学生時代からキャリアコミュニティの運営やフリーランスのロゴデザイナーなど、さまざまな挑戦を重ねてきた足立炎。しかし、ある挫折をきっかけに「失敗しない人生」を選ぶようになっていました。
そんな彼は、第一希望だったコンサル会社の内定を手放し、新卒でCRAZYに飛び込みました。現在は、新卒採用担当として人の可能性と向き合っています。
なぜ再び挑戦の道を選んだのか。その背景にあった葛藤と転機を聞きました。
「努力すれば叶わないことはない」と思っていた
─まずは足立さんの学生時代について教えてください。
足立:好奇心旺盛で、「努力すれば叶わないことはない」と本気で信じていました。中高では生徒会や部活、受験もすべてやり切り、大学ではプロコーチとキャリアコミュニティを立ち上げました。そこでは就活を控えた学生が自分の本音に触れられるような自己理解プログラムを作って、企業とのマッチングまで支援していて。でも、そこで初めての挫折を経験したんです。
─何があったのでしょうか。
足立:学生100人の集客を目標にしていたんです。そのために、当時の僕にできることはすべて出し切りました。でも、97人までしか届けられなかった。その事実がものすごくショックだったんです。
─でも、97人には届けられたのですよね。どうしてそこまでショックを受けたのでしょうか。
足立:客観的に見れば誤差かもしれません。でも「努力すれば叶わないことはない」と思っていた当時の僕にとっては「自分の限界」を突きつけられた瞬間でした。
だから、キャリアコミュニティの目標未達が、僕にとって初めての挫折経験だったんですよね。それまでは自分の可能性を信じて疑わなかったのですが、この時に現実に打ちのめされたというか。
─自分の可能性に疑問を抱いたことが、ショックだったのですね。
足立:はい。あともう1つ辛かったことがあって。まだ見ぬ誰かにプログラムを届けることに必死になるあまり、身近な大切な人を大切にできていなかったんですよね。人を幸せにしたくて始めた活動のはずなのに、一番幸せにしたいはずの人に寂しい思い、悲しい思いをさせてしまった。これじゃあ、本末転倒だなって。
「自分は、社会を良くする力も、身近な人を幸せにする力も、両方持っていないんだ」と思い知らされたんです。
「力をつけてから」という言葉は、挑戦からの逃げだった
─その挫折が、その後の就職活動にどう影響したのですか?
足立: 「自分が先頭に立つのは無理だ」と、ブレーキをかけるようになりました。失敗して傷つきたくない。だから、自分が主役になるのではなく、誰かをサポートする側に回ろうと。「社会を良くしようとする人を支援するスキルを身につけよう」と考え、コンサルティング企業への入社を決めました。
─一見、非常に論理的で前向きな選択に聞こえます。
足立: 当時の自分もそう信じていました。でも今振り返れば、それは「力をつけるための修行期間」と定義して、先頭に立って社会を良くするという挑戦からは、目を背けていた気がします。自分は「まだ実力がないから、今は本気でバットを振らなくていい」「スキルが身についたら、いつか本番を迎えよう」。そうやって、挑戦することから目を背けていました。
「君、小さいよ」──突きつけられた、自分の未熟さ
─コンサルへの就職を決めていたと話がありましたが、足立さんは新卒でCRAZYに入社していますよね。どんな経緯があったのでしょうか?
足立: 信頼している先輩に「絶対に一度は見ておくべきだ」と熱烈に勧められたのがきっかけです。最初は「ブライダルの会社?コンサル会社に入社が決まっている自分には関係ない」と思っていました。
でも何度も勧められたこともあり、まずは話だけでも聞いてみよう、とイベントに参加することにしたんです。
─実際に話してみて、どうでしたか。
足立: 最初に話したのは、人事の工藤でした。工藤からCRAZYの文化の話を聞く中で、全社員がエーリッヒ・フロムの『愛するということ』を読んでいると聞いたんです。「本当に愛するとはどういうことか」を問い続ける哲学書なんですけど、僕が特に大好きな本で。愛について本気で考えている一冊を、社員全員が読んでいるなんてすごいな、と感動しました。
その後、社内外の方が集まる招待制のイベントに誘っていただいて。僕はそれまで、キャリアコミュニティを通じて場作りや体験設計をしてきました。だから、CRAZYがどんな場を作るのか、純粋に興味があったんです。実際に行ってみたら、驚くことばかりで……。音楽や照明も会場の雰囲気とぴったり合っていて、参加者みんな楽しそうで、自然と深い話もしていて。イベントの場作りをしてきたからこそ、その場の凄さに圧倒されました。
僕の可能性を、僕以上に信じてくれた人たちがいた
─選考が進む中で、印象的だったことはありますか。
足立:代表の森山や人事の工藤と話す中で、衝撃を受けました。彼らは僕のスキルや経歴なんて見ていない。僕が勝手に作り上げた「97人の挫折」という囚われから来る自信のなさを見透かして、こう言ったんです。
「君、小さいよ」
─それを聞いてどう感じられたのですか?
足立:刺さりましたね(笑)。でも、この時気づいたんです。そして、僕の可能性を自分で狭めている壁の正体が、あの挫折体験だなって。届けたい人数に届けられなかった経験が、自分にブレーキをかけてしまっている。自分に自信がないから挑戦を怖がっているんだと。
コンサルの選考では「何ができるか」を問われましたが、CRAZYでは「どう在りたいか」、そして「なぜ自分の可能性に蓋をしているのか」を徹底的に問われました。
その時、気づいたんです。「自分を信じられない、失敗を恐れる」というマインドセットのままだと、どんなに高度なスキルや戦略を学んでも意味がない。
─その後、どうだったのですか?
足立: 話していくうちに、僕の可能性を信じてくれているからこその「君、小さいよ」だったんだって分かったんです。「炎が持っている可能性の大きさに対して、小さい生き方をしている」って。
何が言いたいかって、森山、そしてCRAZYの人たちは、最初から僕の可能性を信じてくれていたんですよね。それがすごく嬉しかったです。
でも、また失敗することが怖い、という気持ちはすぐには拭えませんでした。「もう挫折するのはこりごりだから、挑戦なんてしたくないんですよ」って工藤に弱音を吐いたりもしました(笑)。
必要なのは「修行」ではなく「本気の打席」だった
─それでもCRAZYに飛び込んだのは、どうしてなのでしょう。
足立:正直、めちゃくちゃ怖かったです。 「CRAZYに飛び込んだほうがいい」と直感では思いつつも、いざ決めるとなると「本当に自分で大丈夫か?」と、なかなか選べませんでした。
でも、ふと思ったんです。ここで見送ったとしても、きっと1年後の自分も、同じ場所で、同じことに悩んでいるだろうな、と。「いつか」を待っていても、その「いつか」は永遠に来ない。なら、今ここで決めようと思いました。
CRAZYには、新卒1年目から「誰かの人生」に本気で向き合い続ける環境があります。不確実で、責任も重い。けれど、「いつか」のために力を蓄えるだけの時間と、今日この瞬間に打席に立ち続ける時間。どちらを選びたいかは、明白でした。
なぜCRAZYに「本気の打席」があるのか
─なぜCRAZYに「本気の打席」があると感じられるのでしょうか?
足立: 理由は3つあります。
1. 僕らだから介入できる関係性がある
例えばコンサルは、形としては外部からの「支援」であり「途中介入」から始まる。その中で本質的な変化まで支援することはやはり難易度は高い。一方、CRAZYが向き合うのは「家庭の始まり」である結婚式です。「どんな人生を歩みたいか」という人生の根幹に関わる対話を、結婚式を言い訳に本気で行う機会がある。またCRAZYなら、結婚式を挙げたOBOGさん向けのイベントやふうふの記念日の宿泊サービス「CRAZY ANNIVERSARY」があるから、その後もずっとご家族との関係性が続いていく。プロジェクト単位の関わり方ではなくお客さまの人生に伴走し、社会の最小単位である「家族」を本質的に育んでいく。これこそが、社会に対する「最大のインパクト」であると感じています。
2. ごまかしの効かない「ブーメラン構造」
CRAZYの仕事の本質の一つは、他者の可能性を信じ抜くことです。でも、自分自身の可能性を信じられていない人間の言葉には、力が宿りません。 採用で学生に向き合う時も、結婚式を挙げるおふたりに向き合う時も、相手に投げかける「あなたのことを信じている」「あなたにはもっと大きな可能性がある」という言葉が、全部自分に返ってくるんです。「わたし自身はどうなんだろう?」と。仕事の中で扱う「人の可能性」が、そのまま自分の生き方への問いとして突き刺さる。 仕事を通して、日々深い自己対峙が求められる環境です。
3. 「マインドセットを鍛えること」が価値に直結するカルチャー
この自己対峙を、個人の根性に頼らず仕組み化しているのがCRAZYです。全社員の前で自分の人生を語り直す「ライフプレゼンテーション」や、日常的な深いフィードバック。なぜここまでやるのか? それは、僕たちのマインドセットの純度が、そのままお客さまに届ける価値の限界値になるからです。
僕たちが自分の可能性に蓋をしていたら、お客さまの可能性を拓くことなんてできない。僕たちが愛を信じていなければ、愛に溢れる場なんて作れない。 だからこそCRAZYには、お互いのマインドセットをアップデートし続けることに、誰よりもお節介に、本気で向き合う仲間がいます。スキルはもちろんのこと、「どう在るか」を研ぎ澄ませることが、お客さまへの最大の貢献になる。この相関関係が、ここを「本気の打席」にしている正体だと思います。
─そもそもの話になってしまいますが、ブライダル事業を営むCRAZYに進むことに、迷いはなかったのでしょうか?
足立:僕は人を幸せにしたい。その中でも「子どもの笑顔を作りたい」という想いがずっとあったんです。大学で心理学を学ぶ中で、親からの愛を受け取ることが子どもの成長にどれだけ大きな影響を与えるかを実感していました。親が希望に溢れた生き方をしていて、家庭の中で愛を受け取れる環境があれば、子どもは自然と笑顔になれるんじゃないかって。
コンサル企業を選んだのも、根っこは同じ想いからでした。自分が先頭に立つのは無理でも、社会を良くしようとしている人のサポートならできる、と。ただ、CRAZYと出会って「どうやって子どもの笑顔を作るか」をあらためて考えた時に、もっと直接的な道があるんじゃないかと思ったんです。
ブライダルだから選んだというより、自分のビジョンとCRAZYが届けているものがぴったり繋がった、という感覚でしたね。
CRAZYは、一生モノのマインドセットを構築する場所
─足立さんの経験を踏まえて、あえて新卒でCRAZYという環境を選ぶ価値はどこにあると思いますか?
足立: 一言で言えば「一生モノのマインドセットを構築できること」です。具体的には、次の4つの力が身につくと感じています。
1. 表面的な事象ではなく「前提」を捉える力
「何をするか(Do)」に終始するのでなく、CRAZYでは「どういう前提(Be)でそれを選んでいるか」を徹底的に問われます。 例えば、僕の学生時代のように「不安だから失敗しない道を選ぶ」という前提で10年経験を積むのと「自分ならできる」という前提で1年打席に立つのとでは、成長の角度が全く違います。新卒のうちからこの観点を鍛えられることは、物事に対峙するうえで非常に重要だと感じています。
2. 自らをアップデートし続ける力
CRAZYには、互いのスキルやマインドに本気でフィードバックをするカルチャーと仕組みがあります。「今、その選択は自分が大事にしたい生き方に則っているか?」と問いかけあう環境で、自分のエゴや恐れを直視しながら、仲間とともに理想の自分へと更新し続ける。このカルチャーと仕組みこそが、自己成長に直結します。
3. 逃げずに「本気で向き合い続ける」胆力
「正解」がない問いに対して、相手の可能性を信じ、自分の全存在をかけて向き合う。これは口で言うほど簡単ではありません。 CRAZYの仕事は、スキルで器用に立ち回ることがいい意味で求められません。泥臭く、真正面から人と、そして自分と向き合い続ける。このプロセスで磨かれる「逃げない胆力」は、小手先のテクニックでは決して手に入らない、リーダーシップやオーナーシップにつながります。
4.「ロマンとそろばん」を追い求める真のビジネス力
世の中ではよく「理想か、現実か」という二項対立が語られますが、CRAZYが追い求めているのはその両立です。「理想があるからこそ、成果に執着する。成果にこだわるからこそ、理想を形にし続けられる。」この、どちらも手放さない「高次元の両立」を、綺麗事ではなく泥臭く体現しにいく。この姿勢こそが、これからの時代に求められる真のビジネス力だと信じています。
スキルや知識は後からいくらでもインストールできます。でも、社会人1年目という真っ白な時期に、どのような土台を築くか。その選択が、人生の可能性を決めると僕は思っています。
─最後に、この記事を読んでいる読者へメッセージをお願いします。
足立:
「まずは力をつけてから」という言葉。かつての僕も、失敗を恐れる自分を納得させるために使っていました。
でも、僕がCRAZYに入って痛感したのは、どれだけ立派な武器を持っていても、それを使う「自分自身の可能性」を信じられていなければ、結局その力は最大限発揮されないということです。
もし今、あなたが「本当はもっとヒリヒリするような、本気の打席に立ちたい」と願っているのなら。その直感を信じてみませんか。
CRAZYには、あなたの可能性を、あなた以上に信じて背中を押し続ける仲間がいます。
あなたの本音に出会える日を、楽しみにしています!
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