こんにちは、トラーナにてエンジニア採用を担当するＫと申します。
（イニシャルで失礼します！）

先日トラーナが主催となり、エンジニアの皆さんのキャリアについて考える場にしていただければ…ということで【エンジニアの皆さまのキャリアについて語る会】トラーナナイトvol.1を開催いたしました！

ゲストにHamee株式会社Tech Lead 金城様をお迎えし、弊社開発部Tech Leadのめもりーとともに、エンジニアのキャリアをテーマに対談形式のオンラインイベントを実施！

本ブログでは、当日のイベントの内容の一部をご紹介させていただきます！
当日は、discordにて音声配信&チャットで質問をいただきながら進める形式でしたが、

＜居酒屋で話しているような＞なフランクなイベントでしたので、（取り上げても大丈夫そうな）一部のテーマについてのまとめになっています。

下記お読みいただき、気になった方はぜひ（今後予定しています）次回トラーナナイトvol.2にご参加ください！

登壇者：
金城さま：Hamee株式会社　プラットフォーム事業部 開発3部テックリード
めもりー：株式会社トラーナ開発部Tech Lead兼エンジニアリングマネージャー

※ちなみに2人は前職時代の同僚でとなりのとなりに座っていた関係…とのことです。

なぜ2人は今テックリードという役割を担うことになったのか？

エンジニアのキャリアについて御話する本イベントですが、最初に語るテーマとして、【なぜ2人はテックリードをやることになったのか？】からスタートしました。

金城さま：正直な話、私は今の会社から打診を受けたから…というのが理由で――元々昨年の8月にHameeに転職したのですが、Hameeへの入社はこれまでのキャリアであまり経験できなかったSRE領域をチャレンジさせてもらえる、ということで希望したのでむしろリーダーとかそういった役回りからは遠のいた、と思っていたんです。

ただ入社後社内の体制変更のタイミングもあり、これまで組織に置いていなかったテックリードを新たに置くことになり、打診いただけた、という形ですね。

元々マネージャーやリーダーといった役割を正式に担った経験がほぼ無かったのです前々職のCTOが話していた＜人生で迷ったら難しい方を選んでみる＞という言葉を思い出して、ああ、難しい方はこっちだな、と思ってチャレンジしてみようと。

めもりー：めちゃめちゃいい話じゃないですか！ちなみにさっそくなのですが、テックリードとしてチャレンジしている中で今感じているむずかしさ、などはありますか？

金城さま：まずは、現職での社歴が短いことが前提としてあります。テックリードはプロダクトをしっかり守る、プロダクトにしっかり貢献するという立場だと思うんですが、社歴の短い自分はプロダクトのドメイン知識とかは正直十分とは言えない。それでもプロダクトや、組織全体・エンジニア全体を鼓舞できるように、と振る舞う工夫は必要で、そこは大変な部分かもしれませんね。

やっぱり開発をはじめ、仕事は前向きにしたいですし、自分はへこたれてる場合ではないなと。
また社歴が短いながらも、抜擢してくれた会社や事業部長の期待にも答えたいですしね。

めもりー：なるほど…それではもうひとつ追加のご質問でテックリードをやっていてよかった、と想うことはありますか？

金城さま：周りの人がすごい褒めてくれるようになったのはありがたいですよね（笑）テックリードになって社内にまず目安箱を設置したんです。コードについてでも運用についてでも何でも聞いてください！って。それがすごい喜ばれて。

あとは、自分が声をあげやすくなった、というのは良いところですね。こうした方がいいのでは、とかこうしたいな、に対して会社や上長に話を通しやすくなりましたし…【あ、よくするのは自分だ】みたいな動き方ができる。

めもりー：テックリードっていう立場だとそうした裁量や権限はやはり増えますよね。実際どうですか？権限欲しいですか？（笑）

金城さま：権限や裁量を持てた方が色んな問題を自分事化しやすいですよね。他人がボトルネックになってやりたいことができない、進められない、みたいなものが減ります。自分で決めてしまえるので、楽、かもしれません。
これ逆に質問してもいいんですかね？めもりーさんはどうしてテックリードに？

めもりー：私も昨年の4月にトラーナ入社したのですが…入社時はエンジニアマネージャーでした。ただ、前任者もいなくなってしまい…このあたりの経緯はphpカンファレンスでも少し御話したのですが、当時は＜サービスがスケールする度にサービスが死に近づく＞っていう状況で（笑）*1

*1…phpカンファレンスの内容はぜひこちらのブログもご参照ください。

金城さま：（カンファレンスで）パワーワードでしたね。

めもりー：そうですそうです。それで、このサービスを死なせないために…を考えていたらいつの間にかテックリードという立場になっていたというか。

金城さま：なるほど…ちなみに、ですがそもそもでなぜトラーナに入社を決められたのですか？

めもりー：元々、私自身刺激を求めていたい、という希望があって…自分にとって刺激とはなんだ、でいくと自分が見えていないものを見たい、という欲求なんですけど、それを成果につなげていきたいなと。そう考えたときにスタートアップの方がそれを実現しやすいのかな、と思って決めた感じですね。

金城さま：例えば、自分がなんとかしないとサービスが死んでしまう、とか？

めもりー：そうですね。なので、なんとかサービスを生かそう、なんとかしようと考えていたらいつの間にかテックリードになっていたというか（笑）

本ブログでは取り上げられませんでしたが、他に
・テックリードとして今取り組んでいることは？
・テックリードとして、これをやり遂げたられたら…という理想は？
・テックリードとエンジニアマネージャーの役割の違いは…
・現在テックリードを務める2人がそれぞれ考える今後のキャリアは？

といったテーマについてもそれぞれのご意見を御話いただきました。

終盤も盛り上がってしまい、60分の予定が70分を超え…たところでdiscordでの配信を終了。
まだまだ熱冷めやらぬ状況でしたので、希望いただいた方とはそのまま＜二次会＞としてスペシャルチャットにてめもりー以外のトラーナ社員も加えてオンラインで御話をさせていただきました。
（二次会からはお酒も飲みつつ、フランクに御話いたしました！）

今回初めての試みで１週間前に告知したにも関わらず30名近くの方にご参加いただきました。

日程は未定ですが、トラーナナイトvol.2も開催予定ですので、より深い話を聞きたい、トラーナの雰囲気を感じてみたい、と思われた方は次回イベントにご参加ください！

ご参加いただいた皆様ありがとうございました！