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【COO×PM×Engineer】パーソナライズ製品を作るってどういうこと?WEB×プロダクトで作るFUJIMI開発秘話

こんにちは!人事の伊藤です。

これまでプロダクト開発やサービスについてはあまり公開してこなかったのですが…今回2021年4月15日の『FUJIMI パーソナライズプロテイン』リリースを記念して開発メンバーに聞いちゃいました!パーソナライズという部分でやはり通常のプロダクト制作と違った部分もあり、エンジニア、PM、経営、それぞれの視点でプロダクト開発への思いや、今後の展開について存分に語っていただいております^^

▼今回の対談メンバー

細田(COO)、加藤(PM)、Lifina(エンジニア)

インタビュアー:伊藤(人事/広報)

初めて会社になれた…新プロダクトリリース!

伊藤:では早速、ついにプロテインがリリースされましたね!!
加藤:本当によかった…プロテインは1年ほど前から制作を始めて、まだその時は社内にエンジニアもいなかったので開発は外注する想定でいたんですよね。
Lifina:そうか、私がジョインしたのが丁度半年前くらいですもんね。
加藤:業務委託も含め数人のエンジニアが入社してくれたこと、同時に動いていたプロジェクトの関係で、分業する必要が出てきたこともあり、想像以上にたくさんの人に助けてもらいました。リリース前には色々と内省化できていて、最後はインターン生が中心になって動いてくれて、なんていうか…
細田:なんていうか…初めて会社になれましたよね。いや、フェイスマスクリリースの時なんて、今から考えるともう…想像を絶する大変さだった。
加藤:そうそうそう!プロテインも、当初は最後までほぼ1人で走り切る想定でいたからすごく不思議な気持ちです。

伊藤:Lifinaさんが入社した時にはもう半分くらい進んでいたんでしょうか?
Lifina:プロダクト制作は進んでいたけど、開発はほとんど0の状態でしたね。逆にやりやすかったですが。笑
加藤:実際には、新規プロジェクトを最初から最後まで組織として全体通してやったことがあるかというと、そうではないです。途中まで個人プレイで、割と形ができてきた状態で開発の部分からみんなでやる、みたいな感じでしたよね。
Lifina:私とかJJ(フロントエンドエンジニア)は前職が割と大きい会社なので、それと比べると良いところも悪いところも色々あったと思うんですけど、それはそれとしてこのスピード感で商品を出せるのは楽しいですね!
伊藤:普通はもっとかかりますか…?
細田:2年とか全然かかると思います。エンジニアチームのコミュニケーション力が高いのがほんとありがたい。仕事を取りに来てくれるし、プロダクトとかお客様のことをわかって実装してくれているので任せて大丈夫だっていう安心感がありますよね。PM側や僕たちもまだまだ手探りなところがあったけど、相当汲み取って実装してくれているのがわかるし…本当ありがとうございます。
加藤:私や藤井(CEO)が組織に所属して動いた経験が浅いところもあって、組織全体を通しての動き方、みたいな部分がまだつかめていないところもありましたしね…。ギリギリの仕様変更とかもお願いしてしまったし…。
Lifina:それは本当にそう。笑
細田:でもそれをやってもらえてるからこそ、ギリギリまで改善できる、ギリギリまで良いものを作れる、スピード感も最大化するんですよね。後ろ側が受け取ってくれるからできてるっていうのは大きいと思います。

『FUJIMI』のPMはWEB×プロダクトの両方を作る


伊藤:最近続々とエンジニアメンバーが増えてきて嬉しいですね!
Lifina:美容業界のベンチャーでめっちゃ勢いがあってエンジニア募集してる企業が少ないことと、WEBとプロダクトのハーフ&ハーフって珍しいから面白そうっていうのでみんな集まってきてくれている気がします。
細田:そうですね、だからPMとしてもそうで、化粧品を作る、WEBを作る、両方しないといけないから難しい…。マネージャー陣も、WEBは解るんだけど、プロダクトについてはまだまだ勉強しないといけないところも多いですしね。
加藤:私はプロダクト制作を始めてWEBも触るようになって、配送も一時期担当していたので割とFUJIMIに関することは一通りやってきたんですけど、そこでやっと全体像がわかるからこそ考えられることみたいなのもあって…。そうなるには時間がかかるんですけど、最終的にはプロダクトもWEBもわかる必要があるから難しいですよね。
伊藤:たしかに…トリコに興味を持ってくださっているPM志望の方もいると思うんですが、どんな方だと活躍してもらえそうですか?
細田:店舗を構えていないのもあって、お客様には絶対にWEBを通ってもらうことになるんですよね。WEBってたくさんの人のことを考えて設計していかないといけないので、その視点があってくれる方であれば大歓迎ですね!なんかWEBを通るプロダクトとそうじゃないプロダクトの違いって、言語化できてないけど微妙にあるんじゃないかと思っています。

パーソナライズ商品を作ると言うこと

伊藤:0からプロダクトを作っていくってどんな感じですか?パーソナライズならではの考え方とか、ポイントがあったりします?
加藤:例えば、化粧水一つ作るってなったとして、通常だとどれだけ特異性があるかを追求していけばそれなりに良いものができるんじゃないかと思うのですが、パーソナライズの場合は何て言うか…人間たちの「負」全部を網羅する化粧水は何種類あればいいのかとか、どれくらいパーソナライズの種類があればいいのかを考えるために、まずはその「負」がどれくらいあるか、といったところから考えないといけないんです。
Lifina:発想の元が違いますよね。
加藤:みんながどういう気持ちで商品を選んでいるのか、たくさん商品がある中で、なんでみんな選べないと思ってるんだろうかとか、その解決方法を考えるところから始まります。最初に考えることのボリュームが大きいかもしれないですね。
細田:それでかつ定期便で毎月届けるとなると、いきなりその人の人生に入っていくことになるんですよね。人間関係で表すとするなら、単品の商品が「付き合おう」くらいだとすると、サブスクは「子供育てよう」くらいの重さがあるんですよ!一回きりで終わりじゃなくて、そこから一緒に育てていかないといけないので。
伊藤:特に化粧品てどんどん新しい良いものが出てくるから、色々試したくなっちゃいますしね。リピートするって本気でこれしかないって思った商品しかないかも。
細田:だからもう、ここで人生決めてくださいみたいなプロダクトを作らないといけないですよね。
加藤:商品に対する納得感があるかどうかだと思っていますだからそこの物語をどれだけちゃんと作るか、ということも重要だし、最初に任される資金もすごく膨大だからプレッシャーもありました。1つのプロダクトをリリースするのは本当に大変なんですよ。同時にすごく良い経験でもあるんですけどね!

お客様と一緒にブランドを作っていく

伊藤:ではここで、そんな思いで作ってきた商品に対してのお客様からのご感想を見ていきましょう!


加藤:何を使用すればいいいかわからないという問題を解決したい、本当にその人にあったものを提供してサポートしていきたいという思いがあるので、こういった意見をいただけると励みになります…!本当に。
細田:包装の変更はお客様の声を聞いて実施した施策の一つなんですが、こういったお客様と一緒にFUJIMIを作っていくような、コミュニケーションの部分を大切にしていきたいですね。


伊藤:一方で少し価格が高いというようなお声も何件かいただいています。
加藤:高いと感じるということは、そのお客様にとって値段に見合うだけの納得感を与えられなかったってことですよね…。そこもこちらのコミュニケーションで改善していきたいですよね。
伊藤:パーソナライズということや、コンシェルジュサービスなど全て含めてのFUJIMIですもんね。
加藤:その辺の良さとか、ブランド力みたいなところももっと改善していきたいです。

細田:僕も先ほど、コミュニケーションを大切にしていきたいと言ったんですが、まだまだできていないところもあり、そこを改善することでもっとお客様に安心感や納得感を感じてもらえると思っているのですが、まさにそれを解決してくれるような方が入社してくれると嬉しいです…!やりたいと思いつつ手をつけられていないタスクが多すぎるんだよなあ。しかも正解がないタスクが…
伊藤:正解がないタスクとは例えばどんなものでしょう?
細田:例えばずっと考えているのがファンコミュニティを作ることですね。インフルエンサーブランドのような上下のコミュニケーションがあるコミュニティはあっても、美容商品で横でつながるコミュニティってビッグブランドしかない。でもそこも濃くはないんじゃないかと思っています。だけどD2Cでやっていく以上必ずやっていきたいところでもあり…。今でいうと全然できていないので、それを作る方法を言語化してストーリー立てて、そういうことをやってくれる人がいたらいいなあと思いますね。足元アクションしてすぐ数字返ってはこないかもしれないですが。

伊藤:考えるのが好きな人とか、toCサービスが好きな人だと嬉しいですね。
細田:難しいんだけど、なんか単純に「売ります!」ていうのは違うんですよね。お客様もFUJIMIを使うことでプラスになっていると思えるからこそ、売上が上がって楽しいみたいな状況にしたいですよね。金額に見合う価値だと思ってもらいたいし。
Lifina:バリューでも掲げてますしね「お客様を虜に」
加藤:そうそう、だから何ていうか…良い人に入社して欲しいですよね。心がクリーンな人というか。笑
伊藤:これ私たちが言うと嘘っぽくなるんですかね…。
細田:伝えるの難しいよなあ…。作ってるメンバーは藤井(CEO)をはじめ、まとめるこっちが困るくらい凄いこだわってるからね。そういうのがどんどん滲み出ていくんじゃないかなとは思っているんですが…。

目標は3年で15個の新規プロダクトリリース!エンジニアがPMになる可能性も?!

伊藤:新規プロダクトの予定はもう決まっていますか?
細田:ここから3年で15個ってもう決まっています。すごいビハインドしてるけど。笑 今年はあと2個新規プロダクトを出す予定だけど、また0から準備しないといけないですね。
Lifina:そして来年また何もない状態から5個リリースする目標ですもんね。
加藤:今から入社する人にはボンって新しいプロダクトを任されることになるかもしれないですね。
細田:絶対ありますし、むしろ伊藤さんも他人事じゃなくて今の仕事に新規が乗る可能性もあるから。笑 マネージャー陣で1人1個プロダクト作るとかね。
伊藤:な、なるほど…PM急募ですね…!Lifinaさんはどうですか?エンジニアチームでも何か新しくやっていく予定はありますか?
Lifina:それでいうと3年で15個リリースできる基盤はWEBだけだともうすぐできると思っていて、次は15個売るための基盤を作っていきたいですね。
伊藤:それが完成したらどうなるんですか?
Lifina:新規プロダクトをリリースするときに、WEBはほんとに2,3週間でポンッとできて、売上も全部データが取れてみたいな状態になります。そうなると新しい商品がぽんぽんリリースされてもOKで、恐らく今年の夏以降にはもうこの状態でいけるようになっているはずです。開発組織は全然今の人数+αくらいでスケールできて、暇になったエンジニアがPMとかできたらいいなあって。
伊藤:Lifinaさんメンズコスメ好きですしね。メンズラインもいずれね。
細田:全然ありますよ!この状況で入るPMはめっちゃ面白いはず。開発のリソースが足りなくてできないとかの状態もないし(むしろ逆)、PM入ってくれー!!!絶対面白いことできる。マーケ費も存分に使えるし、クロスセルがあるから大コケはしないし、今なら自分の作ったプロダクトが割と世の中に残る保証ができてる中での新規の立ち上げって、めちゃくちゃ環境整ってると思います。

『FUJIMI』を通して目指したいものとは

伊藤:今後どういう風に事業を展開していって、それによってどう社会が変化するかみたいなビジョンってあるんでしょうか?
細田:パーソナライズをなぜやっているのかでいうと、大量生産された安価な商品に囲まれていることって、僕の中では自己を希薄化していくことのような気がしていて…。オーダーメイドのスーツを着るとテンションあがるじゃないですか?FUJIMIのパーソナライズされたものに囲まれることによって、使ってもらうことによって自己肯定感が増すような、そういう存在になれるといいなと思っています。
加藤:今ある目標を実現できたら圧倒的に日本を代表するブランドにできると思っているから、その過程を見たいって人がいたら入社するべき。笑 今が楽しいよね絶対。
Lifina:今が楽しいってずっと言えるといいですね。私はもっと早くトリコを見つけたかったです…。一年前とかから関われていたらって常に思っています。
細田:今が楽しいってずっと言えたら…たしかにそうですね!うわーなんかもう泣いちゃいそう。まだ何も達成してないのに…。笑

伊藤:Lifinaさんは前のインタビューでいつかトリコをtech企業にと言ってくれましたが、それについてはどうですか?
Lifina:全然できるんじゃないですかね。技術者イベントに出たり、2025年までには世界のカンファレンスでトリコの名前を出してやっていく目標を立てていますし、プロテインリリースのときも実はこっそり最先端の技術を導入してまして…こういうのもどんどん発表していきたいと思っています。あとはデザイナーとかプロダクトを作ってるメンバーも巻き込んだプロジェクトをやっていきたいけど、何から初めて行こうかなと…。
細田:それで言うと今やっているプロジェクトはその第一歩ですよね。3年後、5年後に必ず意味を持ってくると思います。
伊藤:詳細はまだ言えないんですが…早く発表したい…!
Lifina:マーケだけじゃなくて、今やっているコンシェルジュサービスでも、購入履歴とか動向とか記録していくことで更にお客様に寄り添ったサービスを提供していけるようになる予定です。このプロジェクトのためにエンジニア10人くらい動いてますしね。
細田:さっきも言ったけど、今入ったらめちゃくちゃ楽しいはず。
伊藤:今エンジニアとかデザイナーでPMに挑戦したいという方も大歓迎ですよね。
細田&加藤&Lifina:大歓迎です!


ということで、PM大募集中です!プロダクトもWEBも両方挑戦したい方、toCサービスが好きな方、最先端のエンジニアチームと面白いことをしたい方、一度話を聞いてみたいでも大歓迎!人々の「何を使ったらいいかわからない」を解決する、使うことで自分を好きになれる、そんなプロダクトを一緒に作っていきましょう!

▼詳しい募集要項はこちら

プロダクトマネージャー
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トリコでは「私らしい美しさで、私をもっと好きになる」というミッションのもと、2つの事業を運営しています。 < D2C事業 > 「FUJIMI(フジミ)」という、パーソナライズビューティーサービスを2019年4月にリリースしています。お客様の状態を分析し「FUJIMI」が一人一人に合わせたサポートをすることで、トラブルに負けない、強く、しなやかな美しさへと導くサポートをします。 ▼URL▼ https://fujimi.me/ < SNSメディア事業 > 「SkieNa(スキーナ)」という、厳選したコスメやスキンケアを紹介するメディアをはじめ、複数のメディアを運営しています。Instagramを中心とし、2020年1月には約19万フォロワーを達成、PVは1,500万/月以上になります。 ▼URL▼ https://www.instagram.com/skiena_care/
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