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自分たちで考えて進めるチーム実習!任されて伸びる!

ウルシステムズでは、新卒入社した社員が中心となって研修を運営しています。研修内容は、プロフェッショナルなベテラン社員の講義から、若手の先輩社員とのつながりづくり、コンサルティングスキルまで…現場で活躍するための最初のステップを丁寧に設計しています。その分、内容は盛りだくさんですが満足度の高い研修になっています!

今年度10名の新卒社員が入社し、新人研修を乗り越え現場に巣立っていきました!文系、理系、情報系…様々なバックグラウンドの方が入社し、研修に全力投球してきました。左から
ヒラク, サイバー大学・情報系 / あつし, 埼玉大学大学院・情報系 /こーたろ, 中央大学・理系

webアプリケーションの基礎を学んだ後、チーム実習がスタートします。自分たちで計画を立て、問題を解決しながらシステムを作り上げます。先輩がアドバイスすることはありますが、基本的には自分たちで考えて決断しながら進みます。

ーチーム分け当初のお互いの印象は?

ヒラク:あつしは情報系で技術に強いし、こーたろは面白い人なので、すごく上手くいきそうって思った
あつし:俺も不安はなかったかなー
こーたろ:ヒラクも情報系だもんね!技術できる二人が揃ったから絶対上手くいくじゃん!ラッキーって思ってた(笑)
全員:そうもいかなかったんだよねー(笑)

プログラミング力だけでチーム作業が上手くいくわけではないことを学んだようです。
果たしてどんな苦労があったのでしょうか?

ー最初につまづいたのは?

こーたろ:まずチームルールを決めて、その後にWBS(ワーク・ブレイクダウン・ストラクチャー=作業をブレイクダウンして洗い出したもの)を作ったよね。
あつし:そうだね。チームルールとしてチケットの管理の仕方、ブランチルール、朝会・夕会のルールを考えたね。何から考えたらいいかは悩んだけど、これまでのふりかえりを参考にして決めるべきことを洗い出したね。
こーたろ:WBSは一旦自分たちなりに作ってみて、完璧じゃん!って思ってたけど…。
あつし:初日の夕会で担当の先輩に、もっとブレイクダウンできるのでは?って言われて、翌日の午前中までに直すつもりだったけど、結局なんだかんだ4日間くらいずっと決まらなかったよね。
こーたろ:初版のWBSは実装(プログラミング)のタスクしかなくて、それを見た先輩に「いきなり実装に取り掛かれる?今日この後何するかイメージつくの?」って言われて、たしかに…ってなったよね。実装する前に開発環境を整える必要があるし、チームで実装するから基盤となるソースコードも用意する必要もあるし、そういうのが抜けてた。
ヒラク:実装タスクも、経験がないから実際どのくらい時間がかかるのか分からなくて、見積りがざっくりだったね。計画時点で60時間くらいオーバーしてたけど、頑張ればいけるんじゃない?って感覚だったね(笑)
こーたろ:そうね。オーバーすることは分かってたけど「気合で何とかなる!」って雰囲気だった。
あつし:多めに見積もってるしいけるでしょ、って感じだったかも。
こーたろ:でも結局後半になって時間が無くなってきて、結合テストが一部実施できなかったよね。計画の見直しが大事だって学んだなー。

ー辛いと思ったことは?

あつし:チームの改善点を見つけるためにふりかえりをやってたけど、それが辛かったかな。改善策は出るんだけど、たくさんあるから全ては対応できなくて。三人で優先度を付けるんだけど、納得感がないまま進むことになりそうで...その議論が大変だった。
こーたろ:タスクが溢れてるからこのままだと終わらない。だから個人のタスクをリストにして見える化しよう。みたいな話だったと思う。基本的にチームで考えがすり合ってなかったから、議論が長引くのも当たり前になって麻痺してたかも。
あつし:夕会でそれぞれが持っている残タスクに優先度つけよう、となったけど、結局それさえもやれないくらいパツパツだったね。
ヒラク:そんな状況の中、自分一人がインフラ構築を担当してたからプレッシャーがあった。割と軽く考えて見積もってたけど、意外と時間がかかって。結合テストは構築した環境で行うことになっていたから、ここで詰まると先に進めないから大変だったなー。
こーたろ:実装が二人より遅れてるっていうのが個人的に辛かったかな。二人の生産性は上がっていくけど自分は停滞していて、入社前の経験値が違うからしょうがないんだけど、気持ち的にね。

ー今もう一回やるとしたらどうする?

こーたろ:あそこまで厳密にWBSをつくらないかなー。
ヒラク:短い期間だし、厳密に時間レベルで管理せずに変更ありきで柔軟にやると思う。あとは、機能を削るスコープ調整する発想になれるかも。実現しないと回らない最低限の機能だけに絞って、後から機能追加する方式にして、最低限の機能をしっかり作ることを提案すると思う。
あつし:環境構築の経験も積めたし、今なら工数の勘所があるから無理な計画は立てないだろうな。

柔軟な計画作成や優先度を付けて対応する、といったチーム開発の進め方が身についたようです。また、今回の経験を積んだことによる自信が垣間見られました。

次回は新卒研修レポートもいよいよ最終回!
研修の集大成となる報告会の様子をお届けします。お楽しみに!

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