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“強みがない”コンプレックスを変えてくれたukka ーゼネラリストを目指すバックオフィスが語る、ukkaの未来ー


今年3月に入社し、ukkaのバックオフィスを担う“しばやん”が愛称の柴﨑里彩。入社前は「自分には強みがない」というコンプレックスを抱いていましたが、今やメンバーのパフォーマンスを引き出す、なくてはならない存在に。食の業界で活躍するメンバーをしばやんはどう見ているのか、ukkaの未来と共にインタビューしました。

ーukkaを知ったきっかけと入社した理由を教えてください。

転職を考えている時にWantedlyで応募を見つけました。去年の年末に、移住してまで農家になった友達と久しぶりに会った時に、農家の苦労を聞いたことが食の業界に興味を持ったきっかけです。それまでは、正直「食べたい物はスーパーに売っていて当たり前、手元に届いて当たり前」と思っていたことが、生産者や食に携わる方々のおかげなんだと感じるようになりました。

そんな時にukkaの募集を見つけ、私がこれまでやってきた業務の内容とマッチしていたので、思いきって応募をしてみました。これまで経験したことのない少人数の会社なので、不安と好奇心の半々でした。

応募から入社までは本当にスムーズでした。応募してすぐに小畑さんとお会いして、採用の面談なのに「何の強みもないことがコンプレックス」と、ありのままを伝えている自分がいました。そんな候補者を採用する会社はないと思うんですが(笑)、小畑さんは「広く浅くを伸ばしていこうよ!」と言ってくれて、こんな風にポジティブに変換をしてくれる人と一緒に働けたら気持ち良いだろうなと思いました。

その後に谷川さんとも会いました。「小畑さんから前向きなお話をいただいたことが嬉しかった」と話をすると「いいね、一緒に頑張っていこうよ!」と声をかけてもらい、入社を決めました。

ukkaのメンバーと入社したてのしばやん(一番右)



ーこれまではどういった経験をされてきたのでしょうか?

前職は、社員が300人、アルバイトも入れると1,000人規模の会社でした。そこからukkaのフェーズに飛び込むのは私にとってチャレンジングな選択でしたが、誰にも相談せずに決めました。はじめての転職ということもあり、父はビックリしていました(笑)

ukkaでの業務は、経理・総務・労務がメインで、法務を少しやっています。細かいものも含めると、日々会計をチェックしたり、小畑さんと事業計画をみたり、谷川さんとオフィスを探しに行ったり、備品を管理したりと幅広いですね。

前職とやっている業務はほとんど変わらないんですが、やり方が全然違います。まず、これまで手続きは書類でやりとりしていましたし、会計ソフトも古いものでした。ukkaでの業務はツールで行うことが多いので、パソコンひとつでほとんどの仕事ができてしまいます。たまに役所の手続きや、取引先がシステムに対応できない場合に書類が発生します。はじめは新しいツールの使い方を覚えるまで苦労しましたが、便利な時代になったなと前向きに捉えていて、特に抵抗はなかったです。


ーukkaに入社して約半年経ちましたが、感想を教えてください。

すごい人たちが集まってるなと思って、入社した途端に圧倒されました。誰と話しても明確にビジョンを持っていたり、私が困っている時には一緒に解決方法を考えてくれてポジティブな回答をもらえたり、そういったことを自然にできる人たちばかりです。かけてくれる言葉にも思いやりがあったり、未来を見据えていたりして、一緒に働いていて心地よい安心感があります。

思考の言語化とか状況の理解も早いんですよ。そういうところも含めてみんな似ています。似ているのに個々に強みがあって、相互作用していて、全員が集まって「ukka」なんです。




ー業界も変わり、すごいと思うメンバーがいる環境の中で、業務の大変さとやりがいを教えてください。

最初は業界のルールがわからなくて、例えば、業界全体ではないかもしれないですが、口座開設をしないと支払ができないパターンがよくあります。最近はいろんなミーティングに入れてもらって、パターンを掴むと「そういうものなんだな」と思う反面、歴史ある食の業界ならではのレガシーな文化やルールがあります。そこに負があるとしたら、ukkaはそれを覆していくと思います。バックオフィスの部分だと、取引先に電子契約をお願いしたり、メールからチャットに変える提案をすることもあります。


ー食の現場を支える立場として、どういったスキルやマインドセットが必要ですか?

食の現場に入ることはないですし、職種といっても幅広いので、ukkaの他のメンバーとは少し違うかもしれないんですが、固定概念にとらわれないことが大事だと感じています。先ほどお話したように根強い文化が残っている業界なので、ukkaのバリューのひとつである”ダウト”をしていかないと、本来見えるはずのものが見えなくなってしまうと思います。

ーメンバーを支えながらよく見ているなと感じます。これからukkaはどうなっていくと思いますか?

いま事業を広く展開し始めていますが、ひとつの目標や売上にコミットしたい思いをみんなが強く持っていて、そんなふうに全員が同じ方向を向いているってすごいことだと思うんです。今17人だから出来ていることかもしれないんですが、これから30人、50人、100人といった規模にもなる可能性もあります。ただ、大きく変わるフェーズを迎えても、きっとukkaの強みは変わらないだろうと思います。

そこはやっぱり、谷川さんの根底にある想いや、ビジョンやミッションへの熱量は絶対に変わったりブレたりしないと思うからです。そして、今は谷川さんに引き寄せられているメンバーも、目の前の目標は変わっても、食産業や仕事に対する熱量は変わらない気がしています。

この間、オフサイトを企画させてもらったんですが、その時に “ukka 2027(年)”をテーマに、これから何が起こっていくのか、何をやっていく必要があるのかをみんなで整理していきました。内容は事業展開にとどまらず、カルチャーにも広がったんですが、そのオフサイトを通して、ここにいるみんなでカルチャーを作っていって、ukkaを強くしていく未来が見えました。


6月のオフサイトにて、2027年のukkaを考えるワーク



ーそんな明るい未来を目指していく中で、しばやんはどのように貢献をしていきたいですか?

正直、皆さんが凄すぎて、私に何ができるかといわれると考えてしまうんですが......食の現場にいる皆さんが全力投球できる環境を作っていけたらいいなと日々思っています。

どの職種でも、経費精算や勤怠管理など本業以外の業務も色々発生する中で、そういう処理が苦手だったり、面倒だと思う人もいると思うんです。そういう煩わしいことをできるだけ簡単に処理できるようなシステムやルールの整備をしていきたいです。バックオフィスの業務って、例えばお給料がお給料日に振り込まれるように、当たり前のように行われているんですよね。そんなふうに、みんなが何も気にせず、業務に集中できる状況を作れるようにしていきたいです。



ーukkaを支える立場として、どんなことがモチベーションになっていますか?

これからukkaに入社して初めての決算があるんですが、前職ではそういった大きな区切りを無事終えた時に、安心感と達成感の両方があります。日々のことでは、大きな金額の請求書を発行して、ちゃんと振り込まれた時とかですね。これも当たり前のことなんですが、それをやらないと会社が成り立たないと思うと、毎回大きな処理が無事終わった時には安心しています。

それから、皆さんが “Respect for all”(バリューのひとつ)を体現していて、小さなことでも毎回「ありがとう」って言ってくれるんですよ。そういったこともモチベーションになっています。

ー大学時代のヨット部の経験も今に活きているそうですね。詳しく聞かせてください。

大学4年間はヨット部にいて、それがすごく過酷でした。練習の時には海に行って、当時40人が共同生活をしていました。講義がある時は週末に活動して、長期休暇は週5,6日は合宿所に寝泊まりしていました。朝6時に叩き起こされて、朝ご飯を15分ぐらいで食べて、海に向かいます。夜は22時に強制消灯。プライベートなスペースもなく、1年生は雑魚寝です。

真冬は手がかじかんでもヨットを組み立てなければいけないし、風が強くても海に出てはいけないマリーナの“赤旗”があがるまでは練習するんです。歩くのも少し辛いぐらいの風速です。1年生の時は転覆しそうになって危険を感じた事もありました。

ただ、それを続けて過酷な環境に順応していくと、苦痛も感じなくなっていきました。今振り返るともう絶対やりたくないんですけど(笑) 共同生活も練習もみんなで協力しないと絶対上手くいかないですし、その時にコミュニケーションの大切さと生き方を学んだ4年間でした。

過酷なヨット部に入ろうと決めたことと、ukkaに飛び込んだこともなんとなく似ていて、『ちょっとためらうけど、気になるなら行ってみよう』と、当時の経験がukkaへの入社を押してくれた気がします。ukkaも日々目まぐるしい環境に個性豊かなメンバーが集まっていますし、私もukkaの皆さんと今の環境を楽しめているのは、ヨット部の経験があったからこそです。



最後に、食のこだわりや好きなものを教えてください!

甘いものが好きで日々スイーツを探しています。特にケーキ屋さんに行って、作り方やデザインを見るのが好きなんですよ。それを真似して自分で作ったり、焼菓子も得意です。ukkaで余ったサンプルをもらって、真似して作ることもあります!

それから、高校の夏休みにバングラデシュへボランティアで 1ヶ月ぐらい行っていた時期があって、そこではチャイが日常的に飲まれているんです。現地には冷蔵庫があまりなくて、チャイに牛乳ではなくてコンデンスミルクを入れるんです。それが美味しくて、日々の楽しみでした。そこからチャイが異様に好きになってしまって(笑)今でも自分で色々なスパイスを組み合わせて楽しんでいます。

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