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【CEO Message #13】代表直伝!“MATSUMOTO流”ストレス回避術

Photo by Luis Villasmil on Unsplash

筆者:松本 直樹(代表取締役社長)

お疲れ様です、GW谷間の平日に一つ歳を重ねた松本です。
GWが明けて、早速暑くなってきて同時に梅雨も近づき、世間からは「五月病だあ!」といった
声が聞かれるので本日はタイトルのとおり、私のストレス回避術をお伝えします。

私の場合、何故か昔から(Trigger代表になる前から)「ストレスに強いよね」と言われることがしばしばありました。

私自身としては「うーむ、そんなにダメージなさそうに見えるのか、うーむ」などと思いながら聞いていましたが
どうせなら、ということで今回はその理由を思考回路の内省から言語化してみよう、という試みです。

結論として最初に一つ、大事なポイントがあるとすれば「ストレス解消」ではなく「ストレス回避」ということでしょうか。

つまり「ストレスを感じたから、何らかの手段で解消する」のではなく「ストレス自体を感じなくする(避ける、あるいは感度を下げる)」のです。

では以下にポイントをば。

(1)大きな視点で客観的に考える

強いストレスに晒されているなと感じたとき、人は多くの場合考え方が狭くなってしまっています。
例えば「チーム内にとても嫌な人がいる」「不注意で大きなミスをしてしまった」「遅延の進捗報告するのが辛い」というときです。

しかしここで鳥になった気持ちで上空10,000mから自分を見下ろしてみてください。そうするとあら不思議。

嫌なやつ→「嫌なやつなんて自チームに限らずどこにでもいる」「言ってることの1ミリぐらいはあってる」「伝え方が下手なやつだなぁ」
不注意ミス→「よそではもっと大きなミスの話がある」「ヒューマンエラーが発生する仕組みに問題がある」
遅延報告→「遅れたって死ぬわけじゃない」「電車だって、ゲーム発売日だって、隣のPJだって、皆みんな遅れているんだ友達なんだ」
という新しい情報や全く違う価値観、考え方が世の中には必ず存在します。

そうして改めて自分の状況を考えてみると、とてもストレスだと思っていたことが
実は大したことじゃなかったり、限られた環境の中だけの話だったりします。
そのため情報収集(ニュースをみる、本を読む、ツイッターを眺める)をするのはストレス回避に大変重要です。

(2)意識的に逃げ道を作る

ストレスを感じている人は多くの場合「頑張らねば!!!!」という強い責任感を持っています。
責任感を持って物事に取り組むことはとても大切ですし、それがないと信用もされませんし評価もされません。
そしてその状態で物事に取り組むことで、大きなパワーを発揮して素晴らしい成果が出ることも多くあります。

しかし常に100%以上の力を出しているとやがて限界を迎えてしまいます。

幽遊白書の戸愚呂弟(古い)が100%の力を越えた歪みで肉体崩壊を起こしたのと同じです。

なので頑張ったあとは「万難を排して強い意志を持って休む」ことが必要です。
私の個人感覚で仕事に置き換えると20代半ばの一番元気な時でさえ200%の力を出せるのは1ヶ月、
150%なら3ヶ月というイメージですが、これは当然体調や環境など外的要素にも左右されます。
安全圏で1ヶ月頑張ったら数日休む、ぐらいが望ましいかと思います。
注意すべきは「頑張ってから休む」であり、サボり癖にならないようにすることぐらいでしょうか。

(3)最終手段を持つ

ここまで(1)(2)を書いてきましたが「嫌なことがあるけど逃げ場がない!」ということもひょっとしたらあるかもしれません。

そういうときに大事なのは何らかの最終手段を持つことです。

帰る、休む、退職する、引っ越す、宇宙を滅ぼすなどとにかくリセットする手段ですね。

これは実際に行使するといろいろ弊害も発生するので安易な実行はオススメしませんが、
「そういう手段を持っているんだぞ!」という前提があると気持ちを強く持てます。
そして何より、最悪の場合としてストレスによって身体を壊したり自らを傷つけたりするより遥かにマシです。
もちろん皆さんに関してはそうならないように、ストレスを感じた段階で営業や人事や役員に相談してください。

最後に繰り返しになりますが、これらを総合して言えるのはストレスを感じてから解消法を行うのではなく、
予めストレスを感じないようにしたり回避したりすることが重要です。

ストレスというのは目に見えず、量も分からず、自分自身の許容量も状況によって変化するからです。

会社として健康経営は強く推進していきますので、皆さんも自分自身でできる対策を考えてみてくださいね!

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