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大手メーカーのSEだった私が、スタートアップのサーバー開発エンジニアに転身した話。

Timersでは半期毎に最もパフォーマンスを発揮したメンバーを一人選出、表彰するMVP制度ができました。今回は開発業務未経験で入社し、入社わずか半年程でTimers初代MVPに輝いたメンバーをご紹介します。

プロフィール
Timers,Inc. サーバーサイドエンジニア。
関西出身。大学院卒業後富士通株式会社入社。エンジニアとして、母校のシステム構築に携わる。その後、株式会社リクルートキャリアで転職媒体の営業を経てTimersへ入社。
開発業務未経験だったが、入社わずか半年程でTimers初代MVP受賞。
いつも笑顔でメンバーの事や、サービスの向こう側にいるユーザーのことを常に考えている熱い男。好きな食べ物はヒラメのお刺身。


一度やりだすと止まらない!成長を感じるとなんでも楽しくのめり込んだ学生時代。


-いつも笑顔で一生懸命ですよね!どんな少年時代だったんですか?

父が元気で活発な体育教師、母が英語教師でそれを一歩引いて見守るという両親共に教師の家庭で育ちました。ごく普通の家だったと思います。

一つのことに集中し出すと、とことんやり尽くす子どもでした。勉強や遊び問わず、「できないことができるようになる!」と成長を感じられるのが楽しくて取り組んでました。
中高大とバレーボールを続けていました。勝てない試合に、チームみんなで勝てるようになっていくプロセスが本当に楽しかったですね。自分一人ではできないところにスポーツの面白みを見出していました。

勉強では特に数学が好きでした。
数学って答えに納得がいくし、明確だからわかりやすく成長を感じることができるんですよね。テスト勉強のためとか宿題のためとかではなく、もはや趣味でしたね。数学が好き過ぎて毎日朝日を見るまで因数分解していました(笑)

スポーツでも勉強でも僕は「同じ方向を向いて競う時は勝ちたい」と負けず嫌いでしたね。





ITを志したのは、高校時代Yahooに衝撃を受けたから。

-新卒で富士通に入社されたとのことですが、どうしてですか?

ずっとIT分野に興味があったので大学院卒業後は、富士通にエンジニアとして入社しました。
ITに興味を持ったきっかけは、高校時代にYahooを初めて触ってみたのがきっかけです。
今まで知らなかったいろんな情報がYahoo検索で簡単に手に入るようになり、一気に世界が開けたような気がしてとても衝撃を受け、ITに大きな可能性を感じました。
それから将来はITサービスを使って世の中をより便利にしたいと思いました。

富士通を選んだ理由は、IT分野における日本の大企業の中でも特にグローバル展開を積極的に進めていたから。それは簡単に国境を超えうるITサービスに携わる上で必須の要素になると考えていました。そこで様々なノウハウを学び価値提供したいと思いました。


-富士通ではどんなことをされていましたか?そこから学んだことや印象的なことがあれば教えてください。


富士通で学んだ重要なことは時に泥臭くシステムを組み上げる必要があるということ。
新人時代に某大学のシステム構築をしたのですが、それが本当に泥臭かったです。
大学内の大きなサーバー室内にある百数十個のサーバーに、ひとつずつ手作業でOSをインストールをしていくという気が遠くなる業務をしたのですが、サーバー室は冷凍庫の様に寒い。
寝たら死んでしまいそうな、人よりコンピューターが優先の環境でした(笑)また母校のPC教室を刷新するプロジェクトにも携わり、自分がユーザーだったシステムに関係できたことも感慨深かったです。

そのような経験から「ITサービスを提供するインテグレーションの根底には、実際にサーバーをラックマウントして配線し疎通確認をする。そういった泥臭さがあって、世の中のITサービスは動いている」という大切なことを学んだ気がします。

また富士通での最も印象的な出来事は、社内の研修制度でサンフランシスコに訪れた時、様々なベンチャー企業がお互いを認め合いサービス改善している環境を目の当たりにしたことです。そこはシェアオフィスで様々な企業が隣り合わせ仕事していたのですが、会社が違うのにお互いの仕事について真剣に議論していたんですよね。当たり前のように縦割り色を強く感じていた日本と比較して、今世界の先頭を走る地域の文化が印象的に映りました。それと同時に「このままだと日本は遅れてしまうな。」という危機感も感じました。


「もっと世の中にインパクトを与えたい」富士通エンジニアからリクルート営業へのキャリアチェンジ


-どうしてエンジニアから営業へキャリアチェンジされたのでしょうか?

富士通で4年ほどエンジニアとして働いてからリクルートへ転職しました。
世の中にインパクトを与えるサービスを作ること、特に教育をもっとよくしたいと思ったこと、が大きな理由で、そのためにはITエンジニアとしてシステムを組むだけでは不十分と考えたためです。システム仕様に落ちてくることを形にするだけでなく、顧客の声を聞くところから従事したく、営業が強く様々なITサービスを作り続けるリクルートに惹かれました。

なぜ教育かというと、その変化によって大きなインパクトの可能性を感じるからです。そして現在の教育現場で、児童・生徒は勉強の目的「将来のため」を十分に理解できないまま学習に取り組んでいると個人的に思っています。私が高校生の頃、Yahooと出会い自分事になった「将来のため」を、多くの子供達が感じられる環境を作りたいです。勉強をする理由がわかれば勉強が楽しくなるし、それにより将来、より充実した人生を送れると今の自分が感じるように信じています。現実は結局、将来になってした方が良かったことに気がつくのですが、それってすごく勿体なくて、それを知る大人こそがやるべき事だと思います。




「自分にはモノづくりしかない」と痛感し、事業に大きな可能性を感じたTimersへ入社


-富士通、リクルートという大企業を経て、Timersに入社されたのは何が決め手だったのでしょうか?


TimersはBtoCのサービス、特にその中でも家族や恋人といった普遍的な人としてのあり方にアプローチしているところに惹かれました。

例えば核家族が多いこの世の中、もしTimersのFammがなければ核家族は核家族で孤立したままですよね。「スマホで簡単に、カレンダーを送る・家族招待をする」この行為があってこそ家族同士が繋がっていく...今の時代にものすごくフィットしているし、これは世の中を変えられる可能性があるなと感じました。

また営業をしてみて「やっぱり自分にはモノづくりしかない」と痛感しました。自分が作ったモノを世の中に提供したい、それをしなければもう生きていけないと思ったくらいです(笑)このように自分が求めていたエンジニアとしての働き方の上に、少人数で考えられるからこそサービスを一緒に考案して作りあげられる点も魅力的でした。


-スタートアップ企業へ入ることへの不安はなかったのでしょうか?

よく聞かれますが、特に感じませんでしたね。
スタートアップにおけるサービスの成長のために必要なことは何か、それに従事するものとして足りない自身の能力は何か、それを補い自身がどうやって成長していくかを真正面から受け止めて取り組んでいく。万が一のことがあっても自身が至らなかった、じゃあ次はどうしていくかをその時考えるで十分だと思っています。

また現在進行形で成長している、またはこれから成長するであろう企業は常に己を疑い、全ての行動の理由を「これまでそうやってきたから」で済まさずに継続的に改善を行なっています。それは常に成長するために、今までやってきたことに捉われないことが必要だからで、Timersには会社全体にその姿勢が備わっています。


Timersには役割に捉われることなく、自由にサービスのことを真剣に考えられる環境がある。


-実際に入社してみてどんな会社だと思っていますか?


最初は何て自由なんだ、こんな自由な中でやっていけるのかという印象が強かったです。

Timersは、サンフランシスコで目の当たりにしたような、自分の役割を超えて他のチームと疑問に思ったことに対してどんどん議論できる、それが役職も関係なく対等にできる環境です。

自分がエンジニアという役割にとらわれることなく、マーケットやディレクションの仕事や考え方に興味を持って顔や口を出し、一緒にサービスを作れていけるようになった時には、仕事が心から楽しくなっていきました。もちろんエンジニアの仕事は大切ですが、一歩踏み出し広げていけるし、それが認められる環境はたまらなく刺激的です。

繰り返しになりますがとにかく自由です。エンジニアだから、と言ってサービスの話に口を出せないなんてことがなく、自分が好きなだけサービスに携わることができるし、それを会社として肯定しているところが素晴らしいです。


「ユーザーファーストは原動力」開発業務未経験でもTimers初代MVPを獲った理由。

-初代TimersMVPを受賞された時の気持ちをお聞かせください。

名前を呼ばれた時は正直「は?私?!」と真っ先に思いました(笑)

実はエンジニアと言ってもプログラミングはほとんど初心者の状態で入社し、入社して3~4ヶ月は追いつくことにとにかく必死で、最近ようやく開けてきたかなと思いますが、まだまだ成長途中なんです。それに周りに自分よりもMVPにふさわしい優秀なメンバーはもっといるんです。だから本当にびっくりしました。受賞理由もその場で伝えてもらったのですが、びっくりしすぎて覚えてません(笑)

ただ、仕事をする上でずっと意識していたことは「笑顔・責任感・ユーザーファースト」です。それを評価していただけたのかなと今は思います。
MVPを頂いてからは、自分のやってきたことに間違いはなかったんだと自分に自信がつきました。


MVP受賞時にTimers役員陣と


-社内でもユーザーファースト、サービスファーストといえば必ず名前が上がりますが、何故でしょうか?

「ユーザーに使ってもらえるモノでなければ、作る意味がない」と常に考え行動しているからだと思います。

どんなにすごいモノを作っても誰にも使ってもらえないモノだったら意味がないですよね。それは自己満足なんです。ユーザーに使ってもらってはじめてユーザーの生活が変わる。そういうモノを作るためには、ユーザーファースト・サービスファーストの視点は必須です。常に自分の意見にも疑いを持ち「これ、どうかな…?」と恐れを持って慎重、でも時に大胆(笑)に発信しています。それが今の自分の原動力になっています。


今のTimersならもっとやれる。本気でサービスのことを考えられるメンバーと仕事をしていきたい。

-これから挑戦したいことはありますか?

元々教育に興味があったので、将来に夢を見て勉強できるような学校環境を作れるサービスを作ってみたいと思っています。これはTimersでやりたいですね。今は家族や恋人にスコープを当てていますが、そのノウハウを使って広げられる領域です。今のメンバーとだったら絶対にできると思っています。


-Timersにはどんな人に入って欲しいですか?

サービスのことを本気で一緒に考えてやっていける方、下手くそでも構わないから、目の前のこれをなんとか進めていけるやり遂げる力、一歩進む力を持っている方と働きたいと思います。もちろん議論を重ねに重ねて時に熱くなることもありますが、互いを認め合って笑顔で働いていける方をWanted!です。

笑顔になれない時は僕が笑かします!(笑)


-大企業からスタートアップへチャレンジする人へ一言お願いします。

個人的に感じる大きな変化は、組織としての強さから個々の強さを大きく問われるようになったことだと思います。

良くも悪くも自分の力がはっきりと現れる場所だと思いますので、自分で勝負したいと思っている方、是非チャレンジしましょう!


-ありがとうございました!

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