CAO小川卓による「Adobe Summit2018 社内報告会」をご紹介!


こんにちは。Customer Successチーム Webアナリストの菊池です。

今回は、4/20に社内で開催された「Adobe Summit2018 社内報告会」の様子をお伝えします!

プレゼンターは弊社CAO(Chief Analytics Officer)の小川卓さんです。小川は数々の講演活動や書籍の出版でも活躍しており、弊社CAOであると同時にWeb解析の第一人者としても著名な人物です。すでにご存知の方も多いのではないでしょうか。

そんな小川の深い理解をともなった視点で、世界最大規模かつ最先端のマーケティングイベントであるAdobe Summitの報告を聞けるのは大変貴重な機会で、率直な感想としては「未来きてるな~」という感じでした(笑)。社内報告会というクローズドなイベントで、報告会の内容をすべてご紹介することはできませんが、私が感じた高揚感を少しでもお伝えできたらと思います!


##そもそもAdobe Summitってなに?

正直なところ、私自身Adobe Summitがどんなイベントなのか詳しいところは分かっていませんでした。先ほど書いたように、世界最大規模かつ最先端のマーケティング情報に触れられるイベントという認識はありましたが、数字で見るとその凄さが分かります。例えば国内のマーケティングイベントでも、同じ時間帯に並行して行われる2-3枠のセッションから興味のあるものを一つ選んで参加するというスタイルが一般的になっていますが、このAdobe Summitの場合、同じ時間帯に行われるセッションの数はなんと28枠。まさに桁違いです。

Adobe Summitとは
・Adobe社が年1回主催する、デジタルマーケティングに関するイベント(今回小川が報告するのは、第4回に当たる2018年3月実施のもの)
・ラスベガスのホテルを借り切って行われ、世界中から13,000名が参加(日本からは約200名参加)
・会期中は、Adobe社や導入企業による計300近くのセッションを開催

これだけの数のセッションがあるので、Webマーケティングの世界が今後どうなっていくのかという概念的な話から、具体的な製品の活用方法に沿った先進的な事例まで、テーマも多岐にわたりました。

##これからのWebマーケティングで重要になってくること

報告会の冒頭で小川が取り上げたのが、Adobe Summitのキーノートセッションで語られた「経験が選択と購買判断に大きな影響を与えている - People buy from experience -」というテーマです。

例えば旅行の予約をする際、どの宿にいくら払ったのかという実際の購買アクションに関することよりも、この宿で楽しい思い出ができた、このツアーのサポートが良かったという経験の方が記憶に残り、次回の購買判断に影響を与えますよね。言い換えると、価格が安かった・高かったという記憶は時間とともに薄れますが、使いやすかった・使いにくかった、分かりやすかった・分かりにくかったという経験は時間が経っても記憶に残ります。

これは、日頃我々アナリストがWebサイト改善のための分析をする際にもポイントにもなってくる部分です。大切なのはただ単にコンバージョン(Webサイトのゴールとなる行動)してもらうことではなく、ユーザーがどういう体験をしてコンバージョンしたのかだったり、コンバージョンしたことによってどのような価値を提供できるのかだったり。まさにUNCOVER TRUTHが提唱している「UXO(User eXperience Optimization)=顧客体験の最適化」の考え方と同じです。

上記のようなUXOについてセミナーでも、発信をしています。ご興味ある方はぜひご覧ください!


同時にAdobe Summitでは「全てのタッチポイントが経験に影響を与える」というメッセージも発信されました。今後のマーケティングにおいては、オフライン、オンライン、PC、SP、あらゆるタッチポイントを意識する必要があるというメッセージです。これに関連して、クリエイティブと体験をきちんと連携させることの重要性についても語られました。クリエイティブを支える製品も多数提供しているAdobeは、将来的な世界観も含めて以下の3つのポイントが特に重要であるとしています。

Design for Brilliance:マーケティングの成功のためには、きちんとしたクリエイティブを作る必要がある
Wire for Intelligence:データを貯めるだけではなく、どうやって活用して施策とつなげていくのか。分析と施策がシームレスに連動することが重要
Architect for Action:クリエイティブを作りながら、それがどのくらい効果を生みそうか予測する世界=クリエイティブと分析が連動した世界

デジタルマーケティングに関わる方々は実感することだと思いますが、このような世界観を実現するためにはまだまだ課題もたくさんあります。実現のための流れとしては、次のような将来像が紹介されました。

データ:各接点のデータをユーザー体験に活かすために、きちんとしたタグ付け、分類、集約をする仕組み
分析:今後はマシンラーニングが進化し、分析の自動化やCVしそうなユーザー傾向の抽出、それに対する施策の実行
クリエイティブ:画像やテキスト、動画などのコンテンツを管理してデータと一体化させる

こうした流れをワンストップで提供できるのがAdobeだというメッセージで、実際にAdobeでは各要素に特化した豊富な製品ラインナップを提供しています。

##未来を感じるAdobe社のサービス

私の分析業務でもAdobe社が提供するアクセス解析ツール「Adobe Analytics」を利用しているのですが、Adobe製品って全体的に洗練された雰囲気が漂っているな~と勝手に感じておりました。

※過去には「Adobe Analytics社内勉強会」もありました。

その洗練されたイメージというのは、技術に裏打ちされているのはもちろん、Adobe社が大切にしている理念にも由来するものなんですね。今回の報告会でも「Changing the world through digital experience together」というメッセージが印象に残りました。小川は日本語で「体験を変えていこう。サイトをよくするのはユーザー体験をよくするためである」というメッセージとして紹介してくれましたが、私も「分析する人」ではなく「体験を作る人」を目指したいと思います。

##新技術「Adobe Sensei」

そんな理念を体現するのが「Adobe Sensei」と呼ばれる新技術です。あくまでも新製品ではなく新技術であり、この技術を複数製品にまたがって活用することで、タグの設定やコンテンツの自動認識・自動生成、AIによるオファー最適化など、クリエイティブとマーケティングの連携が一層強化されるそう。私たちがやっているような分析業務もAdobe製品で自動的に出力され、他の製品との連携で提供価値も向上させられる未来を想像すると、アナリストとしても嬉しいです!しかし遠い未来の話ではなく、すでにAdobe Senseiのような技術で少しずつ実現されているのはすごいことですね。

この他にも「複数企業でユーザーの識別子を共有する」という夢が広がるような技術(USとカナダでのみ、先行して実施)や、SEOの領域で起こっている変化と最先端の考え方、Eコマースのコンテンツで大切なこと…など、小川のサマリーによってたくさんの情報を知ることができました。もちろん限られた時間の中で紹介しきれないことも多く、より専門的な技術者向けのセッションや様々な製品のベータ版を見ることができる「Adobe Sneaks」など、Adobe Summitの魅力はまだまだありそうです。

また、夢が広がるような話の一方で、アナリストが抱える課題は万国共通なのだなということも分かりました。むしろ「オンラインゴールとKPIがよく分からない」「ビジネスニーズにマッチしたレポートが作成できていない」といった課題は、小川や弊社の荒竹が外部セミナーでもノウハウをご紹介しているようなポイントであり、UNCOVER TRUTHはその解決策をよく理解していると言ってもいいかもしれません。

##報告会を通して

今回は弊社CAOの小川からの報告会という形でAdobe Summitを垣間見ることができましたが、Web解析の第一人者である小川卓というフィルターを通してAdobe Summitの内容を聞けるということがいかに貴重な体験か、ひしひしと感じました。何度もAdobe Summitに参加している小川から、過去の潮流を含む説明や小川自身の感想とともにかみ砕いて話してもらえるため、本来のもの以上に情報収集できた気がします。

ちなみにこの報告会は18時から開催したため、軽食やお酒が用意されていました!


リラックスした雰囲気の中、終始ワクワクするような報告をみんなで楽しみました。

Adobe SummitのようなWebマーケティングの一大イベントの情報をキャッチアップできるのは、業界に携わっている身として非常にモチベーションアップにつながります!特に弊社が注力しているUXOの領域で「できることが増えていく未来」が見えたのはワクワクしましたし、今後より一層UXOに尽力し、”インターネットをきれいに”したいと思いました。

この記事に少しでも共感してくださった方がいれば、UNCOVER TRUTHに遊びにきませんか?
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