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【社員紹介】「相手の話をよく聞く」という組織の空気感に惹かれて

こんにちは、採用広報室のドラゴンです。
今回は2月に入社した”マルコ”のインタビューです。
ほとんどの社員がコーポレートエンジニアとして入社しますが、マルコは当社の経理財務担当として入社しました。
入社にかける想いや、入社後2週間の研修のなかで感じたこと、考えたことなどを聞かせていただきました。ぜひご覧ください。

経理の仕事とは


―マルコさん、本日はよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

―早速ですが、これまでの経歴を教えてください。

専門的なスキルを身に着けたいと考えて、大学在学中から会計士を目指していました。簿記の授業を受けたときに会計士の方の話を聞く機会があり、やってみたいと思ったんです。
「公認会計士」を目指していたわけですが、正直「響きがかっこいい」というのもありましたね(笑)

しかし、会計士試験には合格できませんでした。会計士試験は1次試験と2次試験があり、1次試験の合格率は10%くらいといわれています。問題の難易度も高いですが、何より問題の量と出題範囲がとても広く、勉強が大変でした。

大学卒業後も試験勉強に専念する期間をつくりましたが、それを続けていても合格する保証はありません。そこで、就職も視野にいれつつ試験勉強もできるという理由で、税理士法人に入社しました。
税理士法人のあとは飲料関係の企業で経理を担当しました。

―会計士の勉強と企業内の経理の仕事、どちらも経験されているのですね。会計士と企業内の経理、それぞれの仕事に関して今はどのように捉えていますか?

会計士の仕事は監査がメインです。試験を受けているときは「企業の中を見ることができておもしろそう」と思っていましたが、経理として実際に監査を受ける立場になってみると、監査という仕事は事務的な手続きや作業的な業務が多いことがわかりました。
どちらの仕事も企業の内部を見ることができますが、改善に取り組むことができる、企業内の経理のほうがおもしろいなと今では感じています。

―経理の仕事のおもしろさとはなんでしょうか?

経理には会社のお金に関する情報が全て集まってきます。経営視点で会社を考えられる立場だと思います。自分が会社をよくしていく、ということに関われる仕事だと思うんです。

―なるほど。しかし経理といっても、一般的にはそこまで取り組むことが難しい場合もあるのではないでしょうか?

そうですね、実際経理の仕事というのは毎月同じ作業の繰り返しが多いんです。会社の方針や組織の風土などから、それだけに留まってしまう場合もあると思います。一方で今はAIや自動化技術のおかげで、経理の手作業も少なくなってきています。「経理を強みにどう生きていくか」と考えると、ただ作業をやるだけでは難しいと考えるようになりました。

―経理として「会社をよくしていく」という実感はこれまでありましたか?

いえ、正直これまではあまりそういったことはなかったんですよね。手を動かして、資料を作って終わり。前職では、その情報を活かして改善に取り組むのは上司の仕事でした。
UGは部門を問わず、だれもが会社をよくしていくことに参画できる組織の空気感があります。あとは自分のやる気次第ですね。

経理としてのキャリアアップと組織風土を軸に転職活動


―UGに入社した経緯についても教えてください。

転職を考え始めたのは2019年の秋頃です。だいぶ前ですね。
30歳になって、子供が生まれて、など、今後を考えるきっかけとなる出来事がありました。
とくに子供が生まれたことは大きかったです。
将来子供が大きくなったときに、自分の仕事の話を子供に伝えるときがあると思います。
それを思い浮かべたら、「自分にはなにもないな」と感じてしまったんです。
それが焦りになりましたね。

当時は業務をそつなくこなせるようになっていたこともあり、勉強が疎かになってしまっていたんです。なので、もう一度簿記の勉強をやり直すことにしました。

前職は東証一部上場会社の子会社だったことから、業務は安定していました。ただ、この環境に甘んじていては自分の成長につながらないと思い、たとえば上場直後の会社を経験したいと考えるようになりました。
上場後の会社は監査があるので厳しくなりますし、開示資料の作成なども大変ですし。

―そうだったんですね。前職の会社で仕事をする中でさまざま課題があったのですね。

親会社が長く続いている大企業ということもあり、上下関係はきっちりしていて、部署間の壁も高く、組織の空気がとても堅かったんです。
勤めていた5年間、その空気にずっと違和感がありました。
1社目の税理士法人がフラットな組織だっただけに、余計にそれを感じたのかもしれません。
フラットな組織のほうが自分には合っているな、と。
転職は、経理としてのキャリアアップと組織の空気を軸に検討していました。

―UGへの入社の決め手はなんでしょうか?

組織の空気感ですね。面談で須田さん(社長)、岡さん(取締役管理本部長)などと話したときに、役職が上の方々なのにそれを感じさせない雰囲気があったんです。
採用面接はスキルを確認することにフォーカスしている場合が多いですが、UGの採用面談は「雑談をした」という感覚で、自分自身のことをたくさん話しました(笑)

「相手の話をよく聞く」組織の空気感を感じて


―研修のなかでも組織風土に関わる話がさまざまあったと思います。印象的だったことはありますか?

「ボンドを知り、考える」という研修ですね。(※ボンド:個人の成長にフォーカスした当社独自の学習グループ)
ボンドでは「否定をしない」「アドバイスをしない」などの基本ルールがいくつかあって、みんながそれに慣れているせいか、UGメンバー全体に「相手の話をよく聞く」というスタンスができているように感じました。

―入社して一ヶ月、実際にそれを感じる場面はありましたか?

はい。
まずは月に一度の全社会での新入社員自己紹介です。
「ボンドを知り、考える」の研修のおかげもあって、「全社員の前で自己開示をしても受け止めてくれるんだろうな」という安心感がありました。これまでの経歴や趣味の話など、自分自身のことを緊張することなく話せましたね。

また、ウェルカムラリー(※入社時に既存社員100名に直接会ってお互いに自己紹介し、コメントとサインをもらう長年続いているUG独自の取り組み)で他のUGメンバーに話しかけたときもいい人ばかりなんです。
はじめてでも気兼ねなく話ができるというか、ざっくばらんに話せることが当たり前になっているのがよいですね。

―今後の抱負を聞かせてください。

まずは自分の業務にしっかりと取り組み、経理の仕事を通して会社のことを理解することです。将来的には他の部署も巻き込んで「会社をよくする」ということをなにかやっていきたいですね。会社全体をよくしていくために経理として何ができるかを考えていきたいです。

―ぜひ、積極的に取り組んでください!ありがとうございました!

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