2019.06時点のうちのビジネス目標の進捗と、ここんとこで起きたこと書いとくわ。

割とよくある質問と言うか、そりゃー気になるよなーっていう、会社の内部的な話を、会社側の目線にはなるけれど、書いておいた方がよいかなと。

そういうわけで、今回はかなり採用に絡んだ内容で、あんまし一般向きのネタではありません。


超ざっくり目標
ITの組織は『ゼロから』『外部資本はナシ』で、作ったほうが早いんじゃないかとおもうんだなー。
https://www.wantedly.com/companies/trash-briefing/post_articles/66285

1.ここ数年で起きたこと

・クソ会社爆誕

2017あたりの離職はマー多かったこと。よその会社も多かった様ですね。
うちも月並みに外部からの影響で「社内の成長への圧」が暴走した感はありました。『SESガー』とか、『Webじゃないとスキルつかない!』ってやつですね。

当時の会社の方針は、『とにかくモダン追っときゃなんとかなる』みたいな感じでしたので、私も悪いんですな。社員はその通りに行動したわけです。決して自社で実現できないものでは無いですが、もっとライトに転職で実現するべき的な空気がありました。『モダン追っとけ感』が、全体の目的よりも優先されたわけであります。あきらかに手段と目的が逆転しており、そんな個人主義的な風潮が大手を振って歩いてた時期です。

ウチの場合は、育成は成功していたとはいえると思います。その分投資していますし、大打撃な訳ですが。当時の社内の空気は、後述のモチベーションクラウドの点数が語ってくれるかと。
また、評判サイトなんかでも読み取れるんじゃないですかね・・・。

偏差値らしいですが、まあ、高い数字ではないですよね。このくらいの数字ですと、

『現在社内にて、全力で悪口大会開催中!』

って感じですよ。そりゃ辞めますわな。
対個人・対会社でも、かなり無理目の理屈で批判が飛び交ってました。お互いを知らない、知る気が無い。社内SNSがLINE型だったのでグループ外の事を知れない。様々な要因がありつつ、他責ばっか。

育成を成功させた会社や他職に対してのリスペクトも存在しませんでした。無理目の撤退からのエンド呼び出しくらい、そこで事情を聞いたエンドの方に逆に同情されるという・・・

まあ、オレが悪い感もだいぶある。30人の壁ってやつに対する対処をまったく考えてませんでした。


・方針の変更

だってクソだし。そもそも本来の目的に近づいてないし。方針変えないとな。
『方針変更でどんだけ離職出てもいいわ。俺が何とかすっから。』と言う覚悟の元、トップダウンで方針変更が指示されます。

〇いきすぎた個人主義の否定。
〇プログラムレベルからシステムレベルへの目線変更。
〇チームでの成果の重視・準委任をちゃんとやる。
〇現場調整をちゃんとやる。(営業側になすりつけない)
 
※営業がスケープゴートになっていた

育成の強みは残しつつ、上記の方向で『あるべき技術者像』を変更。
だってさ、アジャイルなんかできねえでしょ。個人主義の集まりでは。

そんなわけで、上記の写真のツール、モチベーションクラウドの導入となります。アンケートと言う形で社内の同調や反発を読み取り、PDCAを回しながら改善活動をしていきたいという理由からです。
※リンクアンドモチベーション社の製品


・モチクラの点数の変遷

んで、数度にわたるPDCAサイクルの結果、こうなっていきます。

ちなみに、人の数があまり変化してないように見えますが、会社側の方針変更により発生する価値観の不一致からの離脱はけっこう起きています。(そろそろ辞め切ったなと思ったので書ける、本記事でもある。)


改善活動には古参組が積極的に参加してくれました。(過去の自社にはイライラ来ていたらしい)また、弊社にはガチなPMOの部隊がありますが、彼らのPDCAサイクルの推進は強力でした。

比べると、結構印象違いますね。Aは、まあまあいい点みたいです。

SEの場合はどうしても現場の環境に引きずられてモチベーションが上下するので、その影響も大きそうです。この時点での最新は2019.3.19の数字ですので、6月末にはまた新しい結果が出ているかと。次はどうなりますやら。少なくとも、外部の第三者であるリンモチのコンサルの目から見ても、だいぶ雰囲気は変わっているようです。

個人主義・他社とのカラミが嫌・共有目的とかどうでもいい。と言うタイプの方は、少なくとも合わない会社です。そういった環境をお求めの方は、他の会社さんへの応募を優先されるとよいかと思います。



2.商流がよくなったよ

モチクラのアクションプランの一つで商流の改善と言うのがあったのですが。(ちょうど資本金1000万・社歴5年・従業員数35名と、多くの会社の口座開設制限を超える要件がそろった)この影響はかなり大きかったです。

中間の会社が存在しない環境では、自社のリーダーが直接SIerのPMやPLにこちらの背景を伝え、調整することができます。必要があれば、営業やPMOのメンバーが同席で打合せする事も出来ます。
お互いがお互いの背景と目的を知れるという事は、ビジネスの面・仕事するうえのモチベーションの面でとても大きなプラスの効果がありました。

会社・チーム単位で中長期で追う価値があるプロジェクトを得ることができました。
ドメイン駆動のプロジェクトやガチのスクラムプロジェクト、そういったプロジェクトに自社の戦略を持って関わることができるようになりました。待機上等で戦略案件に社員をアサイン。アジャイル経験者の増員に加え、スクラムマスターの自社育成にもチャレンジできています。

トレンドの情報が正確に得られるようになってきました。上記のアジャイル関連の活動は、最近の大手SIのアジャイル投資に乗っかった形です。

ほか、単価が上がり、給与面の調整が必要になりました。(不況到来も考えねばならず、固定+インセンティブにした。まだ未完成感が強く、半年に一度報酬形態ごと見直ししていく感じ)


半面、責任の所在が明確になり、こちらがやらかした場合などは、きっちりリカバリまで持って行く必要性が出てきています。会社の方向性がかなりマネジメントのコンサルファーム+アジャイルベンダーに向いてきているので、ここは正面から向き合って、経験を得ていく部分なのかなと考えています。
単にプログラム書ければ一生食えると言う思想からはかなり遠ざかっています。

3.『ガチPMO』の部隊が成長してるよ

・上記ドメイン駆動プロジェクト案件のエンドに、トップレベルのマネジメント人材を参画させる事に成功しました。(例によって待機上等作戦) PMOは大規模案件での募集が多いことから大規模金融系案件などでの稼働が多く、弊社の技術側と経験している技術的な環境の違う事が問題でしたが、このことにより先進的な環境でのDevOpsやUXの重視など、マネジメント・技術の間で目線をそろえることができました。
現在はお客様との利害も一致し、積極的に増員していく方針になっています。レビューもしっかりしており、技術的な方向性も合うという事で、技術側にとってもうまい話となっています。

・やっと採用のイメージができてきました。弊社のPMO部隊ではプログラマーの経験よりも、実際のマネジメント経験、マルチタスク処理能力や、課題解決能力を重視して採用活動を行います。はっきり言って、業界問わずで使えるタイプの人材になります。ものすごい競争率です。でしたが、ようやく採用方法が確立できそうです。技術と並んで戦略のキモを担う部署ですし、あまりに多くの用途で活躍できてしまう人材群なので、こちらの増員も継続して積極的に行っていきます。

コンサルファームと組むことになりそうです。コンサルティング事業部(PMO部隊)の名前通り、やっぱりファームのコンサルタント達と組んで仕事するイメージになりそうです。マネジメントのエース格は上記Webサービスのエンドですので、他の現所属メンバーを育成してからの投入となっていきます。
こちらは2~3年かかるミッションかなと、見込んでいます。今は仕込みですね。


4.将来やりたいこと

①PMOコンサルファーム+アジャイルベンダー、一社体制による、顧客の目的を明確化し、それを関係者全員の共通のゴールとする開発体制。そのパッケージ。

(社内ではこれをCAOGと呼んでます)

アジャイルプロジェクトがうまくいかない理由として、エンドユーザー内の(アジャイルに不慣れな)事業部とプロダクトオーナー(以後PO)間のやり取りがうまくいかないケースが多いと感じています。

通常はチームとコーチが一丸となりPOを支援。アジャイルに不慣れな事業部サイドに働きかけていくわけですが・・・これはそれなり以上の経験や知見を要求される動きとなります。これではアジャイル開発で要求されるSEのレベルは高いままです。(プログラム的なレベルの話ではない)

ここで、コンサルティング事業部が重要な働きをできると考えています。PO・事業部間に、PMOを入れる。PO補佐として直接的に支援する。発注側の背景を理解し、顧客が求めるものを整理、ビジネスに資するシステム開発につなげる。これを実現できればと考えています。

実際の順番で言えば、先に参画するのは、コンサルタントと連携するIT-PMOです。多くの場合は大規模なパッケージ導入であったり、システム開発であったり。既存のSIerが得意とする領域のプロジェクトで、我々の出番はありません。
しかし、当然ながら、大規模なシステム開発ニーズだけがあるわけではありません。ここで我々の出番となります。ガチガチに詰められるならば、ウォーターフォールで外部に発注。自動生成ツールとの相性が良ければ、関連会社の自動生成ツールを利用した受託。アジャイルの必要があれば、我々の技術部隊の出番。と、できればベストかと思います。



②上記体制から発生する『安全な請負』と、温泉開発(Onsen Dev)

※頑なにSPAとは言わない。ITだしね!語感もあるしね!

ガチ勢のPMO連中が顧客側をフォローした場合、『仕様変更の可能性が低いので、ウォーターフォールでやっちゃった方が良い、中小規模な開発案件』と言うものが発生します。

これは、費用的に考えてアジャイルチームレベルの精鋭の投入は不要であるはずです。もう、持って帰って開発でいいよね。だったら、場所は東京のど真ん中じゃなくてもいいよね。だったら、温泉街でもいいよね。できれば山があった方がいいかな。海もいいな。
顧客のほとんどは東京になると思いますので、そこからの移動が楽で、上記の条件を満たす場所に受託拠点を作る事になるかと思います。ちなみに土地代はめちゃくちゃ安い。
現代版終身雇用体制の一つの形ですね。70歳までプログラムやるんだよお!

ちなみに、CAOG体制が構築できて、さらにその先の話になりますので、今すぐこれだけやりたい人は不採用です。現在所属のSEの最高齢が35歳。現在の会社の年齢が6歳弱と言うペースです。



③小規模受託開発ネットワークと、フリーランスの共同体のHub

商流を得て発生した問題がひとつ。

どうやったってリソースが不足する。

です。
弊社は、弊社単体での大規模化を良しとしていません。大規模化すれば、受注効率から大手SIerと競合関係になること、高い平均値で社内スキルレベルを維持する事が難しい。の2点があるためです。
このため、高いレベルで選別された、弊社外の技術者様方との継続的な取引・信頼関係が必要になってきます。これは、その為の施策となります。

SES市場内で数を回せば儲かると言うゴールとは【異なる所に目的がある】ので、これを活かし、レッドオーシャンの回避・大規模化の回避を重視して、構造を作れればと考えています。これは、必ずしも弊社と同じ会社で運営される必要はない為、他社や志のあるフリーランスの方との連携も可能であろうと考えます。


⑤ 〆 です。

と言う感じの目的を持った会社になります。

会社のホームページでもちらっと書いてますが、実は起業当時からこんな考え方です。

『共通目的を持ち、組織の力で実現するから、法人と言う形態に意味があります。それを不要と考えるなら、フリーランスやった方がいいです。うちでは社風に合わないですし、投資価値ないので育成もしません。』

『共通目的は、現代版の終身雇用体制の構築と維持。それによって、本当の意味での安定と、幸せな人生設計への挑戦権を得る事。』

『守る対象は、上記に時間と労力を投資してくれた社員、そしてその家族』

です。

なんか腰掛け目的できたら、とりあえず全排除する構えなので、他社様へのご応募をお勧めいたします。
また、個人重視の方も合わないかと思います。

上記目的に同調できる、一緒にミッションに取り組んでくれる方。かつ、プログラマーは開発能力。PMOはマネジメントに関してガチ度が高めです。それでも良い方。ぜひ、弊社求人をご検討ください。

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