1
/
5

「感動をカタチにしたい」 多くの経験を積んだ iOSエンジニアがTimersで働く理由。

Timers社員インタビュー、今回はiOSエンジニアの登場です。SI業界からTimersに飛び込んできた原体験やエンジニアの醍醐味について語ってくれました。是非ご覧ください!

プロフィール
Timers,Inc.iOSエンジニア。大阪出身。大学卒業後SI業界に入社し、エンジニアとして幅広い開発に携わる。独学でプログラミングを学び、受託事業でアプリを受注するなど実績が評価され、MVPを獲得。
その後、自社サービスを開発したいという思いで2015年11月にTimersにジョイン。
現在は、iOSエンジニアとして活躍中。



たまたま家にコンピュータがあったから。(始まったエンジニアへの道)

-何がきっかけでエンジニアになったのですか?

そもそも小学生の時からの環境が大きいかもしれませんね。
たまたま父親が新しいもの好きだったのか、小学5年生の頃には家にPC(Windows 95)があり、インターネットに接続できる環境で、その頃はYahoo!から色んなサイトを巡っていました。
中学に入ってから、iモードの携帯電話を持たせてもらいました。当時は友達と他愛のないメールをするのが好きだったんですが、とあるサイトに「メールの本文に特定の文字列を入れるとメールで文章がデコレーション出来る」という情報が掲載されているのを見つけたんです。
早速これを試してみると見事に再現が出来て、フォントの大きさや色を変えてみたり、点滅させたりスライドさせたりする事が出来ました。

後にこれがインターネットで使用されているHTMLという技術だという事を知り、「魔法のiらんど」等を利用して自分で携帯向けのサイトを作ったりする事にハマっていました。作ったサイトが雑誌に取り上げられた事もあります。

高校から趣味でブレイクダンスを始めて、組んだチームのホームページを作る事になったので僕が勉強しながらPC向けのサイトを作り始めました。
そこでCSSを学び、色んなサイトに掲載されているJavaScriptライブラリを使ったりして、サイトの見栄えが変わったり動的に動いたりする様子を見て感動しました。
その頃には将来は「ウェブデザイナー」になりたいと漠然と思っていました。

大学では経営情報学部で情報寄りの勉強をし、その中でVB.netやマクロ、Javaを学びました。
高校時代からウェブの技術が好きだったので、個人的にPHPを学んだりして、ゼミの中で友達と一緒に簡単なSNSを作ったりしました。PHPを学んでみてPHPが自分の手に馴染んだのと、プログラムが学べたことから、その頃には「ウェブデザイナー」だった目標が「エンジニア」に変わっていました。

大学生の時にアメリカでiPhoneが発売され、日本ではiPod touchが発売されました。バイトで貯めたお金でiPod touchを購入し、初めてApple製品に触れました。まだAppStoreも無かったですが、Apple製品のおしゃれさと、手のひらで普通にインターネットができることににただひたすら感動したのを覚えています。

大学を卒業して、PHPメインのエンジニアになりましたが、そのタイミングで日本でiPhone 3GSが発売されました。それまでずっと他社のガラケーを利用していたんですが、どうしてもiPhoneに触りたくてSoftbankに乗り換えました。
また、その時の会社の事業がSESで、他の会社に出向していた時だったんですが、出向先の会社で「iPhoneでアプリが作れる様になったから勉強しておいて」と言われて本を買って勉強を始めました。
それがiOSエンジニアへの第一歩でした。


-前職ではどんなことを経験されてきたんですか?

先述した様に、初めて入った会社の事業がSESがメインでした。
大阪勤務を希望していましたが、「1年だけ東京に行ってきて」と言われてそのまま東京配属となり、2年半ぐらい同じ出向先の会社で業務していました。ただ、所属会社としても受託開発をしたいというタイミングと、出向先の会社に飽きてきたタイミングだったので、担当営業と相談して社内受託のチームに配属される事になりました。それまではモバイル向けPHPばかり触っていましたが、PC向けのサイト制作を受託で制作する事が多かったです。

個人的にiPhoneアプリ制作の勉強は続けていて、自分で作ったアプリをリリースしたりもしました。
例えば、本を読んだ記録がつけられるアプリとか、自分が普段生活をする上で困っていたことをアプリにしていましたね。
そういう努力が会社で知られていき、受託事業でもiPhone向けアプリを受注する様になりました。
社内ではウェブもiOSも出来るエンジニアという事で何度か活躍を表彰されたりもしました。



Timersには、挑戦に寛容な社風がある

-Timersに入社されたのは何が決め手だったのでしょうか?

前職で受託開発の活躍により社内ツールの制作チームに配属されました。
受託と違い、自社の人達が使う物を自分達で作るという開発だったので、厳しい期限も特に無く、必要な機能を継ぎ足して開発していきました。

それが1年ぐらい続き、ようやく動作も開発も安定してきたタイミングで、TimersのCTO椎名からスカウトメールを頂きました。
椎名からもらったメールが人間味を感じられるメッセージだったのを今でも覚えています。
Wantedlyにスカウトメール機能が付いてすぐぐらいで、「こんなメールが来るんだ」と興味を持ち、Pairyも少し利用した事があったので本当に気軽に話を聞きに行きました。
前職でiOSアプリを作る事はありましたが、基本はウェブ向け開発だったので、iOS一本に絞って開発がしてみたいと思っていたタイミングでもありました。

また、大手に入社するよりも小さい会社を大きくする過程に興味があったのと、自社サービスを自分たちの手で作っていきたいという気持ちが強かったので、Timersに入社する事に決めました。


Timersの良さは「専門性の高いメンバーと刺激的な文化」

ーiOSエンジニアの視点から、Timersはどんな会社ですか?

Timersは事業にプライドを持っていて、芯がブレない会社だと思っています。
お金儲けの為であれば、もっとマネタイズのし易いビジネスモデルや、もっとたくさんアプリを出して数を打てば当たるみたいな事も出来るでしょう。
それをやらずに、ユーザーがいかに幸せになれるかを考え、それによってPairyとFammがどう成功するかを考え続ける事はなかなか出来るものじゃないなと感じています。

Timersは基本的に意識が高く、スキルの高い人が集まっていると思います。
何より思想を作り上げてそれを実行するというこだわりが強く、議論が白熱するとお互いに納得するまで議論し尽くします。
それが良い事も多いですが、たまに結論がなかなか出ずに遅い時間になることもしばしばありますね(笑) 腹落ちしていないメンバーがいたら腹落ちするまで徹底的に話しますから。
学習欲が強い人も多いので、社内勉強会が開催されたり良い空気が出来上がってると思います。

「サービスの枠作りから関わりたい」そんな想いで

−Timersに入社してみて感じたことは?

前職では、社長との距離も遠く、マネージャー陣は40歳を超えた人が多い環境でした。
Timersは年齢も若く、よく議論をします。そこにかなり衝撃を受けました。
「自分達が良いと思った事は素直に言う」「間違ってると思ったらBoardだろうが意見を言う」
という文化が根付いていて、そこに慣れるまでしばらく時間が掛かりました。

また、前職では欲しい機能があればひたすら追加していましたが、Timersでは本当に必要な機能なのかを議論して皆が納得した状態じゃないと新しい機能追加はしませんでした。
minimalの思想も根付いていて、既にある機能でも本当に必要かどうかを常に考えています。
これまでの環境とは大きく違ったため、自分の意見もあまり言えず、そういう思想に慣れるまでも少し時間が掛かりました。
今まで経験してこなかったことですが、このような思想やものづくりに対する考え方は、自分の新しいスキルにもなっていると思います。


-Timersで今やっていること、これからやりたいことなどを教えてください。

Timersはスマートフォン向けアプリの開発をメインにしていますが、ユーザーには実際にカレンダーやブックを印刷して提供しています。それがカップルや家族のコミュニケーションに繋がったり、感動してくれると嬉しいなと思います。
これまではABテスト等で細かい改善を主に行ってきましたが、今後は更に色んな人に感動を届けられる様にアプリを使いやすくしたり、海外の人にも使ってもらえる様にしていきたいです。
特に最近携わったPairyでは新しくブックを提供し始めたので、ユーザーの反応を楽しみにしています。



「枠」を超えて成長し続けるために

-勉強会によく参加されてますが、きっかけはなんですか?

元々前職の時からPHPやWordPressの勉強会に行くのは好きでしたし、社内勉強会や外部向けに勉強会を開催した事もありました。Timersに入社して他のメンバーが積極的に勉強会に行っていたのでiOSの勉強会にも顔を出す様になりました。


–最近はどんな勉強会で、どんな話をしていますか?

渋谷・恵比寿周辺で開催している勉強会には積極的に顔を出す様にしています。
2016年のWWDCに行った事をきっかけにクラスメソッド社やLIFULL社の人達と仲良くなったのでその会社で開催している勉強会には特に行っていますね。
登壇する時はなるべく二番煎じにならない様に心がけるのと、業務の中で困った事を解決した事や、自分で作ったライブラリの紹介をする事が多いです。

最近個人的にTypeというアプリを出したんですが、懇親会で「こういうアプリ作ったんですよ」と話した際に、「Typeの人ですか!」と言われたのは嬉しかったです。


-勉強会に参加してよかった点はなんですか?

勿論勉強しに行ってるので知識の引き出しが増えたり、自分では考えつかない様な事をやってる人にも会えるので凄く為になります。iOS界隈で有名な人と知り合えるのも嬉しいですね。
また、知り合いが増えて段々と勉強会に行くハードルが下がるのは良いと思います。
最初は全然知らない人だらけだったのにイベントを発見した段階で知り合いが参加するのが分かると少し安心します。


ーTimersにはどんな人に入って欲しいですか?

Timersに入社するには積極的に議論が出来る人・自分の意見を言語化出来る事は必須スキルかなと感じています。その上で、

・向上心のある人

・負けず嫌いな人

・技術が好きな人

・Swift/iOSが好きな人

ですかね。個人的にはエンジニアの教育とかも興味があるので、いずれは新卒や第二新卒、キャリアチェンジでエンジニアになりたい人等も入社してもらえる様になるといいなと思います。


-ありがとうございました。


[積極採用中!!!詳しくはこちらから]

TIMERS inc.では一緒に働く仲間を募集しています
10 いいね!
10 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング