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研究開発報告会を開催!

こんにちは、FRONTEO行動情報科学研究所、事業企画課の渡辺です。先日、社内で初の試みとなる「BIL研究開発報告会」を開催しました。

当社の事業の一番の柱が国際訴訟支援です。耳慣れない言葉だと思いますが、具体的には、訴訟に巻き込まれたお客様から大切な情報をお預かりし、その中から訴訟に関連する情報の抽出を行います。そのような秘匿性の高い情報を扱っているため、社内の情報管理は徹底されおり、例えば同じ会社であっても、部署やフロアの自由な出入りが規制されているのです。

業務上、仕方のないことではあるのですが、弊害として他部署が何をしているのか、良くわからないという状況になりがちです。研究所も例外ではなく、他の部署から「研究開発って何をやっているの?」という話を耳にすることがしばしばありました。

そこで持ち上がった企画が「BIL研究開発報告会」です(ちなみに「BIL」は研究所の英語名称「Behavior Informatics Laboratories」の略称)。学会などで行われる、いわゆるポスターセッションを社内でやってしまおうということになりました。研究所で行われている研究について各研究員がA0のポスターにまとめ、会場で公開、来場する社員にその内容を説明しようという試みです。

今回は共同研究を行っている首都大学東京のみなさんにもお手伝いいただき、全部で8つのテーマについてポスターを作成しました。その一部を公開すると…

・英文品詞タグ付けのGPUによる並列化
・粒度制御と格情報を利用したLandscaping

いかがでしょうか、字面だけでは正直よくわかりません…

そこで活躍したのが当社の研究員と、首都大学東京のみなさんです。本当にわかりやすく説明してくれました。また、研究員自身、普段なかなかふれあう機会のない他部署の社員とのコミュニケーションが楽しかったようで、とてもイキイキとした表情をしていたのが印象的でした。学生のみなさんからも「最初は緊張したけど楽しかったです!」という感想をいただけました。

さらに今回の報告会ではポスターセッションの他に、コーヒーやお菓子を用意して歓談できるスペースも用意したのですがこちらも好評で、社内交流の場としても大切な機会になりそうです。


どら焼きからマカロンまで、こだわりのお菓子選び


一部のポスターについては、学会やイベントの企業展示で公開していく予定です。直近では5月23日より名古屋で開催される、2017年度 人工知能学会全国大会(第31回)で公開したいと考えていますので、機会のある方、ご興味のある方はぜひFRONTEOブースまでお越しください。

<大会概要>
2017年度 人工知能学会全国大会(第31回)
日程:2017年5月23日(火)~ 5月26日(金)
会場:ウインクあいち(愛知県産業労働センター)
   愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38(名古屋駅から徒歩約5分)

現状はまだ社内向けではありますが、ゆくゆくはどこか外部の会場を借りて、みなさま向けのイベントとして開催できれば嬉しいですね。その時、会場でみなさんにお目にかかれるよう、頑張ります!

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