1
/
5

【CEO Message #6】無人島に行く予定がある方へ

Photo by Tegan Mierle on Unsplash

筆者:松本 直樹(代表取締役社長)

今回はしょーもない話、じゃなかった、ユルい内容です。
最後まで読んでも教訓はありませんので悪しからず。
で、内容は学生時代によく行っていた無人島キャンプのお話です。

タイトルはその時に私が一緒に行くメンバー向けに作っていたパンフレットの表題。

当時、私は作家・椎名誠さんのマネをして気の合う小中学校同級生の男たち数人と無人島へ行って、ただただ昼寝をしたり、魚(肴)を釣ったり銛で突いたり、海で泳いだり、酒を飲んだり、焚き火をしたりするキャンプを年に1回程度やっていました。

実際に行った場所としては加島(かしま・瀬戸内海)、太島(ふとしま・瀬戸内海)、牟岐大島(むぎおおしま・四国)、安室島(あむろじま・沖縄)、ウスズキ浜(船でしか近づけない浜で事実上の無人島・伊勢)などなど。※それ以外にも有人島や人が近づかない浜辺を合わせればもっとありますが割愛

無人島なのでトイレも風呂もなく(当然)、毎度確実に蚊や虻やフナムシやクモや野生動物と戦いがあり(彼等の方が先住民)、メシを食うためには薪拾いが必要で(炎天下の重労働)、ビールは海の底(天然保冷庫)で申し訳程度にしか冷えていません。

一度たりとも女性が参加したことはなく「学生時代を謳歌」「キャッキャウフフ」といったキャンプではなく、初回から最終回までずっと「青少年強化合宿」と銘打って、野外適性の比較的高いメンバーで実施していました。

どの島も携帯は一応通じる(!)ものの、緊急連絡用に温存して電源オフ、朝は日の出と共に起きて、夜は日の入り直後にはテントに入るという極めて健康な(原始的な)生活です。
毎回、都会に戻ったときにエアコン、布団、トイレ、風呂といった当たり前のものがとても幸せに感じられたのを覚えています。

ここで唐突に、無人島生活で確実に役立つものをご紹介!

・一斗缶

一斗缶の横に穴を開け、薪の投入口を作り、そこから風を送りながら火を付け、そのまま上部にフライパンを置けばあっという間に中華料理屋もびっくりの超強化力コンロになります。
ゆっくり料理したい場合は網を載せておけば、鍋でもヤカンでも搭載可能。
まあ原理でいうと、たたら製鉄とかと同じですからね。
5合の米が15分程度で炊けますし、無人島の不衛生な食べ物も圧倒的高温で完全消毒です。
なお米は最初の1回のみ海水で研ぐとミネラル豊富で、ほんの少ーし塩味のする大変美味しい御飯になります。

・強化うちわ

通常のうちわを2枚重ねて、アルミテープでぐるぐる巻きに補強し、持ち手にはガムテープで滑り止めをしたもの。
上記の高温下にある一斗缶に風を送ったり、薪を操作したり、虫を叩いたり、ちょっとだけ涼むのに大変便利。

・トンボ

これはこれで虫です。ただしキャンプにおいては益虫です。
飛びながら虫を食べてくれるので、トンボの多い浜には蚊や虻はいません。
蚊取り線香よりベープより虫除けスプレーより、トンボ様様。
その島にいるかどうかはアナタの運と天気次第。

最後になりましたがコロナ禍ではありますが、皆さんも可能な範囲でアウトドアを楽しんでくださいね!

Trigger株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
同じタグの記事
今週のランキング
Trigger株式会社からお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?