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〜大阪オフィスから〜エバンジェリストとの座談会を開催しました。

エバンジェリスト長沢さん来阪!

2018年4月にウフルのエバンジェリストに就任された長沢さんを大阪にお呼びし、
エンジニアを中心としたメンバーと座談会を開催しました。

長沢さんは、フリーのエバンジェリスト、現場改善士、プロダクトアドバイザー、マーケティングアドバイザー。複数社の顧問やエバンジェリストを兼務しています。ウフルでも、月数回東京本社にて様々なアドバイスを行なっています。

大阪オフィス在籍のエンジニアはコンサルティングやPMといった役割を担う機会も多く、プロジェクトを成功に導くため、大阪オフィスでは現在各種教育への取り組みを進めています。
今回はその一環としてエバンジェリストである長沢さんとの座談会を企画し、少しでも多くのことを学ぶためたくさんの参加者が集まりました。

クライアントとのセッションの進め方、エンジニアキャリア、アジャイルなど様々な議題について意見交換しましたが、その中でもざっくばらんなフリートークで盛り上がった内容をお届けします。

長沢さんへのお悩み相談

当初、長沢さんの持ちネタでお話いただく予定でしたが、急遽質問タイム改め、「長沢さんへのお悩み相談会」となりました。
意外にも改まった場面だとシャイになってしまうメンバーが多い大阪ですが、意を決して出た切実なお悩みに、長沢さんからも他のメンバーからもたくさんのアドバイス、意見が飛び出しました。

『断っている仕事はどんな仕事ですか?』

エバンジェリストとしてのみならず、様々な肩書きを持ち、多様な活動をされている長沢さんには多くのオファーが届きます。こんな答えにくい質問にも真摯に答えてくださいました。
しかし、逆に皆さんはどんな仕事を断りたいと思いますか?との質問が。
大阪オフィスでは色々な経歴、バックグラウンドを持つメンバーが在籍しているため、過去の様々な業種や業態について発言が飛び交いました。

「真っ白なシャツにかっちりしたスーツで必ず出社しないといけない」業界のお話になった時は、何人ものメンバーが頷きます。(※長沢さんが真っ白なシャツとスーツを着ないといけないお仕事を断っているというわけではありません)
『自由』な社風かつ服装にも寛容な部長のもと、大阪オフィスのメンバーものびのびとした服装で出勤していますので、たまにスーツで外出などの際にはドキドキします。

『資料を作るときのコツは?』

早く資料を作るコツは?との質問に、普段どのように資料を作成しているかについてお話いただきました。
作成する手法やコツはいろいろとあれど、一番驚いたのは「一から資料を作ることが多い」ということ。
テンプレートを使うのはスピードを要求される場合などのみで、通常は基本的にクライアントに合わせて毎回一から作成しています。
イベントや相手に合わせ、その都度見る人が納得できる資料になるように心がけることで、伝わる資料に仕上がります。お客様にとって必要なスライドかどうか、何を伝えたいスライドか、を常に意識すること。これが重要です。

気分がのらない時は、タイトルページを先に作って気持ちを盛り上げるそうです。

長沢さんが運営するウェブサイトでは、「ビジネスとITの関係図」というタイトルの資料をご覧いただくことができます。

ビジネスとITの関係図 - エバンジェリズム研究所®
ビジネスとITの関係を時系列で表現した図解を提供いたします。 著作権表示を消さない限り、無料にてPDFをダウンロードし、プレゼンテーションの一部や社内資料の一部にご利用いただけます。 商談やクライアントへの提案資料などでご利用の場合は、著作権表示を削除しての活用できる有償版(PowerPoint .pptx ...
https://www.evangelism.jp/services/business-with-it/


『プレゼンで緊張します』

毎回必ずプレゼンで緊張し、緊張で早口の自分をどうしようもできない、という切実なお悩みでした。
視線が来るのが苦手で、ワンポイントがついた洋服ですら避けるといった徹底ぶりです。

長沢さん自身も元々は人前に立つことも苦手で、プレゼンの場を多く持つようになっても緊張していたそうです。しかし、「背伸びしている」と先輩から指摘されたことで、変化があったとのこと。
それから、

背伸びした内容は入れない。
「〜と思う」という曖昧な表現は使わず、言い切る表現にする。

ということを意識しているそうです。
その具体的な表現方法(内緒)をいろいろと披露していただいたところ、メンバーの一人は反復しながら即座にメモを取っていました。おそらく次のプレゼン時には、その表現が早速使われるはずです。

その他のコツとしては、
・場数を踏む
・最初に「緊張しています」と宣言する
・装備する(長沢さんは仮面ライダーベルトをして変身したりするそうです)
などを伺いました。

質問したメンバーには、他のメンバーからたくさんの愛のあるツッコミが相次ぎました。
・次回の拠点間イベント(過去フィード参照)で発表してみてはどうか
・亀仙人のはっぴを着てはどうか
・早口になったら手をあげてください、と最初に宣言してみてはどうか
・最初に笑いを取ってみてはどうか
などなど。
この質問したメンバーのプレゼンの様子は、またフィード記事にしようと思います。
大阪オフィス全体のプロデュースによりどんなプレゼンに生まれ変わるのか楽しみです。

参加者インタビューその1

断るお仕事は?という切り込んだ質問をしたメンバーに、座談会に参加した感想、学び、今後に生かしたいことをインタビューしてみました。


資料作りの際にの「打ち合わせの目的・ゴールを設定する」ということの重要性を改めて感じました。
打ち合わせの後で「お客様にどうなってほしいか、何を受け取ってほしいか」を意識して資料を作る、というお話がありましたが、お客様との打ち合わせのみならずプレゼンなどでも言えることですし、今後にぜひ生かしたいと思います。
普段アウトプットする場の多い長沢さんにいつインプットしているかを尋ねたところ、お客様との会話が一番のインプットになっているとお話をいただきました。
何気ない会話であっても、インプットを行うには常に意識しておくことが大切、だと感じました。

参加者インタビューその2

長沢さんのプレゼンのコツに即メモを取っていたメンバーに、座談会に参加した感想、学び、今後に生かしたいことをインタビューしてみました。


早速使ってみようと思うコツばかりで目からウロコでした。
近々SWTT(Salesforce World Tour Tokyo)のデベロッパーセッションで発表する予定があり、
その場で活用するためにいろいろと質問させていただきました。
ぜひその際に、今回教わったコツを実践します!

参加者インタビューその3

プレゼンはいつも緊張するというメンバーに、座談会に参加した感想、学び、今後に生かしたいことをインタビューしてみました


長沢さんだけではなく、多くのメンバーがそれぞれの意見を出してくれたのが印象的でした。
心当たりのあるものもたくさんあり、客観的な意見はありがたかったです。
長沢さんから学んだ次回のプレゼンでぜひ実践したいアドバイスは、
プレゼン資料は、図解を多くし、文字を減らす。(文字を入れると読んでしまう)
話すときは文節をくぎる。政治家をイメージ。(早口にならないためのポイント)
の2点です。
この2つは意識すれば具体的に効果を出せそうですし、早速取り入れます!
プレゼンの前と後のお客様の変化を楽しみましょう、というアドバイスもありましたが、
これはまた次のステップでチャレンジします。

教育担当インタビュー

大阪オフィス教育担当のメンバーに、これからの大阪オフィスの教育に対する取り組み予定やビジョンについて聞いてみました。


ここ数年の間に急拡大したウフルには、まだ全社共通の体系的な教育カリキュラムは存在しません。
一方で、人材育成は喫緊の課題の1つなので、大阪独自に教育施策を展開しています。
ウフルのシステム開発部門であるデジタルイノベーション事業本部は東京・大阪・札幌に拠点があり、
それぞれに特色があります。
まずは各拠点でニーズに合わせた施策を展開した方が即効性がある、という側面もあります。

大阪オフィスで現在取組んでいるのは論理的思考能力、抽象的思考能力、物事を構造的に捉える認識力、ストーリーの構成力といった、建築でいえば基礎工事にあたる部分です。
プログラミング言語やプラットフォームの知識も大事ですが、それを活かすも殺すも基礎力次第だからです。
ウフルのエンジニアはお客様と直接契約で仕事をさせていただく機会が多いです。
ITの技術は手段に過ぎないので、それ以前にお客様の目的を正しく認識する必要があります。
そこから最適な手段を選択し、目的を達成するまでの道筋を描きます。
お客様に伴走しながら“正しいもの”を正しく作り、目的を達成するところまで導くためには基礎力こそが重要になると考えています。
まだまだ道半ばであり、先の長い取組みですが、「継続は力なり」で確実に進めていきたいです。


★長沢さんが代表を務めるエバンジェリズム研究所のリンクはこちらです★

エバンジェリズム研究所®
壁打ち相手・稼働の共同所有・言語化・最初の1歩と最後の1歩に貢献
https://www.evangelism.jp

大阪オフィスでは、一緒に活躍していただける仲間を募集中です!

大阪オフィスでは定期的に研修や勉強会の場を設け、スキルや知識向上に取り組んでいます。様々な経歴・バックグラウンドを持つメンバーが多く、その交流の場も増えており、経験や知識を共有し互いに高め合う風土があります。

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