したいと思ってます。そのために、自分としては、技術領域を広げマネジメントなどの人の領域にもコミットできるようになるべきだと思っています。

技術領域に関しては、まずはiOSのスペシャリストになりたいというのはありますが、中長期的には、サーバーサイドなどのiOS以外の領域に広げ、より幅広い業務に対応できるようなエンジニアを目指しています。どういう風に身につけていくのか、どのようなステップで業務に取り入れていくのかが今の悩みですね。

マネジメントに関しては、Timersに入ってからチームでプロジェクトを回していく面白さを初めて感じ、その中でのチームメンバーとのコミュニケーションがいかに重要かを痛感しました。自分でもマメな方だと思うし、周囲に気を配ることが得意だと思っているので、その性格を活かせるのではないかということです。少しずつでもマネジメント領域にコミットしていけたらなと思っています。

実際にTimersにも、35歳以上の優秀なお手本となるエンジニアさんもいるので、そこに自分も続き、常に第一線でいることで、業界の定説を覆すことに貢献できたらと思っています。


しがみつくこと。そして心から楽しいと思える会社を見つけること。


ー新卒やインターンのエンジニアにアドバイスをするとしたら?

若いうちにエンジニアを目指すと決めている人は、とにかくしがみつくことです。辛い勉強や仕事は逃げ出すのは簡単ですが、とにかくあきらめず、しがみつき取り組むことで、必ず結果はついてきます。すぐ活躍できるほど甘い世界ではないので、生半可な覚悟では務まりません。

そして、同時にもちろん環境で成長度合いも変わるので、会社選びも欠かせません。社会に出てすぐに活躍したいなと思う人は、インターンをお勧めします。机上での勉強だけではなく、働きながら学ぶと成長が圧倒的に早いです。自分で足を運んでしっかり話を聞きに行き、楽しいなと心から思える会社で努力するのがいいと思います。

ー最後にTimersにはどんな人に来て欲しいですか?

コミュニケーションとアウトプットを大事にしている会社ですので、それを楽しめる人であることですね。あと、一緒にいて楽しいと思える人に来てほしいです!どこで働くかももちろん大切ですが、誰と働くかということも同じように大切です。一緒に笑えたり、刺激し合ったり、モチベーションを高めあったり、同じ時間を過ごす人間同士なので、そういった心の部分も大事にしていきたいですね。

ーありがとうございました!

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