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【Girls Be Ambitious】文系院生が理念に共感してITベンチャーに就職する話[21新卒 TMに決めた理由 #02]

こんにちは!はじめまして。TM21新卒の高田といいます。

この記事では、院進学も、そこからの就職も何もかも予想外だった私のストーリーをふまえて、私がITベンチャー企業のTM(ターゲットメディア)に決めた理由をお伝えいたします。


!こんな方におすすめ!

・効率的に自分に合う企業をみつけたい

・女性のはたらき方を考えていきたい

・生き方、はたらき方を考えるヒントが欲しい

この記事が、皆さんがポジティブに就活をするきっかけになれば嬉しいです。

(サクっと読みたい方は太字周辺だけ読んでね!)

【就活すると決めるまで】

①恩師との出会い ~「当たり前」の崩壊~

私は高校まで共学に通っていました。共学も含めさまざまな大学のOCに参加して、自分にとって女性だけの環境で学ぶことが必要だと思い、女子大学を受験しました。

大学生活で、私に大きな影響を与えたのは恩師のN先生です。

教育学科1回生の必修授業で同性結婚がテーマとなったときに、N先生が話してくださったLGBTの話題が私にとっては衝撃的でした。もともとLGBTについて知識はあるほうだったのですが、授業を通して「性はグラデーション」であることを知り、自分のもつ「ごく普通」「当たり前」といった感覚が崩れていくような感覚に陥ったのを今でも覚えています。このことについて、もっと深く理解したい、私は私自身のためにも理解しなければならないと強く思いました。


②一度目の就活と院進学

私の所属したN先生のゼミは、2年間をかけて卒業論文を書くゼミでした。

院生や上回生、はたまた教授方が出席され、毎週研究成果を発表し、常にディスカッションを行います。(こうして文章にするとすごく偉そうというか、固い感じがしますが、実際はみんなでコーヒーを飲み、脱線しながら語り合うような場でした。)ゼミ生は多くなく、交流が密であったわけでもありませんでしたが、お互いをリスペクトし、ときに意見を交わし合うことのできる自分の居場所でした。

3回生の夏に就活をはじめましたが、同時に恩師から院進学のお誘いを受けていました。数十年後の自分が後悔しない選択はどちらかと考えた結果、院進学を選ぶことになりました。

ただ、進学することを家族に納得してもらうためには、大学院でかかる学費は自分で捻出すること、きちんと進路を見通すことが条件だったので、「女子大学の教授になること」を目標にすえました。自分自身が大学で得られた女性としての学びと気づきを、より多くの女子学生に伝えていきたい、それを生業にできたらとただ漠然と考えていました。

【高田就活記 ~私がTMに決めた理由~】

学問の世界に身を据えようとしていた私に転機が訪れたのは、修士1年の冬でした。ある授業のなかで、「研究者として生きること」について話題となり、私は今後の人生を研究に費やすか、それとも別の選択を選ぶかという岐路に立つこととなりました。悩み抜いた末、私はプロフェッショナルたちから学んだ思想をもって、社会に出ることを選びました。でも、もし条件にそぐわない結果となれば、研究の道に進み続けようと考えていました。

学業を疎かにしないために、就活に割くことができる時間は多くありませんでした。まず初めに考えたのは、どうすれば効率的に就活でき、なおかつ自分に合う企業をみつけられるのかということです。

効率的に就活するためには、自分の軸で条件を限定する必要がありました。私が設定した条件は以下の3つです。

①「理念に共感できること」

②「成長市場であること」

③「理念が浸透していること」

就活の中で、①②を満たす企業は少なくなかったように思います。しかし、問題は③までを満たす企業がほとんどないということでした。そんななか、全てを満たしていたのがTMでした。

詳しくお話していきましょう。


①「理念に共感できること」(HPリンク https://www.tmedia.co.jp/about/vision/)

TMの理念は「これから」を創ることです。この「これから」という言葉には「より良い未来」という意味がこめられているそうです。「女性の働きやすい環境をつくりたい」と考えている私にとって、この理念はとても共感できるものでした。自分軸に企業軸がマッチした、ともいえると思います。さらに説明会や選考を通して、この基本的な価値観を大切にしている方々と働くことができると判断しました。


②「成長市場であること」

まず今の日本の現状ですが、ブルーカラー(技能・作業系の職種)は世界的にも生産性が高く高評価であるのに対して、ホワイトカラー(広く事務系の職種)は遅れをとっています。そこでTMは、未だニッチな分野であるBtoBマーケティングのサポートをはじめ、新規顧客の獲得やメディアの開発・運営を通して、日本のオフィスに根強く残るマンパワーの体制を刷新することをミッションとしています。更にコロナ渦において、BtoBマーケティングの需要も以前より高まりつつあることも含めて、BtoBマーケティングは成長市場であるといえると判断しました。


③「理念が浸透していること」

私が学問の世界から社会に身を移すにあたって、先述のとおり「女性が働きやすい環境をつくりたい」という目標が達成可能な環境下であることもとても重要な要素でした。(既存の制度はもちろん、それ以外も。)社員の方々と選考過程でコミュニケーションをとるうちに、TMは事業内容自体が先駆的ですが、さらに環境も先駆的であればもっと魅力的な会社になる、私がその環境づくりに貢献したいと考えるようになりました。選考においてコミュニケーションをとる方全員に、その旨を伝えたところ、口を揃えたかのように皆さん「実現できる環境だ」とおっしゃいました。そして、社員発信での制度化の前例があることも教えてくださいました。実をいうと、このような企業はめったにありません。人事の方がそうおっしゃったとしても、他の方はそうでないパターンがほとんどなのです。このことが、私がTMを選ぶ決定打となりました。

【さいごに】

この記事のポイントは以下のとおり

①効率的に自分に合う企業をみつけるためにまず自分の軸を定めること

②よりよい未来を目指すために協力が得られる土壌を選ぶこと

③仕事を通して自分の生き方、はたらき方が どうすればハッピーになるか考えてみること

私は、就活って自分と向き合う期間だったなと思っています。就活を通して、自分がこれまで何を大切にして生きてきたか、これからどうなっていきたいのか、確かな言葉に出来るようになりました。効率的に、なんて言いましたが実のところ結局は「急がば回れ」なので、自分研究家になったつもりで、着実に自分自身を解明してみてくださいね。

次に仕事の内容、仕事でかかわる人、働き方、なんでも、正のスパイラルでどんどん良くなっていける、自分の幸せに必要な環境を考えてみましょう。ただ、この環境は必ずしも用意させているものではありません。なければつくれば良いのだから、それができる環境を選ぶのもアリですね。

そして何よりも、未来の自分が後悔しない選択をしてほしいなと思っています。自分に向き合えるのも、幸せにできるのも、自分だけ。就活はそのきっかけにしちゃって、ここからまた始まる人生の生き方も働き方も欲張りハッピーでいきましょう!

この記事を読んで、私と話してみたい、働いてみたいと思ってもらえたら嬉しいです!

TMでまってます!   


P.S.私もこれから頑張ります!楽しい人生にしようね!ファイティン!


【基本情報】

・氏名:高田 結以(Takata Yui)

・出身:兵庫県

・神戸女子大学大学院 文学研究科 教育学専攻 博士前期課程修了(修士号)

専門:近代日本教育史、近代日本婚姻史

テーマ:大正期の男女交際

研究:今から150年前の日本の偉人たちが遺した文献を取り扱う文献研究。

恩師が明治期の男女交際について研究されていたため、大正期以降を扱うことに。明治~昭和前期まで、変遷はあれど、現代の抱える問題と一般に提示される解決方法は、そう変わらないということに気が付きました。本質は変わらず歴史は繰り返しますが、温故知新の精神で、よりよい未来にしていきたいものですね。

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