1
/
5

PyConJP 2016にて、OpenAI Gymを使った強化学習について講演しました

9/21~22に開催されたPyConJP 2016にて、OpenAI Gymを使って強化学習を実際に試してみる方法について、講演させていただきました。当日の発表資料は以下になります。

自分の発表がプログラムとして張り出されるというのは、感慨深いものです。

これを機に、OpenAI Gymを試してみた、強化学習の勉強を始めてみた、という方が一人でもいれば幸いです。当日は実際にコードを書いてもらうところまでは時間がありませんでしたが、後日実際にOpenAI Gymをインストールしてもらい、強化学習を実装してもらうハンズオンを企画中です。Tech-Circleで実施予定なので、興味がある方はぜひチェックしてください!


なお、研究チームでは現在の研究テーマである対話について、強化学習が応用できないかどうか絶賛検討中です。対話は学習データを用意するのが難しくDQNとは相性が良くないのですが、ユーザーシミュレーターを使ってそこを克服する取り組みも出てきているので、今後も注視していきたいと考えています。

さて、TISではPyConにスポンサーとしてもブースを出させていただきました!

研究内容についてより体験的に感じていただくため、今回は2つのデモを用意しました。

  • PyConのおすすめトークを提案してくれるLINE BOT
  • Sotaを活用した、店員さんと会話せずに試着ができる&ファッションチェックをしてもらえる対話システム

後者の対話システムは、今年のインターンで作製してもらったシステムのうちの一つです!

実際に開発を行った学生に再び来てもらい(THANK YOU!!)、ブースで仕組みの説明などをしてもらいました。会社紹介も手伝ってもらい、感謝しきりです。

LINE BOTについては、友達申請して会話することでおすすめのPyConのトークを教えてくれるというものです。技術情報が集まるQiitaから単語の分散表現を学習し、ユーザーの会話とPyConのトーク内容の類似度を算出し、おすすめを行っています。開始5分前に教えてくれるアラート機能も搭載。また、フィードバックにより学習する機構も搭載しています。


おかげさまで、たくさんの方に利用していただきました!

今後もTISでは、研究の中で得られた知見や、それを活かしたプロトタイプの公開を行っていきます。それにより今までTISにはなかった研究・またビジネスコミュニティとつながり、新しいビジネスにつなげていくのが私たちのミッションのうちの一つだからです。もちろん、メンバーがこうして発表をしたりコミュニティ委に貢献するのが純粋に好きだということもありますが。

インターンについては、冬の企画も進行中です。ブースで興味を持っていただいた方は、冬のインターンをぜひお楽しみに!

TIS株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
3 いいね!
3 いいね!
今週のランキング