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ハードな経験が今の自分を作っていった。最年少執行役員の考える、第二新卒から歩むキャリア

こんにちは、ユニラボ採用チームです。今回は、第二新卒としてユニラボに入社し、最年少で執行役員に就任した今泉さんにお話を伺いました。

✔️ユニラボのジョブローテーションで得た経験が、自分のキャリアを作っていった
✔️執行役員として、ユニラボをこんな風にしていきたい!
✔️若いうちから執行役員を目指したい人へのメッセージ

今泉さんだからこそできる様々な経験を深掘りしてお伺いします。


――まずは自己紹介をお願いします!

今泉陽登です。今年29歳になります。ユニラボには2019年に入社し、現在二社目です。2022年1月から、ユニラボの執行役員に就任しました。今年から、プラットフォーム推進室長とマーケティング部の副部長を務めます!

――今泉さんのここまでのご経歴について教えてください。

東北大学の大学院を卒業後、三菱重工株式会社に入社して一年半ほど研究職として働いていました。ユニラボに入社後、初めの1ヶ月は新規営業のポジションを経験しました。2ヶ月目からはカスタマーサクセスの立ち上げに携わり、お客様と密接に関わりながらサービスへの理解を深めていきました。入社して1年後には、カスタマーサクセスチームのリーダーを務めています。2021年は、アイミツ事業部の副部長と兼務で事業企画室の発足にも携わりました。同年7月からはマーケティングの部署に異動して副部長を務めています。今年からはマーケティング部の副部長を引き続き務めつつ、プラットフォーム推進室長として新しい職務にもチャレンジしています。

――ものすごいご経歴ですね……!超短期間で色々な事を経験されるのは大変ではありませんでしたか?

ものすごく大変でした……(笑) カスタマーサクセスチーム・事業企画チームと連続でのチーム立ち上げでしたし、社内でもその領域のノウハウが確立されていたわけではないので自分たちで一から作らなければならない産みの苦しみがありました。ただ、今までの経験で思い返してみれば、一番大変だったのはマーケティング部の副部長に就任した時です。その時まで私はマーケティング職の経験が全くなかったのですが、ポジションは副部長。当然ですが、知識ゼロの人間が副部長として入ってきたら、チームのメンバーは不安になりますよね。メンバーにとっても会社にとっても、「マーケティング部の副部長」という責務を果たせる存在に短期間でならなければというプレッシャーを感じていました。

――なるほど、確かにそれは重責です。どうやって乗り越えていったのですか?

最初の二週間は、とにかく知識を詰め込みました。まずは最低限、チームのメンバーと会話ができるようにならないといけないと思い、勉強の日々でした。「やらなければならない」という状況だからこそ、吸収力も上がったんだと思います。周りのメンバーもマーケティングのプロフェッショナルばかりだったので、学習環境は整っていました。アウトプットと学習を同時にできる環境に身を置けたからなんとかして来れたんだと思っています。

――逆に、さまざまな部署を経験して良かったこともありましたか?

私は第二新卒としてユニラボに入社して、経験も知識もない状態だったんです。そこからジョブローテーション的にさまざまな部署を経験することで、短期間で多くの経験と知識を得ることができました。……もっと正確にいうのであれば、短期間で経験も知識も「得ないといけない」境遇に立たされたからこその成長はあったと思います。

知識を得るときに本を読んでも、その知識が今必要でなければなかなか身につけるのは難しいものです。必要に駆られるからこそ、吸収のスピードも上がるし身に付いていく感覚があります。半年や一年でそういった経験が何度もできたことは、本当に自分にとって糧になりました。

――今泉さんは、大手企業から第二新卒でベンチャー企業への転職をされていますよね。「初ベンチャー」にユニラボを選んだ経緯についてお伺いしたいです。

転職活動を始めたときは決して煮詰まっていたわけではなく、色々な会社をみてみようという気持ちでした。私は理系の研究室出身なので、就職活動らしい就職活動をしていないんです。企業分析や自己分析をしっかりしたこともなかったので、世の中にどんな会社があるのかよく知らないな、となんとなく危機感を持っていました。最初は好奇心のような気持ちで世の中の様々な仕事や会社を知るために転職活動を始めたんです。

正直にいうと、ベンチャー企業への転職は自分の中では最後の方の選択肢でした。大きめの企業の別の業界をみていたのですが、たまたまエージェントさんがつないでくれてユニラボを知りました。「ベンチャー企業って選択肢になかったから、面白そうだし話を聞いてみよう!」くらいの温度感でユニラボに訪問したのですが、代表含め深く話を聞かせてもらううちにすごく面白そうだと思いました。社員が熱くビジョンを語っていて、熱意があって、レベルが高い人も多い。それに惹かれて入社を決めました。

――初めてベンチャーに入るに際して、不安はありませんでしたか?

ないと言えば嘘になります。実際、自分自身も半年ほど入社まで待っていただいていて……、当時はそれを不安とは認識していませんでしたが、今考えれば不安だったんだろうな、と思います。転職にあたって何で意思決定すればいいのかもよくわからず、惹かれてはいるけれど明確に判断するほどの材料も持っていなかったので、わからないことだらけでした。ただ最後は、これは元研究職っぽくないのですが、感覚で決めました。ユニラボに入ったら人生が面白いだろうな、という直感に従ったんです。

――入社当時、思い描いていたキャリアはありましたか?

漠然としたものはあったと思います。自分で色々できるような環境に飛び込むからには、裁量を持って働きたいと思っていました。自分としてもできることの幅も量も増やしていこう、とは意識していたと思います。明確に「このポジションになりたい」というものはなかったものの、会社内で意思決定をできるようになりたいという想いはありました。

――実際にユニラボに入社してカルチャーショックを受けたことなどはありましたか?

「本当になんでもやっていいんだ」というのがある意味衝撃でした。ユニラボではみんな、「やりたいことがあったらなんでもやっていいよ」と言ってくれるんですが、自分の中でなかなかそのイメージがつけられなかったんです。言葉ではわかるけど、なんでもやっていいってなんだろう……と悩んでしまったんです。その当時一緒に働いていたCSチームの上司が、本当に”なんでも”やっているのをみて、そのうちにイメージが掴めてきたんです。ベンチャーに来たからには裁量権を持ってなんでもやっていきたい、というぼんやりとした思いが固まるまで半年くらいかかった覚えがあります。

――今泉さんが初めて執行役員のポストを打診されたとき、どのような心境でしたか?

昨年末に代表の柴田さんと1on1があり、そこで「来期から執行役員をやってもらおうと思ってて……」とお話をいただきました。数秒間考えましたが、がんばりたいです、とお伝えして今に至ります。

副部長としての役割や立ち上げを経験してもらった中で、自分としてもしっかり意思決定できる幅を広げて責任を負えるようになりたいと思っていた頃でした。加えて、事業作りに深く関わりたいと思っていたので、自分の中では「これでもっと事業に入り込める」とポジティブに捉えていました。一方で、もちろん負うべき責任の重さも感じていました。これまでとは責任の重さも質もまるで違うので、そこに対する覚悟も持たなければいけないと痛感しています。責任の重さを踏まえたとしても、事業に深く入り込むことができる良い経験だと思いました。さらに、第二新卒から入社して様々な経験を積んだ後に執行役員になるというケースがあるのは、後輩にとってもポジティブだと思ってお引き受けしました。

――元々経営に興味があったのですか?

「執行役員になりたい」みたいな思いは、正直ありませんでした。私の根底にあるのは好奇心なんです。知らないものを知るのが楽しくて、あとは負けず嫌い。そこから、より深く経営に携わっていきたいという思いが生まれたんだと思います。代表の柴田さん、栗山さんはDeNAで私と似たようなキャリアを歩んでいるんです。お二人とも第二新卒でDeNAに入社して、20代で執行役員を経験。その話を聞いていて、自分もその景色を見てみたいと思うようになりました。きっと代表二人がそういった経験をされているからこそ、ユニラボの若手にも経営に携わる機会を作ろうとしてくれているんじゃないかと思います。


――執行役員に就任された今、ユニラボで成し遂げたいことはなんですか?

これからは執行役員として、会社の経営を含めて事業をしっかり作っていくことに責任を負っていくことになります。先陣を切って、自分たちの事業を世に発信して伝えていきたいと思っています。

副部長を務めるマーケティング部では、お客様にユニラボのサービスであるアイミツを知っていただきご利用いただくことをミッションにしています。もう一つの新たな職務である「プラットフォーム推進室」では、事業とプロダクトを繋ぐことがミッションです。サービスの質を高めるITの部分と、事業の質を高める人の部分を繋ぎ、全体最適を追えるようにバランスを取っていくことが仕事になります。ユニラボは人が増えるフェーズで、ここからは一人一人の個別最適を追い求めるだけでなく組織の全体最適を探っていく必要があります。その役目をしっかり追って行けるようになりたいです。

――プラットフォーム推進室の役割についてもう少し詳しく教えてください!

基本的に、プラットフォーム推進室は個別のプロダクトに関わるというより、アイミツ・アイミツCLOUD・アイミツSaaSの3つのプロダクトの役割の差に応じて、それぞれやるべきことを見定めていくことがミッションです。部署全体を見渡して、今一番力を入れるべきところが何で、全体最適を考えたときにやるべきことや漏れていることがないかを確認していく役割を担っています。

今年のユニラボは組織の人数も100名を突破し、大幅な事業拡大を視野に入れています。組織として団結して前に進んでいく力が必要です。いい組織がいい事業を作り、いい事業がいい組織を作っていくと私は思っています。その良い循環がうまく回るように、プラットフォーム推進室はやるべきことに優先順位をつけて、事業と組織を前に推し進めていく非常に重要な部署なんです。それぞれの部署が他の部署の協力を上手に得て、相互理解を深めて、全体最適を探っていきたいと思っています。

――今泉さんの思う、ユニラボのいいところを教えてください。

ユニラボのメンバーがみんな言うことですが、やっぱりユニラボの人たちは魅力的だと思っています。私が入社した20人くらいの組織の時から、今に至るまで、「人のよさ」がずっと変わらないところが私の好きなところですね。メンバーがそれぞれ熱い思いを持っていて、プロダクトや組織をよくしたいからこそ出てくる発言が多い。これが組織が大きくなっても維持されているところが、まさに「良いカルチャー」だな、と思っています。

あとは、挑戦している人や努力して成果を上げている人に然るべき役割を与えていく会社であるということも魅力の一つです。大体、ユニラボでポジションを与えられるときは「この人がこのポジションに立ったらもう一段階成長できそう」というときなんです。年齢やそれまでの経験に関わらず、期待を元にポジションを与えてもらえます。しっかり意思があって、挑戦をしていて、成果を上げている人にはどんどん次の機会を与えてくれるところが会社としての魅力の一つですね。

――最後に、これから「若くして執行役員を目指していきたい」という人に何かアドバイスをお願いします!

当社のようなベンチャー企業だと、やることもまだまだ多い中で若手がポジションを与えられる機会が非常に多いです。自分自身が意識して良かったのは、ポジションではなく自分の役割をしっかり把握すること。今自分がやるべきこと、求められている役割は何だろう? と常に考え続け、しっかりアクションをとること。その積み重ねで力をつけてこれたと思っています。

ユニラボでは、ポジションに関わらずチャレンジの機会を与えてもらえます。与えられた機会をしっかり使って、何をすべきか考えてコミットしていくことが大切になると思います!


※本記事はunilabo noteからの転載です


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株式会社ユニラボのコーポレートメディアです。私たちは「受発注を変革するインフラを創る」というビジョンを掲げ、アイミツというBtoBプラットフォーム事業を展開しています。皆で、ユニラボの"まっすぐな日々をお届けしています。https://www.unilabo.jp/
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