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『生徒が僕らを夢中にさせる』教育現場”ど真ん中”、放課後の学校で教育×ビジネス邁進中!!

はじめまして。こよなくビールを愛することが知れ渡り、誕生日プレゼントが全てお酒の時もある、河合と申します。
現在は学習デザイン部門という中高生の学びをサポートする事業に携わっています。
学習デザインの紹介は初めてになるので、ちょこっとだけ私の経緯とともに、部門での取り組みを軽くお伝えします。

学習デザイン部門の夏合宿より。経歴もバラバラなユニークなメンバー(さらに増えています)

経験値ゼロ。デジタルの世界から飛び込んでみた僕の小話

「もっと事業に携わりたい。ビジネスの手触りが欲しい。」

前職では外資のIT企業の運用・保守のコンサルティングをしていましたが、こんな小生意気な理由とともに、この教育業界に飛び込みました。これまで塾講師や家庭教師の経験は全くなく、教員になろうとも思ったことがない自分。ただ、そのとき子供が生まれたこともあり、おこがましくも教育に対する責任と憧れを感じた時期だったことがきっかけでした。

ちなみに以前の職場の同僚は、同じ業界やコンサル業界への転職が一般的だったので、送別会では全く違う業界でチャレンジすることに対して、驚きと奇異の目で見られていたことが印象的でした。

トモノカイでの最初の配属は、事業開発セクション。今はないのですが、新規事業を輩出することをミッションにしていた、現学習デザイン部門の前身の部署の一つです。前職の経験もあり、もともとはバックエンド側のシステム企画・整備へのメンバーの期待もあったと思いますが、入社後、期待に逆らい?真逆に近い学校関連の事業に強く興味を惹かれました。

素晴らしい生徒と大学生の化学反応

最初はプログラムに同行することしかできない自分。当時、現場でできることはひたすら観察することだったのですが、思っていた以上の反応がそこにはたくさん転がっていました。

"食い入るような眼差しで大学生に質問をする生徒さん"
"最初は大人しかったのに、自分の夢を堂々と語れるようになった生徒さん"
"大嫌いだった勉強も、大学生と一緒だったら頑張れると感謝を述べてくる生徒さん"

ときには、
"親や先生からの期待に押しつぶされそうになり、泣き出して相談する生徒さん"
まで、奇跡のような出会いや尊い場面をたびたび目の当たりにしました。

また指導にあたる大学生も、深い知識、熱い想いと行動力(自分の学生時代を思い起こすと恥ずかしいくらい)に圧倒されることもしばしば。研修では「学校で働く自負と自覚を」と大学生には偉そうに伝えていますが、実は私としても、そんな凄い大学生たちと働ける自負と自覚を大事にしていたりします。

研修では改善に向けたロールプレイまでも行うが、研修する方が大学生の熱意にクタクタになることも

そんなメンバーも大学生。各々、自分の将来に向け次のステージ(これまた凄い内的先や起業する人まで様々)に歩み始める時に

「この仕事をやっていて本当によかった。この仕事で何よりも自分が成長できた。」
「この仕事とトモノカイとの出会いが灰色だった自分の学生生活を変えてくれた。」

と話をしてもらえることもあり、些細ながらも働く人からもそんなことを言ってもらえるって凄いことだなと感じています。

最初の体験から早数年。その間、プログラムの運用はもちろん、テレアポ、営業から面接、採用設計まで色々な経験をしてきました。ザラつくほどの事業の手触り(転職理由的には本望)と悪戦苦闘の中で今に至りますが、この事業をより価値あるものにして、より広めたいという想いが日々強まっています。

「まなぶ力は一生の武器である」

学習デザイン部門を簡単にご紹介しますと、放課後の学習支援のプログラムやキャリア教育イベントなどを企画・開発・運営をしています。我々が独自に採用した、「メンター」や「キャスト」と呼ぶ現役の難関大生とともに、生徒が大学受験のみならず、大学生活、そして社会に出てからも何より必要となる「自ら学ぶ力」を身につけて欲しい、という想いが込められています。この想いを軸にプログラムの開発・設計から運用、そして勤務者の採用研修まで行なっています。生徒さんのやる気や、興味関心に繋がるのであれば、プリントのフォントから座席の配置までこだわっていきます。

大学生の勤務者(学習メンター)同士でのミーティング。この日のお題は、生徒さんの”深い”質問をどう促すか。まなぶ力の重要性なのは大学生になってからも。

大人の論理の押しつけは生徒さんには通用しない

一方で「勉強は計画的にやろう」「継続が大事」「勉強に興味を持とう」なんて言葉を良く耳にしますが、生徒さんからしたら、そんなことは100も承知。

大人の論理や一般論の押し付けは一人ひとりの生徒さんからしたら他人事。生徒さんの想いや生活、悩みにきちんと向き合わないとエゴで終わってしまうということを、我々は恥ずかしながら経験してきました。


とある学校でのプログラムの様子。この日は、少し英語の見方を変えて学ぶゼミ型講義。

 一方で「生徒さんによって違う」と言って、プログラムや仕組み、そして事業を良くしていくことから逃げていても、成長はできないと考えています。私もこれまでの経験を少しでも活かせるようにとあまり授業や学習サービスでは取り入れられていない、データ活用やプランニングによる価値可視化の手法を取り入れ、先生方からも評価されてきました。そしてまだまだ、そういった余地は大いに残っていると信じています。

 我々のメンバー一人一人が、現実に向き合い、理論やサイエンスを学びながら、どのようにそれらを融合させて、一人でも多くの生徒さんに、継続性と永続性を持って高い価値を提供できるか。我々は日々追求しています。

「喜びの数と永続性の掛け合わせによる社会価値の最大化」

 これはトモノカイの行動規範の一文なのですが、まさにこれが我々が真正面から向き合っている問です。難問でもあり、情熱を注ぐに値する価値ある問いだと考えています。学習デザイン部門は元外資系コンサルの部門長から、元国立大学の教育改革プロジェクトリーダー、元塾長(しかもユニークな国語塾を起業)、そしてフレッシュな新卒などなどと、他の部門に負けず劣らず色とりどりで個性的、変で、心より尊敬できる面々。これからも、このメンバー、ともに働く大学生、学校の先生、そして生徒さん。多くの人を巻き込みながら価値を届けていきたいと思います。


開発チーム、運用チーム、営業チームが連携してプログラムを企画・改善。生徒の声、先生の意見、プログラムを実施したうえでの感覚などフラットに話し合いが進む

ちなみにもっとお伝えしたいと思うことはたくさんあって、

・中高生にターニングポイントを!年間1万名が体験する『大学体感プログラム』
・トモノカイが提唱する『自学力』とは。発達心理学の理論も添えて。
・社員が泣いた、驚いた生徒さんの感動エピソードランキングTop10
・"学"習、"学"校、"学"生を活性化させる『学活チーム』の正体!?
・学ぶのは中高生だけじゃない。タテとヨコで繋げ『先輩サロン』『ミライの先生コミュニティ』

みたいなことがパッと思い浮かぶのですが、今回はここまで。
もし良ければまた読んで頂けるとうれしいです。

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次回のトモノカイリレーブログは、留学生支援部門の伊丹さんにバトンを渡します!
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