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転職は慎重に

弊社が運営している東京カメラ部は素晴らしい作品を投稿してくださっている多数の方々のご支援により急速に成長して、現在ではファン総数250万人以上、毎日8000作品を超える作品を投稿いただけるまでになっています。そして、東京カメラ部自体は「ビジネス」ではないのですが、東京カメラ部を運営しているという実績を多数の企業の方々に認めていただけることで、弊社の主たる事業である ソーシャルメディアアカウントの運営代行サービスは大幅に成長できています。

こうした状況を踏まえて、現在弊社ではシステム開発、営業、運営と3職種を中心に陣容拡大を目指して新卒・中途ともに大募集中です。(このWantedlyさんでの募集もその一環です)お陰さまで、大勢の方と面接をしているのですが、いずれの方も素晴らしい方が多く良い意味で悩んでいます。

せっかくWantedlyさんに記事を投稿できる枠があるようですので、以前社長ブログで書かせいただいた内容の再掲載ではありますが、その際に、必ずお話していることをこちらでも書かせていただこうと思います。

私が、必ず面接でお話していること、それは「転職は慎重に」、「前職は大切に」ということです。


「転職は慎重に」

気軽に転職を判断して、結果として上手くいけばそれでも良いのでしょうが、世の中そんなにあまくはありません。どれだけ慎重に選んでも失敗することがあるのが転職というものです。それを気軽にしていては、失敗の可能性が飛躍的に高まるのは言うまでもありません。

気軽に転職して喜ぶのは、手数料が入ることだけを求める悪質な転職支援サービス会社だけです。転職が失敗してしまえば、短期で再度転職するはめになり、結果、本人の経歴に傷がつきます。転職される企業も人を失い困りますし、転職を受けた企業も入って直ぐ辞められてはたまりません。

無論、弊社は人材を募集する側ですから、是非転職をして弊社に来ていただきたいのが本音です。しかし、入っても直ぐに辞めてしまうのであればこれは別問題です。「会社は人を幸せにするためにある」を掲げている以上、弊社に来ていただいた方を不幸せになんてしたくありません。

弊社に転職していただくに際しては、大前提として、弊社の空気(価値観、メンバー、経営陣)を好いていただける方、事業を信じていただける方、企業の成長と自らの成長に情熱を持っていただける方かを念入りに判断させていただいております。正直、スキルはその次です。


「前職は大切に」

3度転職をしている私は断言します。はっきりと言って転職は失うものが多い行動です。相当上手く転職しない限り、時間をかけて手に入れてきたノウハウ、ネットワークの価値を低下させてしまいますから、普通に転職を繰り返せば圧倒的に損をするでしょう。

一方で、転職に利点もあります。視野が広がること、ネットワークが広がること、新しい挑戦の場を得られることです。しかし、最後の1つを除くと、このメリットを得るためには、前職で必死に働いてその職場での視野を獲得しておくことと、前職との関係を良好に保っておく必要があります。

やる気をなくして前職の職場で無為に時間を過ごしていては、視野が広がることはありません。もう辞めるのだからと後ろ足で砂をかけるような行為をして転職をすれば、そのネットワークを失うことになります。

転職する最後の最後まで前職の職場で必死に働き、実績を出し、信頼を得ること。そして、しっかりと仕事を引き継ぎ、支障がないようにすること。これは必須です。

そのため、弊社では内定を出す際に、「出来るだけ早く来て欲しいけれども、前職での引き継ぎは絶対に手を抜かないでください。」と強く強くお願いをしています。

手前味噌になりますが、私はこの2つを本当に大事にしてきました。その結果、監査役、弊社の顧問、アドバイザーには、私が働いてきた全ての3職場の上司(長友さん@東証、安藤さん@A.T. カーニー、出井さん@ソニー)が就任してくださっています。

私は真剣に、弊社に転職してくださる皆様にも、是非こうした関係を作り上げていただきたいと考えています。つきましては、弊社に転職していただけるのであれば、この2つを大切にして、その上で弊社に将来をかけていただけますと幸いです。

皆様とお会いできる事を楽しみにしております。

東京カメラ部株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
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