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仕事も家族もどっちも大切にしたいのは当たり前であるように。

こんにちは、広報&採用チームです。今回はデータ&インフラエンジニアリング部の島田さんにインタビューを実施しました。

仕事に対する熱い思いはもちろん、二人目のお子さんが生まれる際には育児休暇を取得したパパでもあります。

仕事も家族もどちらも大切にする。それを当たり前のように語るのがとても素敵だと感じました。

島田さんの仕事へのスタンスとともにご紹介します。

プロフィール

島田健プロダクトデベロップメント本部 データ&インフラエンジニアリング部

東京出身。2009年に新卒として宇宙開発系の会社に入社。国際宇宙ステーションに搭乗する日本人宇宙飛行士のための放射線検出器の開発・解析や、人工衛星の画像解析業務などに従事。その後、画像解析のキャリアを生かし、外観検査装置の画像処理アルゴリズム開発を行う。2019年ユニファに入社。プライベートはインドア派で様々な書籍を愛読。4歳と0歳児の父でもある。


データ分析に関する専門書は幅広くインプットするようにしています

アナログすぎる「保育」の現場にテクノロジーで貢献したい。

 新卒として入社したのは宇宙開発系の会社でした。そこで8年ほど放射線検出器の開発や人工衛星の画像解析に携わっていました。その後、そろそろ宇宙に係る業務から地球に戻ろうかと思って・・・(笑)今度は工場などで生産される部品や製品の表面の汚れ、ひびといった異常が無いかを検査する装置を開発する検査装置メーカーにおいて、画像処理アルゴリズム開発を中心とした業務を担当していました。

 ユニファを知ったのはエージェント経由でした。人に直接関係するような業界にと思っていた時に"保育×AI”というキーワードが出てきて。当時長男が2歳で保育園にも通い始めてだいぶ保育が身近になっていたことと、

 保育者は園児の午睡(お昼寝)を5分おきにチェックして紙に記入していると聞いて驚いたのもきっかけでした。このような現場で、自分の技術を活かして貢献できるのならとてもやりがいがあるなと思って入社を決めました。

常に「本質」を大切にしていくこと。

 現在はデータ&インフラエンジニアリング部でユニファにある様々なデータからビジネス価値を生んでいくことに挑戦しており、職種でいうとR&Dエンジニアです。ユニファには、ルクミーフォトを通じて得られる写真データや、キッズリーというデジタル連絡帳を通じて得られる保育記録、食事や日々の生活データ等本当に様々なデータがあります。こうした膨大なデータを元に、何らかのビジネス価値を生んでいく事業開発のような仕事です。一朝一夕に新しい価値が生まれるわけでもなく、時には時間をかけて分析・調査したけれども現場のニーズがなかったり、現場で活用できなかったりということもあります。

 かつ、スタートアップだからこその良い意味での、定まっていない、整っていない環境の中でいかに試行錯誤するかも大事。だからこそ、我慢する”力はだいぶ身に付きました。 なので、仕事を進めていく中では「本質」を大切にするようにしています。「課題がどこにあって、何を解決したくて、やっているのか」「そもそもなんでやるのか」これを見失ってしまうと、やること自体が目的になってしまいかねないんですよね。もともと、開発する・創るのが大好きというよりは、課題解決型に寄っているので、エンジニアとしてはちょっとめんどくさいタイプかもしれませんね(笑)。

「育休そんなに短くていいの?」と上司に言われました。

 昨年2人目が生まれたときに、2週間ほど育休を取得しました。1人目の時は取らなかったのですが、さすがに2人目は大変になるだろうと思って。男性の上司からは「そんなに短くて大丈夫?」と言われましたね。彼自身も育休取得経験者だったので。でも、妻からはそんなに長くはいらないと言われてしまって(苦笑)。

 実際に生まれてからは長男の世話に徹していました。前回の出産時にはできなかった新生児期を一緒に過ごすことができたのももちろんよかったですし、息子との2人の時間も貴重な経験になりました。

 今後、他の部署でも育児休暇を取得する予定の男性もいますし、カレンダーに「お迎え・食事・寝かしつけ」とあらかじめ予定を入れて育児と仕事を両立しているエンジニアも当たり前のようにいます。ユニファは「仕事も家族もどちらも大切」を実践している人が本当に多いですね。


休日に息子と一緒に桜見

ユニファのデータ資産を未来の子ども達の力に変えていけるよう基盤を整えたい。

 今後はユニファのデータ活用基盤を整えていきたいと考えています。実は現在も月に1回データ分析コミュニティという部署横断で有志の勉強会をやっています。エンジニアだけでなく、むしろビジネスサイドのほうが参加者は多いですね。データを扱うエンジニアや分析者は課題を持っているわけではなく、課題はむしろ現場にあります。だからこそ、現場の人達がある程度自走してデータから何かを導けるようになると良いと思いました。データを見るリテラシーが高まると、「きっとこういうことができる」とイメージしやすくなりますし、エンジニアや分析者とビジネスサイド双方で課題感やアイデアを伝えやすくなると思って始めました。

 私個人の目標は、保育の質をITで高めることに貢献していきたいと思っています。それって、ただ単に機械に任せるから楽になりますよということではないんです。今後、さらに暗記力の世界ではなくなっていくと思います。ネットで何でも調べられますからね。それよりも子供たちが自分の好きなことを見つけていける力の方が大事になると思っていて。そのためには保育者さんの力や保育ドキュメンテーションが一つの軸になると考えています。写真データを使って子供の興味関心の萌芽を後押しできるかもしれない。そして、それが保育の質を高めることにつながっていくと信じて、日々向き合っています。


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